ウェルシュコーギーペンブローク

人間の観察力が凄い!賢過ぎるウェルシュコーギーペンブロークの性格や性質とは?歴史や人気の毛色、子犬の安い地域は?

ウェルシュコーギーペンブローク

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短い手足ににっこりと笑ったような表情が愛くるしい、ウェルシュコーギーペンブローク。とても頭が良く人間をよく観察しています。賢過ぎてしつけが難しいといわれることもしばしば。そんなウェルシュコーギーペンブロークの性格や性質とは?子犬を飼うまでに知っておきたいウェルシュコーギーペンブロークの基本をご紹介します。

ウェルシュコーギーペンブロークってどんな犬?

ウェルシュコーギーペンブローク

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ウェルシュコーギーペンブロークの魅力

  • 短い手足で歩く姿やコロコロとした体つきが可愛い
  • 非常に頭が良く、飼い主に従順
  • 友好的で人が大好き、神経質でないため飼育環境の自由度が高い

ピンと立った大きな三角の耳に整った顔立ち、短い手足で歩く姿がなんとも可愛いウェルシュコーギーペンブローク。

牧羊犬であったウェルシュコーギーペンブロークは、常に人と共に時を歩んできた犬種であるため、人間に対しての興味関心が高く、信頼した飼い主には忠実に従います。頭が良く、人間のいうことをよく理解し、気持ちを察するのが上手なため、コミュニケーションをとるのも楽しいでしょう。

好奇心旺盛で友好的、愛嬌たっぷりのウェルシュコーギーペンブロークは、楽観的で神経質ではないため、子供のいる家庭や多頭飼い、大家族など、飼育環境の自由度が高いところも魅力です。

ウェルシュコーギーペンブロークの歴史

ウェルシュコーギーペンブロークの歴史は1107年頃までさかのぼります。日本では源義親や義家が活躍していた時代に存在していたという古い犬種です。

祖先犬については、フランスの機織り職人がイギリスに移住した際に持ち込んだという説と、1050年頃に度々イギリスを訪れていたヴァイキング(武装船団)の連れ犬「スウェーディッシュ・ヴァルフント」であるという説があります。
スウェーディッシュ・ヴァルフントは、ウェルシュコーギーペンブロークによく似た胴長短足の筋肉質な犬種です。

その成り立ちは未だ分かっていないことの多いウェルシュコーギーペンブロークですが、ヘンリー2世をはじめ、エリザベス女王やその息子のチャールズ皇太子と、英国王室で代々可愛がられていたことは知っている人も多いでしょう。

エリザベス女王に至っては、幼少期から常に愛犬のコーギーを横に連れていたほどの溺愛ぶりです。
牧羊犬からたちまちロイヤル・ドッグへと昇りつめたウェルシュコーギーペンブロークは、現在においても変わらず英国王室の象徴犬といえます。

主にヨーロッパ圏で人気のある犬種でしたが、日本国内においても愛らしい姿、表情、親しみやすい性格で人気を得ています。

ウェルシュコーギーペンブロークの性格・性質

<3つのポイント>

  • 外交的で友好的
  • 大胆で活動的
  • 機敏で学習能力が高く、賢い

持ち前の明るさや友好的な性格は周りに敵を作らず、多くの人に愛される素質を持っています。

牧羊犬としての歴史を持つウェルシュコーギーペンブロークは、とても活発でスタミナのある犬種です。身体能力が非常に高い犬種であることから、障害物をクリアしていくアジリティという競技などでも優秀な成績を収めている子が多くいます。
そのパワフルさは、牛や羊など自分よりも大きな家畜を追い回していたウェルシュコーギーペンブロークならではの生まれ持った素質です。

また機敏で学習能力が高く、とても賢いことでも有名なウェルシュコーギーペンブロークは、人を見極める力がかなり高いです。
飼い主に対しても「従うに値する人物であるかどうか」きちんと見極めているため、きちんと主従関係を築くには、犬種に関しての知識を持った、しつけの経験が豊富な人が向いているでしょう。

ウェルシュコーギーペンブロークの飼い方の注意

ウェルシュコーギーペンブローク

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ウェルシュコーギーペンブロークは短足であるため、地面からの熱を感じやすい犬種です。体を動かすことが大好きな分、夏場も外出することが多々あるかと思います。
暑さを心配するあまり運動時間を減らしてしまうと、スタミナが余ることでストレスを感じてしまうこともあるため、日中の散歩を避け熱中症を予防し、体調管理に注意しながら上手く散歩させてあげてください。
肥満になりやすい犬種でもあるため、運動不足の予防や食事管理は食欲旺盛なウェルシュコーギーペンブロークの健康を保つ上で重要です。おやつの与えすぎにも注意します。

子犬の頃はソファや階段からの落下、電気コードや飾り棚へのイタズラなど、活発で好奇心旺盛なウェルシュコーギーペンブロークは、怪我ややんちゃな行動にも注意しましょう。

ウェルシュコーギーペンブロークのお手入れ

ウェルシュコーギーペンブロークは、換毛期に下毛が抜ける2層の被毛が特徴のダブルコートの犬種のため、抜け毛がとても多いです。その量は部屋中がすぐに毛だらけになってしまう程。
やや硬い毛質で毛玉にはなりにくいものの、毎日のブラッシングがかかせません。

密集して生えているウェルシュコーギーペンブロークの被毛は、先が丸いピンブラシで抜け毛を取り除き、根元まで手が届くスリッカーブラシで毛流れを整え、毛の艶を出す獣毛ブラシで仕上げると美しい被毛を保つことができます。
また、月に1度はシャンプーをして清潔さをキープしましょう。

立ち耳で通気性がいいため、耳掃除は週に1回程で十分です。

ウェルシュコーギーペンブロークにまつわる噂

★噛み癖や吠え癖が凄いって本当?

ウェルシュコーギーペンブロークは、もともと牛や羊を相手に牧羊犬として活躍していた犬種です。吠えることや家畜のかかとを噛むことで群れを誘導していました。

その名残があってか、吠え癖や噛み癖があることは一般的です。子犬の頃からイケナイということを教えることで、無駄吠えや無駄噛みはなくなるでしょう。

★ウェルシュコーギーペンブロークは絶滅しかけたって本当?

ウェルシュコーギーペンブロークの尻尾は家畜に踏まれたり、引っ張られたりしないように、生まれてすぐに尾骨から断尾してしまいます。

現在では尻尾のあるウェルシュコーギーペンブロークも見かけますが、1800年代のイギリスでは尻尾を切らなくてはならない法律までありました。
2007年にはこの法律は廃止となりましたが、ウェルシュコーギーペンブロークの特徴でもあった短い尾がなくなったことで「ペンブロークらしくない」という不満が募り、ウェルシュコーギーペンブロークを繁殖する人が減ったといいます。

実はその時に絶滅の危機まで追い込まれているのですが、現在はその危機を逃れています。

★毛の長いウェルシュコーギーペンブロークがいるって本当?

ウェルシュコーギーペンブロークの毛は中くらいの長さが一般的ですが、ごく稀に長毛でふわふわの被毛を持った子が生まれてきます。
長毛のウェルシュコーギーペンブロークは「フラッフィー」と呼ばれ、国内でもまず見かけることがなくとても貴重です。
ふわふわの被毛が可愛いフラッフィーをどうしても飼いたいという方は、フラッフィーが一度でも生まれたことのあるブリーダーさんを訪ねてみるといいでしょう。

ウェルシュコーギーペンブロークをお迎えしよう!

ウェルシュコーギーペンブローク

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ウェルシュコーギーペンブロークの基礎データ

ウェルシュコーギーペンブロークの大きさ体高25~30㎝
ウェルシュコーギーペンブロークの体重9~12kg
平均寿命12~15年
原産国イギリス

ウェルシュコーギーペンブロークの人気カラー

  • レッド
  • セーブル(薄茶色)
  • ブラック&タン(ブラックに赤褐色の斑)
  • フォーン(黄金色)

ジャパンケネルクラブ(日本において犬種の登録や血統書の発行を行う団体)では単色が認められていますが、頭部、前顔部、足、胸、脛に白斑があっても良いとされています。ホワイトが混ざった毛色は街中でもよく見かけますよね。

赤や茶系の毛色が多いウェルシュコーギーペンブロークの中でも、金髪や小麦色などとも例えられる、「フォーン」という黄金色の毛色は日本国内でも少なく珍しいとされています。ウェルシュコーギーペンブロークの優しい表情や明るい性格がより引き立つ毛色です

また、ブラックの被毛をベースに赤褐色の斑が入るブラック&タンは、マロ眉のようなマーキングが可愛らしい毛色です。
ブラック&タンの中には頭部が黒い「ブラックヘッド」や、生まれた頃は黒いが成犬になるにつれて頭部の毛色が黒でなくなるという「レッドヘッド」の子もいます。

ベースの毛色は4色と限られますが、マーキングの微妙な違いやヘッドの毛色などを踏まえると、とてもユニークで個性的な毛色を持つ犬種です。

ミックス犬ってどう?

純血種に他の犬種を交配させることで生まれるミックス犬は、生まれてくる子犬の風貌や性格を完璧に予測できないところが楽しみであり、魅力のひとつでもあります。
「もっとこんな性格だったらな~」「こんな毛色、毛質だったらもっと可愛いかも」など、愛する犬種へのさらなる“期待”を込めることができるのがミックス犬です。

ドーギー

ウェルシュコーギーペンブローク×ダックスフンド
コーギーの愛犬家としても有名な、エリザベス女王が繁殖に力を入れていたという「ドーギー」。女王の妹の愛犬であった、ダックスフンドとの交配により生まれたロイヤルドッグです。
威勢の良い三角の耳としっかりとした体格はコーギーを受け継ぎ、顔つきはダックスフンドの優しく凛とした表情を受け継いでいます。とても賢く利口で、飼い主に従順なミックス犬です。

ビーギー

ウェルシュコーギーペンブローク×ビーグル
ウェルシュコーギーペンブロークに似て活発でやんちゃ、社交的で愛嬌のあるビーグルとのミックス犬は、性格・外見ともに抜群といわれています。
両犬種の明るく友好的な性格はそのままに、ビーグルの特徴である大きな垂れ耳を受け継ぐ子が多く、整った顔立ちのウェルシュコーギーペンブロークのルックスにやや甘さを加えたのがビーギーで、コロンとしたぬいぐるみのような風貌が人気です。

ポメコギ

ウェルシュコーギーペンブローク×ポメラニアン
胴長短足の体と三角の大きな耳、短い尻尾といったウェルシュコーギーペンブロークならではの特徴を受け継ぐことが多いポメコギ。顔立ちや毛質、毛色、サイズなどはポメラニアン寄りになることが多いようです。
ウェルシュコーギーペンブロークの賢さや明るさは健在で、ポメラニアンの遊び好きで甘え上手な一面を受け継ぎ、より飼い主に従順な性格の子が多いそう。
比率は半々ではなく、ポメラニアンとウェルシュコーギーペンブローク、どちらかのチャームポイントが強くでるところが特徴のミックス犬です。

コギプー

ウェルシュコーギーペンブローク×トイプードル
ウェルシュコーギーペンブロークの胴長短足なボディを受け継ぎ、トイプードルのカールしたふわふわの被毛を身に纏う子が多いというコギプー。
顔立ちはトイプードルの“困り顔”を受け継ぐ子が多く、比較的美人系の顔立ちであるウェルシュコーギーペンブロークを、可愛らしく幼くしたようなお顔が印象的です。
しつけがしやすいといわれるトイプードルとのミックスですので、性格に難がある子は少なく、活発で明るく、愛嬌たっぷりの性格をしています。

ウェルシュコーギーペンブロークのその他の特徴

ウェルシュコーギーペンブローク

photo by モロ

ウェルシュコーギーには、「ペンブローク」と「カーディガン」という外見がよく似た2種類の犬種がいることをご存知でしょうか。

元々は同じ犬種として扱われていましたが、大きさの違いや尻尾の有無などから同じ定義を述べることが難しいとされ、別の犬種として扱われるようになりました。

どちらも原産国はイギリスで、カーディガンの方が古い歴史があるといわれています。

日本国内での認知度はウェルシュコーギーペンブロークの方が高く、これからコーギーを飼いたいと思っている方も、きっとウェルシュコーギーペンブロークをチェックしていることと思います。

子犬を選ぶときは体つきががっちりとして、動きなどから力強さを感じられる子がおすすめです。

女の子と男の子、どちらが人気?

女の子・・・46%、男の子・・・54%

ブリーダーナビの犬種別検索数より

ウェルシュコーギーペンブロークは男の子の方がやや人気があります。
ウェルシュコーギーペンブロークの男の子はとにかく「元気」「やんちゃ」といった性格の子が多いようで、元々活動的で好奇心旺盛なウェルシュコーギーペンブロークの性格をさらに引き立てています。玩具遊びや散歩もとことん楽しめそうですね。

女の子は男の子に比べて独立心が高いため、落ち着きがあり知的な印象です。マンションやアパート、集合住宅などでは、落ち着きのある女の子の方が飼いやすいかもしれません。

ブリーダーからお迎え!ウェルシュコーギーペンブロークが安い地域ベスト3

1位埼玉県15万2844円
2位大阪府15万4000円
3位静岡県16万円
全国平均20万2170円

ブリーダーナビしらべ

全国の平均価格に比べ、トップ3の県では約4~5万円も安く子犬を買うことができます。関東、近畿、中部と、地域に大きな偏りはないため、北から南までさまざまな地域の人が、安い県での子犬の購入を検討しやすいでしょう。

ウェルシュコーギーペンブロークはペットショップでも見られる人気の犬種ではありますが、健康状態や血統、飼育環境などを踏まえても、その犬種のプロであるブリーダーの手元で育った子犬を直接購入するのが最も安心です。