ワイマラナー

透明感がある美しい被毛の持ち主「ワイマラナー」ってどんな犬?人気のカラーや性別は?安くお迎えできる地域はあるの?

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ミステリアスな雰囲気と透き通るような美しい被毛を持った「ワイマラナー」。日本では聞きなじみのない犬種ですが、その端正なルックスと利口さで海外の人々から絶大な支持を受けています。ここでは、そんなワイマラナーの歴史や魅力などをご紹介いたします。

ワイマラナーってどんな犬?

ワイマラナー

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ワイマラナーの魅力とは

  • 圧倒的な存在感を放つ優美なルックス
  • 利口でしつけしやすい
  • 身体能力が高い

ワイマラナー最大の魅力といえば、やはりグレーやシルバーの美しい被毛でしょう。太陽の光に当たると宝石のように美しく輝き、他の犬種とは一味違うオーラを放ちます。また、目の色も非常に独特で、青みがかったグレーをしています。その上品かつ優雅なルックスは、一度見ると忘れられないほど強烈な印象を残していきます。

そんなワイマラナーは、とても利口な犬種です。自分で物事を判断する力もありますし、知識の飲み込みも早いため、ワンちゃんを初めて飼う方でもスムーズにしつけを行えるでしょう。また、昔から人間のパートナーとして生活してきた犬種ですので、とても従順な性格をしています。特に信頼できる飼い主の指示には、素直に従ってくれます。

ワイマラナーの魅力はこれだけではありません。身体能力が高く、一緒にスポーツやアウトドアを楽しめることも大きな魅力です。このワイマラナーには引き締まった筋肉が付いており、それをバネのように動かして軽やかな動きを見せてくれます。また、足元が不安定な山道でも簡単に歩いていくことができ、アウトドアのお供にピッタリです。

ワイマラナーの歴史

ワイマラナー

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ドイツ生まれのワイマラナーは非常に長い歴史を持っているため、未だに解明されていないことが多いです。それゆえ起源については様々な説が上がっていますが、リアム・ハウンド(のちのブラッドハウンド)が祖先犬なのではないかという説が濃厚だとされています。また、ワイマラナーは1830年代にはすでに存在していたとされ、ワイマール宮廷で飼育されていたとの話もあります。

そんなワイマラナーは当時ペットとしてはもちろん、狩猟犬としても人気がありました。高い身体能力を活かし、多目的のハンティングドッグとして活躍していたそうです。その後ワイマラナーは、狩猟犬として優秀だと言われていたポインターやセターと異種交配されるようになります。

しばらくは異種交配が続けられましたが、1890年頃には他の犬種との交配をストップし、繁殖計画にのっとってワイマラナーを作出するようになりました。そして、20世紀へ入る頃には短毛だけでなく、長毛のワイマラナーも誕生。長毛種は非常にエレガントなルックスをしており、今でも高い人気を誇ります。

同時期にワイマラナーは海外へと進出し、アメリカでは人気犬種の仲間入りを果たしています。ただ、日本ではまだまだ知名度の低い犬種で、日本最大級の畜犬団体「ジャパンケネルクラブ」の調査によると、現在国内で飼育されているワイマラナーはたった163頭しかいないそうです。(2018年現在)それゆえ、ペットショップにはほとんど出回らず、お迎えはブリーダーからに限定されるでしょう。

ワイマラナーの性格・性質

<3つのポイント>

  • 愛情深い
  • 勇敢
  • やや頑固

ワイマラナーは非常に愛情深い性格をしており、一緒に暮らす家族や飼い主には献身的に尽くしてくれます。この犬種はとにかく家族が大好きなため、長時間ひとりぼっちになる留守番は苦手です。たった2~3時間家族と離れただけでも大きな不安を抱えてしまいますので、できるだけ一緒にいる時間を作るようにしましょう。

また、ワイマラナーには勇敢な性格が備わっています。もし大切な飼い主が襲われていたら、どんな相手であっても勇敢に立ち向かっていきますので、番犬としては非常に優秀な犬種だと言えます。

そんなワイマラナーには、やや頑固な一面があります。基本的には従順な性格をしていますが、自分が嫌だと思ったことには決して従いません。力づくで従わせようとすると余計に動こうとしませんので、頑固モードが発動した際はワイマラナーが動き出すまで気長に待ちましょう。

ワイマラナーのお手入れ

ワイマラナーは短毛ですので、ブラッシングは週に2~3回ほどが理想です。ただ、春や秋にやってくる毛の生え変わり時期には大量の抜け毛が発生しますので、その時期のみ毎日ブラッシングを行いましょう。抜けるべき毛が抜けずに放置されていると皮膚疾患にかかる恐れがありますので、忘れないようにしてくださいね。

なお、長毛の子を飼育する場合は毎日のブラッシングが必須です。手入れを怠ってしまうと毛が絡まり、体の至るところに毛玉ができてしまいますので、注意しましょう。

また、ワイマラナーは垂れ耳ですので、週に2回ほどの耳掃除が欠かせません。この垂れ耳は通気性が悪くニオイや汚れが溜まりやすい環境になっているため、耳の病気にかかるリスクが高いのです。病気を未然に防ぐためにも、定期的な耳掃除は必ず行いましょう。

ワイマラナーの飼い方の注意点

ワイマラナー

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ワイマラナーは元々狩猟犬として活躍していた活発な犬種ですので、多くの運動量を必要とします。そのため、1~2時間ほどの散歩を毎日2回行いましょう。ただ、若い時期は体力が有り余っており、2時間散歩に行っても運動量が足りない場合があります。

その際はドッグランや広い公園に行って、自由に遊ばせてあげましょう。思う存分走らせることで、しっかりと体力を消費させることができます。もし体力が十分に発散されていないと、大きなストレスに繋がってしまうため、運動時間は必ず確保しましょう。

また、ワイマラナーは体に多くの脂肪を蓄えていないため、寒さに弱いです。そのため、冬場は暖かい室内で飼育してあげましょう。特に寒さが厳しい東北地方で飼育する際は、温度管理に注意してください。もしワイマラナーの体が震えていたら、洋服を着せて防寒対策をしてあげましょう。

ワイマラナーにまつわる噂

★ワイマラナーは警戒心が強いって本当?

ワイマラナーは警戒心の強い性格をしているため、家族以外のワンちゃんや人とは距離を置きます。特に初対面の相手に対しては強い警戒心を抱き、飼い主の後ろから様子を伺う姿も珍しくありません。

また、ワイマラナー自身フレンドリーな性格ではないため、グイグイと距離感を詰めてくる相手に対して攻撃的になってしまうこともあります。そのため、知らないワンちゃんや人と接触する際は、愛犬の様子を注意深く観察しておきましょう。

★ワイマラナーは自立心の強い犬種って本当?

ワイマラナーは自立心が強く、なんでも自分で判断して行動することができます。とても利口ではありますが、飼い主の指示を待たず勝手に行動を起こすことも多く、知らないうちに門を空けて外へ出ていたなんて話もあるのです。そのため、ワイマラナーの行動から目を離さないようにしてくださいね。

★ワイマラナーは分離不安になりやすいって本当?

ワイマラナーは家族が大好きで、ひとりぼっちになることが苦手な犬種です。それゆえ、一人にされる時間が多いと「分離不安」になる恐れがあります。分離不安とは、飼い主がいないことによる不安から様々な症状が現れる“心の病気”です。症状の例としては、声が枯れるまで鳴き続ける、血が出るほどしっぽを噛む、足を舐め続けるなどが挙げられます。

この分離不安はワイマラナーのような甘えん坊の犬種がなりやすいとされ、改善には長い期間を要するようです。また、飼い主だけで分離不安を改善することは難しいため、問題行動を専門にしているドッグトレーナや獣医師に相談する必要があります。

ワイマラナーをお迎えしよう!

ワイマラナー

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ワイマラナーの基本データ

ワイマラナーの大きさ56~69cm
ワイマラナーの体重25~41kg
平均寿命12~13年
原産国ドイツ

ワイマラナーのカラー

  • シルバー
  • マウスグレー
  • ノロジカ

ワイマラナーのカラーは基本的にグレーベースとなっており、一見どれも同じように見えます。しかし、よく見てみると少しずつ違いがあるのです。

まず、シルバーはやや明るめのグレーをしています。3色の中では最も透明感があり、神々しさすら感じられます。

一方マウスグレーは、深みのある暗いグレーをしています。名前にもある通りネズミのようなカラーをしており、とてもクールで凛とした印象を受けます。

そして、あまり聞きなじみのないノロジカというカラーは、少し赤みがかったグレーの被毛を持ちます。赤が入ることで、先ほど紹介した2色とは違った優しげな雰囲気が漂います。

女の子と男の子どちらが人気?

女の子・・・48% 男の子・・・52%

ブリーダーナビの犬種別検索数より

ワイマラナーは性別による人気の差がほとんどありません。そのため、どちらを選ぶかは飼い主の好みとなります。一般的に女の子は優しい顔つきが多く、男の子はキリっとした凛々しい顔の子が多いと言われています。

ブリーダーからお迎え!ワイマラナーの子犬が安い地域トップ3

ワイマラナー

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1位奈良県23万2761円
2位
3位
全国平均23万2762円

ブリーダーナビしらべ

ワイマラナーをお迎えする際はブリーダーをおすすめします。
ただ、ワイマラナーのブリーディングをしている方が少ないため、お迎えする場所はかなり限られるでしょう。その中でも奈良県のブリーダーは、全国平均価格より若干安い価格でお迎えができます。少しでも安くお迎えしたいと考えている方は、奈良県のブリーダーを訪ねてみてはいかがでしょうか。