トイプードル

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抜け毛はほとんどない?毛色・被毛の特徴・お手入れ方法は?

室内飼いするとなると、抜け毛の掃除やお手入れが大変ですよね。しかし、トイプードルは抜け毛がほとんどないことでも人気があります。トイプードルはなぜ毛が抜けないのか、気になる被毛の特徴や毛色の種類、お手入れについても確認していきましょう。

種類豊富なトイプードルの毛色

トイプードルの毛色は綺麗な一色毛を理想とします。また、同色内でも濃淡があるのが特徴です。

国内でも人気の高いレッド、アプリコット、ブラウンの他に、ブラック、ホワイト、ブルー、グレー、シルバー、クリームなど毛色は種類豊富です。ブラウンを薄くしたカフェオレなどもあり、毛色選びに迷ってしまいますね。

シングルコート&巻き毛で抜け毛が少ない!

トイプードルは毛の生え変わりがないシングルコートのため、ダブルコートの犬種に比べれば、抜け毛の量はとても少ないです。
ただ、全く抜けないという訳ではなく、ダブルコートの犬種と同様に、季節の変わり目には通常よりも少し抜け毛が増えます。

また、トイプードルの特徴でもある巻き毛により、毛が抜けても床に落ちないのが特徴です。掃除は楽ですが、抜け毛は被毛に絡まり、放っておくと毛玉や皮膚トラブルの原因になってしまうため注意しましょう。

基本的には抜け毛の少ないトイプードルですが、子犬から成犬の被毛に生え変わる8ヵ月~1歳頃は抜け毛が増えます。その他、抜け毛が異常に多いときなどは病気の可能性もあるため、獣医師に診てもらいましょう。

抜け毛対策には適切なブラッシングとシャンプーを!

トイプードルはほとんど毛が抜けないとはいえ、抜け毛対策はきちんと行う必要があります。毎日の丁寧なブラッシングで、巻き毛に絡まった死毛を取り除いてあげましょう。

毛が絡まりやすく毛玉になりやすいトイプードルには、スリッカーブラシの使用がおすすめです。耳の下や脇の下など、毛玉になりやすいところはより丁寧にブラッシングします。皮膚を傷つけないように、力を入れ過ぎないように注意しましょう。

また、適度なシャンプーも抜け毛や皮膚トラブル対策に効果的です。月に1~2回を目安にシャンプーをしてあげましょう。シャンプー前にも必ずブラッシングで毛並みを整えることが大切です。

トリミングも楽しみのひとつ!カットの頻度や人気のスタイルは?

トリミングはおしゃれを楽しむだけでなく、皮膚や被毛の健康状態を確認するためにも大切なことです。毛が伸び続けるトイプードルは、月1回を目安にカットしてあげましょう。

丸みをつけたテディベアカット(耳短め、耳長めでかわいくもカッコよくもなる)や、豊富な被毛を活かしたユニークなアフロカット、顔や足先の毛を刈ることで子羊のようになるラムカット(ラムクリップ)、クールなモヒカンカット、頭頂の毛を伸ばして結んだトップノットなどカットの種類はさまざま。
まるでパンツをはいているかのようにお尻の毛をボリューミーに整えた、かわいいおパンツカットなど、遊び心のあるスタイルも人気です。

自宅でのカットも可能ですが、皮膚を傷つけてしまうこともあり危険が多いため、基本的にはトリマーに任せるのが安心です。足や顔など、ちょっとしたカットは自分で行うのもいいでしょう。

トイプードルに必要な日頃のケアは?目や耳掃除・歯磨き・爪切りについて

トイプードル

photo by FROGGYTUFF

トイプードルを飼う際は、ブラッシングやシャンプーといった基本的なケア以外にも、日頃から定期的に行うケアがいくつかあります。健康維持に必要なケア方法や頻度を確認しておきましょう。

こまめな目のケアでかわいさと目の健康を維持しよう

目の周りにもふさふさと毛が生えているトイプードルは、涙や目やにを放っておくと、汚れの成分で皮膚が変色してしまう涙やけになってしまいます。
特に薄い毛色の子は涙やけが目立つため、せっかくのかわいい顔が台無しです。涙やけ専用のローションとコットンを使い、汚れをこまめに拭き取ってあげましょう。

トイプードルは耳の病気にかかりやすいため耳掃除が重要

トイプードルは垂れ耳で蒸れやすく汚れが溜まりやすいため、週に1~2回耳掃除を行いましょう。まずは、イヤークリーナー、綿棒、脱脂綿を用意します。
綿棒に脱脂綿を巻き付け、イヤークリーナーを付けます。自然と外に出てきた耳垢をふき取りましょう。綿棒を奥まで入れ過ぎないことが大切です。

また、通気性を上げるために耳の毛を抜きますが、その際カンシがあると便利です。ただ、皮膚を傷つけてしまうと危険なので、はじめの頃はトリマーに依頼して耳の毛を抜いてもらいましょう。

月に1回は爪切りを必ず!血管に注意

頻繁に散歩に行くと、ある程度はアスファルトで爪が削れていきますが、月に1回は必ず爪切りをしてあげましょう。伸びすぎると肉球に爪が刺さるなど怪我の原因になります。

歩く際に爪が床に当たる音がしてきたら、カットのサインです。犬用の爪切りとやすりを使って山型に整えましょう。
また、爪には血管が通っているため、万が一出血したときに備えて止血剤があると安心です。はじめてで不安な場合は、トリマーや獣医師に依頼してもいいでしょう。

歯磨きは少しずつ慣れていこう!歯周病や歯槽膿漏の予防にも!

口が小さいトイプードルは口内に汚れが溜まりやすく歯石になる原因になってしまうため、できれば毎日歯磨きができると良いですが、3日に1回は必ず、少なくとも週に1回は行うようにしましょう。

子犬の頃から口周りを触られることに慣れてもらい、ガーゼを指に巻き付けて歯磨きの練習をはじめます。少しずつ歯ブラシにも慣れてもらいましょう。嫌がるときは無理をしないこと。トラウマにならないように少しずつマスターしていくといいですね。

トイプードルがかかりやすい11の病気

トイプードルは比較的長生きする犬種としても有名ですが、健康を維持するためには病気の早期発見や治療が重要です。少しの変化や異常にいち早く気づくためにも、トイプードルがかかりやすい病気についての知識を備えておきましょう。

小型犬が注意したい関節疾患

膝蓋骨脱臼

後肢にある膝のお皿のような骨が、正常な位置からずれてしまう関節疾患で、トイプードルのような小型犬は、内側に脱臼することが多いです。

無症状なものから歩行困難なものまで症状はさまざま。日頃から肥満や過度な運動を避け、足や関節に負担がかからないようにすることが大切です。
一時的に症状を緩和する治療法もありますが、根本的な治療は外科手術となります。

レッグペルテス

後肢にある大腿骨頭への血液供給量が減り、骨頭が壊死してしまいます。発症の原因は不明ですが、特に1歳以下の小型犬は注意が必要といわれています。

痛みが強く、壊死した患肢は地に着くのも困難で、脚を上げたままにすることが多くなります。
進行度によって内科的治療も行えますが、ほとんどの場合が外科手術を行います。
予防が困難な病気のため、異常にいち早く気づくことが重要です。

プードルに多く見られる目の病気

流涙症

角膜や結膜を潤す涙の通り道である涙管が塞がってしまい、涙が目から溢れ出てしまう病気です。特にプードルやマルチーズに多く見られます。

涙が溢れ、涙やけを起こしているときは早めに診てもらいましょう。遺伝が関係していることもある先天的なものと後天的なものがあり、どちらも早期発見・治療が重要です。
発症後は涙菅の洗浄や、併発して起こっている基礎疾患を治療していきます。

進行性網膜萎縮症

目の奥にある網膜という組織が進行性に変性し、視力低下から失明にまで至る遺伝性疾患です。進行に伴い視界が悪くなって動きが鈍くなりますが、初期の段階では暗いところを嫌がったり、物にぶつかったりします。進行すると瞳孔が開き、キラキラとして見えることからビー玉のような瞳と例えられることもあります。

遺伝性疾患のため予防は困難ですが、選択繁殖により遺伝しないようにすることがひとつの予防策です。
発症後は進行を遅らせるための治療を行いますが、確定的な治療法は見つかっておらず、失明してしまいます。

垂れ耳の犬種に多い「外耳炎」

湿気、細菌、耳ダニ、寄生虫、アレルギーなどが原因となり、痒み、痛み、赤み、耳垢、悪臭などを伴う病気です。

治療が遅れると慢性化するため早期発見・治療が重要となります。耳を掻いたり、頻繁に首を傾けたりしているときは早めに診てもらいましょう。

普段から正しいお手入れで清潔に保つことが一番の予防となり、発症後は洗浄、点耳薬、駆虫薬などで治療を行います。

抜け毛や赤みなど皮膚病のサインに注意

アトピー性皮膚炎

カビ、ハウスダスト、花粉などのアレルゲンが接触することで発症します。
6ヵ月~3歳の間に発症することが多く、遺伝的な要因があるようです。

主に痒みを伴うため、しきりに体を舐めたり、掻いたりしているときは早めに診てもらいましょう。完全な予防は難しく、発症後のスキンケアや環境整備が重要です。
アレルゲンの除去や投薬などで痒みをコントロールすることで治療を行っていきます。

膿皮症

細菌感染が主な原因で発症する皮膚の化膿性病変です。その他にも、内分泌疾患やアレルギー、免疫不全、栄養失調、腫瘍、外部寄生虫などの基礎疾患が原因となることもあります。

赤み、かゆみ、フケ、脱毛、発疹などが全身の皮膚に見られる病気ですが、特に脇や顔、内股や指の間などに多く出るようです。

日頃から皮膚や環境を清潔に保ち、細菌の繁殖を防ぐことが予防になります。
膿皮症は抗生物質の投与で治療を行いますが、基礎疾患がある場合はその治療も必要です。

中高齢犬に多い「クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)」

体のさまざまな働きを担うコルチゾールというホルモンが過剰に分泌される病気です。

最も多い発症原因は、脳にある内分泌器官が腫瘍化などで異常を起こすこととされており、その他にもコルチゾールを分泌する副腎の腫瘍化、治療のために副腎皮質ホルモン剤を長期かつ、多量に投与したことが原因となることもあります。

食欲異常、多飲多尿、肥満、腹部膨満、皮膚が薄くなる、対照的な脱毛、皮膚の変色、筋力低下、嗜眠といった症状が見られます。

行動異常や水を飲む量、尿の回数などを日頃からチェックし、定期健診を行うなどして早期発見に努めましょう。
症状に応じて内科的治療や外科治療が行われます。

注意したい遺伝性疾患「フォンビルブランド病(偽血友病)」

止血機能に関与する因子の異常が原因で起こる遺伝性疾患です。この病気は、フォンビルブランド因子の「1.量の低下」「2.質の異常」「3.完全に欠如」の3タイプに分類されます。

1と2は無症状のことがほとんどですが、抜歯、出産、手術、外傷時の過度な出血や、鼻や歯肉などの粘膜からの出血、皮下出血、血尿、消化器からの出血などが起こることもあります。

病気そのものを改善する治療法はなく、選択的繁殖によりこの病気を持つ子を繁殖させないことが一番の予防策です。また、発症する可能性のある子は、外傷や手術などで万が一過剰出血が起こったときに備えて、かかりつけの獣医師と止血時間や対策を相談しておくことが大切です。遺伝子検査も行っておくと安心でしょう。

ストレスや悪環境も発症の引き金となる「てんかん」

意識障害や発作的に繰り返される全身性のけいれんを主な症状とします。6ヵ月~3歳の間にはじめて発症することが多いようです。

遺伝的もしくは原因不明のもの、脳疾患の経過中に起こるもの、検査上では原因が分からない潜因性てんかんなど、タイプはさまざま。

全身性のけいれんや、部分的なけいれん、落ち着きが無くなる、よだれが出る、手足をバタバタさせる、意識を失う、のけぞる、尻尾を追いかける、口をクチャクチャさせるなど、発作の症状もいろいろあります。

発作の原因が分かっている場合はその治療を行い、原因が分からない場合はてんかんの発作を抑えたり、起こりにくくしたりする薬を用います。
完全に防ぐことが困難な病気のため、早期発見・治療が必要です。また、ストレスや天候といった環境の影響もあるとされているため、精神的に負担をかけないことも重要です。

小型の老犬が注意したい心臓病「僧帽弁閉鎖不全症」

左心室と左心房の間で開閉を繰り返している僧帽弁が、何らかの原因で変性して閉鎖不全を起こすことで、血液が逆流して循環不全を引き起こす心臓病です。

初期では症状がほとんどなく、進行すると運動を嫌がる、ゼーゼーと咳をする、興奮時に倒れるといった症状が見られます。重度の場合は呼吸困難や舌が紫になるチアノーゼなどを起こし、死に至ることもある病気です。

日頃から肥満や塩分の高い食事に気を付け心臓への負担を減らす他、定期的な健康診断にて早期発見に努めることが大切です。
進行度にもよりますが、治療法は心臓への負担を減らすための投薬が基本となります。

トイプードルのミックス犬は何種類?容姿は?

トイプードルはミックス犬の種類も豊富で、数多くの人気犬種とミックスされています。
個々では代表的なミックス犬の特徴を見ていきましょう。

チワプー(トイプードル×チワワ)

よく吠えるチワワの性格をマイルドにし、容姿も性格もトイプードル寄りの子が多く誕生するというチワプー。チワワならではの大きな瞳や、アップルヘッドを受け継ぐことも多いようです。

ポメプー(トイプードル×ポメラニアン)

ポメラニアンの明るく元気な性格と、真ん丸の顔や瞳を受け継ぐ子が多いようです。

シープー(トイプードル×シーズー)

シーズーとミックスすることで、トイプードルには見ないストレートヘアの子が生まれることもあります。シーズーの愛らしい「鼻ぺちゃ」を受け継ぐ子もいるようです。

ヨープー(トイプードル×ヨークシャーテリア)

宝石と言われるヨークシャーテリアの被毛や、顔つきに寄る子が多いようです。トイプードルは垂れ耳ですが、ヨークシャーテリアは立ち耳のため、耳の形がどうなるかも楽しみのひとつです。

マルプー(トイプードル×マルチーズ)

毛が抜けない犬種同士のミックスのため、お手入れも楽だといいます。容姿はトイプードルに寄る子が多いですが、マルチーズのシルクのような毛質を受け継ぐ子もいるようです。

トイプードルをブリーダーから購入した場合の価格は?

トイプードルの子犬が安い地域ランキングベスト3

1位岐阜県15万4609円
2位山口県15万6507円
3位高知県16万2877円
全国平均24万4115円

ブリーダーナビしらべ
※執筆時のデータのため最新状況と異なる場合もございます

ブリーダーからお迎えするメリット

①健康的で社交性の高い子犬を迎えやすい

十分に衛生管理がなされているブリーダーのもとで生まれ育った健康的な子犬を探すことができます。また、他にも子犬がいる環境で生まれ育っているため、社会性が身に付いた状態で迎えやすくなります。さらに、基本的なしつけを受けている他、適切な血統管理がなされているケースが多いです。

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子犬の見学を通してブリーダーの顔がわかり、信頼関係を築くことができます。子犬の購入後も分からないことがあれば質問しやすくなり、安心してサポートを受けられます。

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※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。