チベタンテリア

チベタンテリアはテリア種じゃない?性格・飼い方・病気などをご紹介

飾り毛でエレガントな雰囲気のあるチベタンテリアは、その名の通りチベット原産の犬種ですが、実はテリア種ではありません。歴史も古く、現在では希少な犬種となっています。そんなチベタンテリアについて、性格や飼い方などをご紹介します。

チベタンテリア

photo by Antranias

チベタンテリアの基本データ

チベタンテリアの大きさ36~41cm
チベタンテリアの体重8~14kg
平均寿命10年以上
原産国チベット

“幸福を招く犬”として大切にされたチベタンテリアの歴史

チベタンテリアは歴史が古く、2000年前から存在していたといわれています。ですが起源は定かではありません。犬名にテリアと入っていますがテリア種ではなく、テリアと同じサイズだったために名付けられました。

チベットのラマ教の寺院で「幸福を招く犬」として大切にされており、チベタンテリアを手放すと幸せも逃げると考えられていたようです。そのため、長い間チベットから出ることがありませんでした。

チベタンテリアが世界に知られるきっかけとなったのは、インドの医者へ贈ったチベタンテリアです。命を救ったお礼としてチベタンテリアが贈られ、イギリスに持ち帰ったことで1920年頃から広まっていきました。

優しく愛情深いチベタンテリアの性格

名前にテリアと入っているので興奮しやすいなどのテリア気質をイメージするかもしれませんが、テリア種ではないので優しく愛嬌のある性格をしています。

飼い主を喜ばせることが大好きで、家庭犬向きの犬種です。子どもにもよく懐くので子どもがいる家庭にも向いているでしょう。

ただ、警戒心があり、知らない人やワンちゃんに吠えることもあるようです。子犬の頃からさまざまなものに触れさせて警戒心を和らげてあげましょう。

チベタンテリアの飼い方としつけのポイント

比較的体が小さいチベタンテリアですが、運動量は多めです。好奇心旺盛な性格をしているので、ゲームを取り入れて遊んだりしつけをしたりすると良いでしょう。ここでは、チベタンテリアの飼育方法やしつけのポイントなどご紹介します。

十分な運動が必要!飼育は室内で

チベタンテリアは小柄な体格をしているものの活発で、運動量は豊富です。散歩は1日に30分程度を2回行いましょう。運動量が不足しているとストレスで攻撃的になったり肥満の原因になったりします。

散歩だけではなく、ボール遊びやドッグスポーツを取り入れるとチベタンテリアの好奇心を満たすことができますよ。

また、飼育は室内がおすすめです。活発ではありますが、室内で飼い主と一緒に落ち着いて過ごすことも好むので、ゆっくりする時間も作ってあげると良いでしょう。自由に動き回れるように、室内と庭が行き来できる環境であるとより理想的です。

子犬のころから主従関係を築き、褒めて伸ばす

チベタンテリアは人懐っこい性格をしているので、個体によってさまざまですが比較的にしつけは入りやすい犬種です。

とはいえ、しっかりと主従関係を築けていなければしつけをしても覚えてくれません。甘やかすばかりではなく、子犬の頃から飼い主をリーダーであることを理解させる必要があります。

チベタンテリアは飼い主が喜ぶ姿を好むので、しつけをする際は褒めて伸ばすようにしましょう。繊細な性格でもあるので、強く怒ることは避けてください。

毛色は何種類?お手入れ方法は?

多彩な毛色も魅力

  • ホワイト
  • ゴールデン
  • クリーム
  • グレー
  • スモーク
  • ブラック
  • パーティカラー
  • トライカラー

チベタンテリアの毛色はホワイトやブラック、トライカラーなど、上記のようにさまざまな種類があります。チョコレートまたはレバー以外であれば何色でも許容されるようです。

定期的なブラッシングとトリミングを

気品を醸し出しているチベタンテリアの被毛を綺麗に保つにはこまめなケアが必要です。長い被毛は毛玉になりやすいので、できるだけ毎日ブラッシングをしましょう。放っておくと皮膚炎を発症する恐れがあります。

また、被毛は伸び続けるので定期的にトリミングもしなければなりません。被毛が目に入って角膜炎などの眼疾患の原因となるので、カットもしくはリボンで結ぶことも大切です。

かかりやすい病気(目・血液・関節)

チベタンテリア

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チベタンテリアは命の危険に及ぶ病気を発症しやすいとはいわれていませんが、目の病気にかかりやすい傾向があります。その他、関節疾患にも気を付けてください。ここではどんな病気にかかりやすいのか確認し、もしものときに備えましょう。

目の病気

進行性網膜萎縮症

網膜に異常が起き、変性することで視力が少しずつ低下し最終的に失明する病気です。初期段階ではぶつかるなどの行動がみられ、進行するにつれて視覚が低下していきます。

遺伝性疾患なので予防することは難しいと考えられます。遺伝子変異を持っているか検査を行い、遺伝子変異を持たないワンちゃんを繁殖させることが対策となります。

完治させる治療法は見つかっておらず、点眼薬や内服薬などで発症を遅らせる方法が取られます。

二重睫毛症

正常のまつ毛の位置より内側に生えていることで角膜を刺激し、充血や角膜炎を引き起こします。

生まれつきのものなので予防は難しいです。ワンちゃんの目に異常が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

角膜を刺激しているまつ毛を排除することで症状が治まります。まつ毛の刺激によって角膜に異常が起きている場合は、その治療も行われます。

関節の病気

膝蓋骨脱臼

滑車溝にはまっている膝蓋骨が外れてしまい、ひざの曲げ伸ばし時に痛みや炎症が起きる病気です。通称、パテラとも呼ばれています。症状は無症状から歩行困難まで4段階に分けられます。

原因は生まれつき滑車溝が浅いなどの形態異常がある場合と、ケガや栄養障害などによって後天的に起こる場合があります。

予防は関節に負担をかけないことです。体重管理を行うほか、滑りやすいフローリングなどには絨毯を敷くなど対策しましょう。

鎮痛剤などで症状を和らげる方法が取られる場合がありますが、根本的に治療するとなると手術が必要になります。

チベタンテリアをブリーダーからお迎えしよう!

チベタンテリア

photo by Antranias

ブリーダーからお迎えするメリット

①健康的で社交性の高い子犬を迎えやすい

十分に衛生管理がなされているブリーダーのもとで生まれ育った健康的な子犬を探すことができます。
また、他にも子犬がいる環境で生まれ育っているため、社会性が身に付いた状態で迎えやすくなります。
さらに、基本的なしつけを受けていたり、適切な血統管理がなされていたりするケースが多いです。

②購入後のサポートも安心できる

子犬の見学を通してブリーダーの顔がわかり、信頼関係を築くことができます。
子犬の購入後も分からないことがあれば質問しやすくなり、安心してサポートを受けられます。

③購入金額を抑えられる

流通の中間マージンがかからないため、ペットショップから購入する場合にくらべて子犬の購入金額は安くなります。
チベタンテリアの子犬をブリーダーからお迎えしたい方は、こちらのボタンから最新情報をチェック!優良ブリーダー情報も詳しく掲載しています。

※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。