四国犬

四国犬に適した飼育環境や飼い方は?散歩の頻度や注意点は?

古くから四季のある日本に生息している四国犬は、気候の変化にも柔軟に対応できます。そのため、飼育環境は割と自由度が高いです。室内飼い、外飼いどちらがいいのか、それぞれ注意することなどを確認していきましょう。また、四国犬にとって、とても大切な散歩についてもご紹介します。

四国犬は室内飼い外飼いどちらでも飼える

日本の気候に慣れ親しんでいる四国犬は、室内飼い、外飼いどちらでも可能です。

ただし、外飼いの場合は熱中症対策が必要です。犬小屋は温風が出る室外機から離し、日陰ができやすい場所を選びましょう。飲み水も蒸発しやすいため、こまめな水分補給も大切です。

一方室内飼いの場合は、家具や電気コードなどへの傷防止策を行います。もともと猟犬である四国犬は闘争心や活気があります。興奮して周りの物に傷をつけてしまうこともあるでしょう。入られたくない場所にはゲージで仕切るなど対策が必要です。

ちなみに、家族と一緒に過ごす時間の多い室内飼いは、四国犬が穏やかな気質に育ちやすいといわれていますよ。

散歩は1日2回ほど!オフリードには絶対にしないこと

足元の安定しない山岳地帯で猟犬として活躍していた四国犬ですから、かなりの運動量が必要です。散歩は1回1時間、1日2回を目安に行いましょう。

また、散歩の際は必ずリードを離さないことが重要です。あまり友好的ではない四国犬は、警戒心や闘争心から思わぬ咬傷事故につながることもあります。きちんとしつけられ、社会性が身についている子でも、オフリードにするのは避けましょう。ドッグランなどもおすすめではありません。

運動不足は四国犬にとって、ストレスの大きな原因になります。飼い主さんにとっても、扱いにくいワンちゃんになってしまうため、ボール遊びやランニングなどバリエーション豊かな運動を取り入れながら、コミュニケーションをとっていきましょう。

初心者には難しい?四国犬のしつけ方や注意すること

大変聡明で、リーダーに忠実な四国犬は、きちんと信頼関係が築ければしつけもしやすいのですが、もともと野犬だったため昔から気の強いところがあり、初心者が飼うには少し難しいでしょう。

警戒心から来客に対して強く吠えることもあり、ケージで良い子に待てるような訓練も必要ですし、他のワンちゃんや子どもと相性が良いわけではないため、トラブル防止のためにも常に飼い主がコントロールできる状態を保つことも大切です。

また、家庭犬として飼うなら、穏やかに育てるためにも子犬の頃から多くの人やワンちゃんと触れ合い、社会性を身に着けていきましょう。

リーダーらしく威厳を持ち、「この人に従いたい!」と思ってもらえるような立ち居振る舞いを心掛けることがとても重要です。

トイレのしつけは飼い主のサポートが成功のカギ

四国犬を迎えたその日からはじめたいのがトイレのしつけです。
床を嗅ぎまわる、ソワソワし出す、後ろ足やお尻の方を気にしているなど、排泄のそぶりを見せたらトイレシートに誘導してあげましょう。

賢い四国犬ですので、飼い主がよくワンちゃんの様子を確認し、トイレを察してサポートしてあげることで早く覚えてくれますよ。
失敗しても叱らず、上手にできたら大袈裟なくらい褒めてあげることが大切です。

無駄吠えは少ない?吠えるときは原因を追究

四国犬は興奮したり強く警戒したりすると吠えることがありますが、基本的には無駄吠えの少ない犬種です。いつも冷静に状況を見極めている堂々とした品格のあるワンちゃんなので、無駄吠えが多いときは原因が何なのかきちんと追求が必要です。

ご飯や遊んでほしいときの要求吠えは相手にせず、チャイムや来客など何かに警戒しているときはおやつやおもちゃで気を反らすといいでしょう。「吠えなければいいことがある」と学習させることがポイントです。

噛み癖に注意!子犬の頃から徹底して対策を

四国犬で注意したいのが咬傷トラブルです。四国犬は飼い主以外の相手には心を開きづらい傾向にあるため、強い警戒心から相手に対して攻撃的になる可能性もあります。

幼い頃の甘噛みが成犬になってからの噛み癖や思わぬ事故につながることもあるため、噛み癖対策はきちんと行っておきましょう。

遊びの一環でも、噛まれたときは「痛い!」と低い声で強く伝え、相手にしないようにします。噛むのを止めたときに褒めるといいでしょう。

四国犬に必要なその他のケアは?歯磨きや耳掃除について

四国犬を飼うには、日頃のブラッシングやシャンプー以外にも必要なお手入れがいくつかあります。3歳以上の成犬の8割が抱えているという歯のトラブルや、多くのワンちゃんがかかりやすいとされる耳のトラブルなどを防止するためにも、四国犬に必要なケアを確認していきましょう。

歯磨きは子犬期から習慣化する

歯周病や歯槽膿漏といった歯のトラブルに悩むワンちゃんは実に多いです。口のトラブルは時に深刻な症状まで悪化することもあるため、日頃の歯磨きがとても重要となります。

愛犬の歯の健康を守るためにも、子犬期から歯磨きを習慣化しましょう。できれば毎日、難しければ3日に1回を目安に行います。

はじめは口周りや歯を触られることに慣れてもらい、ガーゼでの拭き掃除、歯ブラシ掃除と段階を踏んで練習していきます。口周りはデリケートな部分のため、ゆっくり時間をかけるといいでしょう。

2週に1回は耳掃除を行う

ワンちゃんの耳はデリケートで複雑な構造をしており、汚れが溜まると炎症を起こしてしまいます。特にアレルギー性皮膚炎を発症しやすい四国犬は、外耳炎にも注意が必要です。

立ち耳のため、2週間に1回程度で良いのですが、耳掃除専用のイヤークリーナーを使用して耳掃除を行いましょう。

耳に数滴垂らし、揉み込むようにして汚れを浮かせます。水分が残らないよう丁寧に拭き取れば完了です。強くし過ぎると炎症を起こしてしまうこともあるため注意しましょう。

四国犬が注意したい病気

四国犬

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四国犬は日本の気候に適した体質を持っていることもあり、体調管理はしやすいといわれています。ただ、アレルギー性皮膚炎や神経痛など、かかりやすいとされる病気がいくつかあるため、知っておくといいでしょう。

四国犬がかかりやすい皮膚病「アレルギー性皮膚炎」

皮膚のかゆみを主とし、進行すると赤みや脱毛などのアレルギー症状を引き起こします。花粉やダニ、食品、体に合わない素材など、原因となるアレルゲンの種類はさまざまです。

体の免疫機構が過剰に反応することで発症する体質的な問題もあるため、予防は難しいでしょう。
発症後はアレルゲンの特定や除去を行い、痒みをコントロールする治療、アレルゲンに対する免疫をつけていく治療などが行われます。

四国犬にも発症例の多い「神経痛」

体を触ったときや、抱き上げたときに体に痛みが生じるため、激しく吠えるといった症状が現れます。原因の分からない肋間神経痛や、椎間板ヘルニアに併発して起こりやすい座骨神経痛など種類があります。

神経痛は小型犬に多い病気ですが、四国犬にも見られる病気です。突然発症することが多いですが、予防には冷えやストレスの軽減も大切だといいます。
発症後はステロイドや抗生物質の投与、安静にするなどで治療を行います。

高齢犬や日本犬に多い「老年性痴呆症」

「認知症」とも呼ばれているこの病気は、脳の一部が損傷してしまい、損傷した部分が得ていた知的能力が低下してしまう病気です。13~15歳以上の高齢犬や日本犬に多く発症する傾向にあります。

夜泣きや失禁、徘徊や物忘れ、生活リズムが崩れるなどの症状が見られ、飼い主への負担も大きい病気です。

脂肪酸サプリメントの投与や、適度な散歩やスキンシップによる刺激などが予防に有効とされています。
発症後は同じく脂肪酸サプリメントの投与で進行を遅らせる他、飼育環境を快適に整えてあげるなどして病気と向き合っていきます。

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