ペキニーズ

温厚で愛情深い?ペキニーズの性格や飼い方から気になる価格までご紹介

とてもかわいいルックスが魅力的のペキニーズを検討している人も多いのではないでしょうか。しかし、いざ飼うとなると「どんな性格?」「病気はかかりやすい?」「価格は?」など、気になることがたくさん出てくるかと思います。本記事では、ペキニーズの性格や飼い方、気になる価格などを詳しくご紹介します。

ペキニーズ

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目次

ペキニーズの基本データ

ペキニーズの大きさ15~23cm
ペキニーズの体重5kg
平均寿命12年以上
原産国中国

ペキニーズの成犬時の平均体重は5kgほどですが、生後2~3ヶ月の時点では体重1~2kg前後が平均だと言われています。その後は少しずつ体重が増えていき、ペキニーズの場合は生後10ヶ月くらいで体重が安定してくるようです。

“門外不出の犬”だったペキニーズの歴史

中国原産のペキニーズは「チベタンスパニエル」が祖先犬だと考えられています。この犬種の最も古い記録は唐の時代(8世紀頃)ですが、実際には紀元前から生息していたのではないかとも言われています。

当時のペキニーズは「獅子犬」や「太陽犬」などと呼ばれ、神聖な犬として扱われていました。そのため、中国の宮廷内でのみ飼育され、さらに皇帝と皇族以外による飼育は禁じられていたそうです。

長い間、門外不出だったペキニーズですが、1860年のアヘン戦争で侵略してきたイギリス軍が発見し、ビクトリア女王に献上しました。その後、1893年に初めてドッグショーへ出場したことをきっかけに「ペキニーズ」という犬種は世界中に広まったのです。

温厚だけど攻撃的な一面もある?ペキニーズの性格をご紹介

ペチャッと潰れた鼻が特徴的なペキニーズですが、どんな性格をしているかご存知ですか?この犬種はペットとして最適な「聡明・温厚・愛情深い」性格を備えている反面、「頑固・独断的・攻撃的」な一面も持っています。ここでは、そんなペキニーズの気になる性格を詳しくご紹介していきます。

ペキニーズ

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信頼した人に対しては愛情深いペキニーズ

ペキニーズはとても温厚な性格をしているため、小さな子どもとも一緒に暮らすことができます。その温厚さゆえ自ら喧嘩をしかけることはありませんが、少々負けず嫌いなため、気に入らないことがあれば自分よりも大きなワンちゃんに対しても向かっていくこともあります。

また、ペキニーズは誰にでも愛想の良い犬種ではなく、特に初対面の相手に対しては距離を置きます。しかし、時間をかけて信頼関係を築きあげた飼い主や家族には愛情深く忠実に接してくれ、ときには甘えた姿を見せてくれるでしょう。

聡明で忠実だけど頑固になることも

ペキニーズは聡明な犬種で、飼い主に忠実な性格をしています。しかし、頑固でプライドが高い性格も持ち合わせているため、自分の気に入らないことがあると指示を無視することもしばしば。しつけは一筋縄でいきませんが、根気よく行うことで確実に利口な子へと成長していきます。

なお、ペキニーズの気分が乗っていないときは無理に強行するのではなく、しつけを一旦中断しましょう。無理に行ってしまうと、しつけ自体に嫌なイメージがついてしまいますのでご注意ください。

独断的でやや攻撃的

ペキニーズはやや独断的で、マイペースな性格をしています。その自由気ままな様子から、まるで「猫のような犬」とも呼ばれており、周りに媚びないドライな子が多いと言います。そのため、陽気に明るくというよりも静かな子を好む方におすすめです。

また、可愛い見た目に似合わず、ペキニーズはやや攻撃的な面を持っています。これは負けず嫌いな性格やプライドが高いことが関係しており、しつけを行っていなければ手に負えない子へと成長する恐れがあります。そうならないよう、子犬の頃からきちんとしつけを行うことが大切です。

飼いにくいって本当?ペキニーズの飼い方とは

愛らしいルックスで人気を博しているペキニーズですが、巷では飼いにくいワンちゃんと言われているようです。確かに、頑固でマイペースなペキニーズは飼いやすいワンちゃんだとは言えませんが、飼う上で注意するポイントを事前に知っておけば初心者でもペキニーズとの生活を楽しめるでしょう。

ここではペキニーズを飼う上で知っておきたいポイントや散歩の距離、飼いやすさについて解説していきます。

初心者でも飼える?ペキニーズを飼う前に知っておきたいポイント

ペキニーズは頑固でマイペースな性格をしているため、やや気難しいところがあります。そのため、初心者が飼う場合は事前に正しい飼育の仕方を学んでおくことが大切です。また、飼育の際はブリーダーなどのプロに手助けしてもらうのもひとつの手でしょう。

そんなペキニーズを飼うのに向いている人は、「静かな環境を好む人」「室内で犬を飼いたい人」「お手入れをこまめに行える人」です。

基本的にペキニーズは室内かつ静かな環境を好みますので、あまりにも騒がしい環境に置かれるとストレスになってしまいます。また、長い被毛を持つペキニーズはこまめなお手入れが必要ですので、きちんと時間をかけられる人が向いています。

ペキニーズは室内飼いを

ペキニーズは昔から室内で大切に飼育されてきた犬種な上に、暑さにめっぽう弱いため、飼育の際は必ず室内飼いをしましょう。

室内はペキニーズが快適に過ごせる温度に調節し、できるだけ落ち着ける環境を作ることが大切です。また、寝床は人が頻繁に出入りする場所やテレビがある場所などは避け、静かな場所に設置してあげましょう。

ペキニーズはマイペースで人に媚びない性格をしているため、留守番も平気でこなしてくれます。しかし、あまりにも留守番する日が続くとストレスになってしまいますので、極力一緒に過ごしてたくさんの愛情を注いであげましょう。

散歩は社会化のためにも必要不可欠

ペキニーズ

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ペキニーズの運動量は多くないため、基本的に散歩は必要ないと言われています。しかし、外の世界に出て社会性を身につけさせるためにも、毎日10~15分ほど散歩に出かけましょう。

ただ、マイペースなペキニーズは自分の気分が乗らなければ、散歩を拒否することも。その際は無理やり外に連れ出すのではなく、家の中でおもちゃを使って遊んだり、走ったりさせて運動不足を解消してあげましょう。

なお、自宅内を走らせる際は関節に負担がかからないよう、カーペットやクッション性のある床材を敷いてくださいね。

ペキニーズのしつけはここが大切!抑えるべきポイントをご紹介

①マイペースだから根気が必要

ペキニーズはマイペースな性格をしていますので、気分が乗らないときは指示を聞いてくれません。しかし、しつけの際はそのマイペースさに流されず、根気強く行いましょう。

②主従関係を理解させる

気の強い面もあるため、自分がリーダーになって意見を通そうとします。そうならないよう、飼い主とペキニーズの主従関係を子犬の頃から理解させておく必要があります。

③短時間で集中させる

ペキニーズは長時間集中することが苦手です。そのため、しつけは短時間で行いましょう。しつけの際は指示を的確に出し、できたらしっかりと褒めてあげることが大切です。

お迎えしたその日から実践!トイレのしつけ方法

ペキニーズは多くの時間を室内で過ごしますので、トイレのしつけはできるだけ早い段階で行うのが良いとされています。お迎えしてからすぐに実践してみてくださいね。

トイレのしつけ方法は数多くありますが、今回は以下の一例をご紹介します。

<トイレのしつけ手順>

  1. まずゲージにペットシーツをたくさん敷き詰めます。
  2. 最もトイレしやすい食事後や寝起きのペキニーズを、そのゲージに入れます。
  3. そしてトイレした場所から最も遠いところに設置したペットシーツを取り除きます。
  4. このようにトイレしていないペットシーツをどんどん取り除いていき、最終的には1枚のペットシーツの上でトイレできるようになります。

しつけの際は失敗しても叱らないことが大切です。トイレをした時に叱ってしまうと「トイレをする=いけないこと」だと学習し、飼い主に隠れて排泄するようになります。また、トイレを設置する場所は、ペキニーズが落ち着いて排泄できるところにしましょう。

吠えることは少ないって本当?

ペキニーズは吠えることが少ない犬種だと言われていますが、ストレスが溜まったり、なにか要求があったりすると吠えるようです。また、希に吠え癖がついてしまう子もいるため、子犬の頃から吠えるのを止めさせるしつけをしておきましょう。

しつけの際は「シッ!」「ダメ」など、吠えるのをストップさせる指示語を決めておきましょう。そして、この指示語を聞いて吠えることを止めたら、しっかりと褒めてあげることが大切です。

甘やかし厳禁!噛み癖のしつけ方法

子犬の頃に訪れる歯の生え変わり時期は、歯がむず痒くて人の手を噛んでしまうことがあります。しかし、子犬の噛む力は弱いため、叱ることなく噛ませたままにしている人も多くいます。実はこの行動は、のちに噛み癖へと繋がってしまいますので、甘噛みであっても止めさせるようにしましょう。

噛み癖のしつけ方法としては、「噛まれたら無視をする」などが挙げられます。噛まれたら無視をする方法は、遊んでいる最中に噛まれた場合に有効的です。「噛む=楽しい遊びが終わる」ということを関連づけられれば、おのずと噛む回数は減るでしょう。

抜け毛は多い?毛色は?ペキニーズの被毛についてご紹介

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ここではペキニーズの“被毛”に焦点を当て、ブラッシングの方法から毛色まで詳しくご紹介していきます。実はペキニーズは抜け毛が多く、ブラッシングが必要不可欠。正しいケア方法を知ってペキニーズの被毛を美しく保ちましょう。

ペキニーズはダブルコートと呼ばれる毛の構造をしており、被毛が「アンダーコート」と「オーバーコート」の二重になっています。ペキニーズの場合、アンダーコートの量が非常に多いため、かなり大量の抜け毛が発生してしまいます。特に「換毛期」と呼ばれる毛の生え変わり時期には大きな山ができるほど毛が抜け落ちますので、入念なブラッシングが必要です。

ブラッシングは、抜け毛の処理だけでなく、艶のある美しい被毛を維持するためには欠かせないお手入れです。そのため、毎日行うようにしましょう。

ブラッシングの際はピンブラシやコーム、スリッカーブラシ、獣毛ブラシなどを使用し、毛をかき分けて根元からとかすようにしてください。このとき力を入れてしまうと皮膚を傷つける恐れがありますので、優しく丁寧にブラッシングしましょう。

このブラッシングは抜け毛の処理はもちろん、血行促進効果が得られたり、コミュ二ケーションのひとつになったりします。

バリエーション豊富なペキニーズの毛色

黒一色で構成されており、非常にクールな雰囲気が漂います。個体によっては白の斑点が入ることもあるようです。

ブラック&タン

黒ベースに「タン」と呼ばれるオレンジ寄りの茶色が入った毛色です。ペキニーズでは珍しい毛色と言われており、なかなかお目にかかることはできないでしょう。

フォーン

茶色にやや黒っぽい色が混ざった毛色です。黒の入り方や色の濃淡は個体によって異なります。

クリーム

黄色味がかった茶色で構成されている毛色です。柔らかな雰囲気があり、ペキニーズの愛らしさが前面に出ています。

グレー

非常に珍しいグレーは、やや青みがかった毛色をしています。アンニュイな雰囲気が魅力的で、他の毛色とは一味違うルックスです。

ペキニーズの毛色は種類豊富ですが、アルビノとレバーは好ましくないとされています。(日本最大級の畜犬団体JKCの公式HP参照)

ペキニーズのカットスタイルは?そもそもカット不要って本当?

ペキニーズはカットが必要な犬種ではありませんが、様々なカットスタイルによって違った可愛さを引き出すことが可能です。カットの頻度としては、月に1回が目安だとされています。

ペキニーズのカットスタイルには以下のようなものがあります。

コアラカット

耳や顔の毛を短く、そして丸くカットしてコアラのようなルックスに仕上げるカットです。愛らしい風貌のペキニーズにはよく似合うカットスタイルだと言えます。

まんまるカット

飾り毛を整えて、全体的にまるまるとしたフォルムに整えるカットスタイルです。毛量が多い子におすすめで、非常に愛らしい印象になります。

ライオンカット

首元としっぽの毛だけ残し、まるでライオンのように仕上げるカットスタイルです。非常にかっこいいライオンカットですが、全身の毛を短く刈ってしまいますので、皮膚病や熱中症には注意してあげましょう。

ブラッシング以外のお手入れ方法について

ペキニーズのお手入れはブラッシング以外に、シャンプー・肛門腺絞り・爪切り・耳掃除・目の手入れ・歯磨きが必要です。これらのお手入れを怠ると病気に繋がってしまいますので、定期的にケアしてあげましょう。

ブラッシングについてはこちら

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シャンプーで皮膚を清潔に

皮膚の清潔を保つためにも定期的なシャンプーは必要不可欠。シャンプーを行う頻度としては、月に1度が目安です。

シャンプーの際は38度くらいの温度に設定し、ゆっくりと体を濡らしていきます。水圧が強すぎると驚いてしまう子もいますので、やや弱めのシャワーで濡らしてあげましょう。全身を濡らし終えたら、シャンプーで全身を洗います。その後、しっかりとお湯で洗い流し、タオルやドライヤーを使って乾かしましょう。

シャンプーのあと生乾き状態で放置していると雑菌が繁殖し、体臭がしたり、皮膚病にかかったりしてしまいますので、全身をきちんと乾かし、濡れているところがないか入念にチェックしてください。

肛門腺絞りは力加減に注意

肛門腺絞りはシャンプーと同様に、月に1回の頻度で行うことが理想です。

肛門腺は肛門の下にあり、時計で言うと4時と8時の方向にあります。そこに親指と人差し指を当て、つまむようにして上に押し出します。少し力を入れて絞り出す必要があるのですが、あまりにも力強くやってしまうと傷つけたり、炎症を起こしたりすることも。

自分で行うのが不安という方は、トリマーや獣医などに依頼することをおすすめします。

運動量の少ないペキニーズには欠かせない爪切り

ペキニーズは運動量の多い犬種ではないため、爪が削れることなく伸び続けてしまいます。そのため、爪切りは定期的に行ってください。伸びたまま放置していると、床に爪が引っかかって折れたり、剥がれたりしますので、ワンちゃんの爪を横から見て地面についていたら切るようにしましょう。

爪切りの際は、ギロチンタイプの爪切りとやすり、そして止血剤をご準備ください。切るときは少しずつ切っていき、血管や神経を切らないように注意しましょう。白爪の子であればうっすら赤くなっている血管が見えますので、そこまでいかないようにしてください。血が出てしまった場合は、止血剤を塗って処置しましょう。

デリケートな部分なので耳掃除は優しく行う

垂れ耳のペキニーズには週に1~2回程度の耳掃除が必要です。ただ、耳の中は非常にデリケートですので、慣れない内は獣医師やトリマーにやってもらったり、相談したりすることをおすすめします。また、ペキニーズが嫌がる場合は無理に行わないようにしてくださいね。

自宅で耳掃除を行う場合は、やわらかいガーゼやコットンに専用のイヤークリーナーを染み込ませてください。耳介をこすらないように優しく拭いてあげましょう。耳の皮膚はデリケートなので、化学成分を使用していないイヤークリーナーがオススメです。

ペキニーズの大きな目は定期的にお手入れを

ペキニーズは大きな目をもっているため、ホコリやゴミなどが目に入りやすくなっています。そのため、涙がたくさん出てしまったり、目のトラブルが多かったりするのです。少しでも愛犬の目に異常を感じたら、動物病院へ連れて行ってあげましょう。

また、自宅でのこまめなケアも大切です。お手入れの際はコットンや涙やけシートを使用し、目の周りの汚れを優しく拭き取ってあげましょう。なお、目の周りはデリケートな部分ですので、力を入れないように気をつけてください。

歯磨きは習慣づけることが大切

実は日本にいる成犬(3歳以上)の約8割は、歯周病もしくは歯周病予備軍だと言われています。この病気は放置していると歯が抜けてしまったり、ひどい場合だと心臓や腎臓などに影響を及ぼしたりすることもある恐ろしいものですので、毎日歯磨きをして歯周病を未然に防ぎましょう。

ただ、ワンちゃんの口元はとても敏感で、触られるのを嫌がる子が多いです。そのため、いきなり歯ブラシを使って歯磨きをするのではなく、最初は口を触る練習から行ってくださいね。

また、歯磨きの際は犬用歯ブラシもしくはガーゼを用意し、前歯→奥歯の順に磨いていきましょう。どうしても歯磨きを嫌がる子には歯磨きガムや歯磨きおもちゃを使い、やれる範囲内で習慣化してあげてください。

飼う前に知っておきたい!ペキニーズがかかりやすい病気とは

ペキニーズは“短頭種”と呼ばれる鼻が短い犬種です。そのため、鼻腔狭窄や軟口蓋過長などの病気にかかるリスクが高くなっています。さらに、大きな目を持つペキニーズは目の疾患にも注意が必要です。事前にペキニーズがかかりやすい病気について知り、早期発見・早期治療に努めましょう。定期的に健康診断を受けることも大切です。

ペキニーズは要注意!「鼻腔狭窄」「軟口蓋過長」

「鼻腔狭窄(びくうきょうさく)」

鼻腔狭窄とは鼻の穴が極端に狭いことを指しており、症状としては普段から鼻をブーブーと鳴らしている、呼吸が荒いなどがあります。先天的なものであることが多いため、予防はできませんが、激しい運動や暑い日に連れてして呼吸を荒くしないよう、配慮してあげることが大切です。また、外科手術で鼻の穴を広げるという方法もあります。

「軟口蓋過長(なんこうがいかちょうしょう)」

軟口蓋過長とは、軟口蓋が通常より長いことで呼吸が妨げられて起こる疾患です。発症すると大きないびきをかいたり、苦しそうに呼吸したりします。先天性の病気ですので、予防法はありませんが、正しい治療を行うことで症状を緩和できます。治療法としては、軟口蓋を切除する外科手術が一般的です。

脊髄を圧迫することによって起こる「椎間板ヘルニア」

椎間板ヘルニアとは背骨の間にある「椎間板」が変性して飛び出し、脊髄を圧迫してしまう病気です。脊髄を圧迫されたことにより痛みや麻痺が生じ、動きたがらない、震える、足を引きずるなどの症状が見られるようになります。

予防としては、階段の昇降、室内の滑りやすい床材は避ける、過度な運動はさせないといった普段の生活での注意が重要です。また肥満にならないよう体調管理にも気を付けましょう。

目の病気にも注意「白内障」「チェリーアイ」「乾性角結膜炎」

「白内障」

白内障とは目の中でレンズの役割を担う「水晶体」が白く濁る病気です。白濁が進むにつれて視力が低下し、最終的には全盲となってしまいます。

先天性や若年性の白内障もありますが、基本的には加齢とともに起こる病気ですので、愛犬がシニア期に入ったらこまめに目をチェックし早期発見に努めましょう。
治療法としては病気の進行を遅らせる点眼薬の処方か、水晶体に人口レンズを入れる外科的手術などがあります。

「チェリーアイ」

チェリーアイとは瞬膜(しゅんまく)と呼ばれる部分の内側が赤く腫れ、まるでチェリーのようなできものが目頭にできる病気です。遺伝的な要因もありますが、外傷や炎症によって引き起こされるため、愛犬が目をこすったり、気にしたりしている場合は動物病院へ連れて行ってあげましょう。

軽度の場合は点眼薬にて治療しますが、基本的には飛び出した瞬膜を元の位置に戻る外科的手術が一般的なようです。

「乾性角結膜炎(ドライアイ)」

乾性角結膜炎とは涙が少なくなったことにより、目の表面が乾いて角膜や結膜に異常を起こす病気です。症状としては結膜や角膜の充血、色素沈着、目やになどが挙げられます。

発症する原因は様々ですが、原因不明の突発性が多いようですので、予防は難しいとされています。しかし、目の周りを清潔に保つことで病気の悪化を防ぐことができます。
状態によって治療法は異なりますが、基本的には目の洗浄や点眼薬によって治療します。

毛の下に隠れている病気「アレルギー性皮膚炎」「膿皮症」

「アレルギー性皮膚炎」

アレルギー性皮膚炎とは、ノミやハウスダスト、食べ物などのアレルゲンと接触することによって引き起こされる病気です。発症すると痒みに襲われます。
アレルゲンがノミである場合はノミを駆除する薬を使って予防できるのですが、それ以外のアレルゲンが原因の場合は予防が難しいと言われています。

アレルギー性皮膚炎を発症した際は、アレルゲンの特定と抗ヒスタミン剤や副腎皮質ホルモン剤などを用いた治療が行われます。また、アレルゲンを体に入れて徐々に慣れさせる「減感作療法」もあります。

「膿皮症」

膿皮症とは全身の皮膚に異常が起こる病気で、湿疹や赤み、痒み、脱毛、フケなどの症状が見られます。
細菌感染が原因で引き起こされますので、ペキニーズの体はもちろん、生活環境を常に清潔に保って予防してあげましょう。また、こまめな皮膚チェックも大切です。

膿皮症を発症した場合は抗生物質の投与が行われますが、症状によっては投薬とともにシャンプー療法も行います。

夏場に最も気をつけたい「熱中症」

熱中症とは体温が急激に上がることにより、呼吸困難や嘔吐、けいれんなどが起こる病気です。ワンちゃんは人よりも暑さに弱いため、直射日光の元に長時間いたり、暑い夏の日に激しい運動をしたりすると熱中症にかかってしまいます。

そのため、夏場はこまめに水分補給をさせる、エアコンの効いた部屋で飼育する、夏場の散歩は短めにするなどして熱中症を予防しましょう。

もし熱中症にかかってしまった場合は、濡らしたタオルで体を覆うなどで体を冷してあげて、動物病院へ連れて行きましょう。

とても怖い心臓の病気「僧帽弁閉鎖不全症」(そうぼうべんへいさふぜんしょう)

僧帽弁閉鎖不全症とは、僧帽弁に異常が起きたことによって心臓が正常な働きをせず、すぐに息切れを起こす、頻繁に咳をするなどの症状を引き起こす病気です。

とにかく心臓に負担をかけないことが一番の予防法となりますので、ペキニーズに塩分を与えたり、高血圧にさせたりしないよう注意してください。

この病気の治療法としては、心臓の肥大化を抑える薬や不整脈の改善を促す薬などを使った投薬治療が一般的です。

ミックス犬ってどう?

他の犬種とミックスすることにより、ペキニーズのしつけの難しさを和らげたり、猫のようなツンデレな性格をデレデレな甘えん坊にできたりと、ペキニーズの魅力がさらに増します。
純粋なペキニーズも十分魅力的ですが、また異なるペキニーズの一面を見てみたい方には、ミックス犬もおすすめです。

ペキプー

ペキニーズ×トイ・プードル
ペキニーズの毛をカールさせ、トイ・プードルのような活発さと明るさ、甘さを加えたのがペキプーです。ルックスは鼻ぺちゃで大きな瞳をしたペキニーズ寄りの子が多く見られます。
ルックスや性格に固体差はありますが、マイペースで自由気ままなペキニーズに甘さや愛嬌をプラスしたいという方におすすめの犬種です。

ペキックス

ペキニーズ×ミニチュアダックスフンド
ペキックスは、ペキニーズにミニチュアダックスフンドのような活発さと社交性をプラスし、ペキニーズを飼いやすくした犬種といっていいでしょう。
多頭飼いや子供のいる家庭では飼うのが難しいペキニーズですが、ペキックスなら子供や他のワンちゃんとも上手に遊ぶことができます。
見た目はペキニーズ寄りの子が多いため、ペキニーズを飼いたいけど子供や先住犬がいるため迷っていたという方にもおすすめです。

ペキマル

ペキニーズ×マルチーズ
抜け毛の少ないマルチーズと、温和な性格のペキニーズをミックスしたのがペキマルです。ペキニーズは抜け毛が多い犬種のため、マルチーズに似れば抜け毛を多少抑えられます。
ルックスや性格には固体差がありますが、マルチーズもペキニーズも総じて穏やかな性格のため、ペキニーズの頑固な部分を少し和らげた、優しい性格の子に出会えるでしょう。

ペキポメ

ペキニーズ×ポメラニアン
真ん丸の大きな瞳が共通して可愛いポメラニアンとペキニーズをミックスしたペキポメは、両犬種を足して2で割ったバランスの良いルックスが魅力です。鼻はつぶれ過ぎず、真ん丸の輪郭と瞳が、まるでお人形のよう。
ポメラニアンの活発で元気な性格を、ペキニーズの穏やかな性格で優しく包み込んだ、やんちゃ過ぎない明るい子が多いです。

ペキニーズをブリーダーから購入した場合の価格は?

ペキニーズの子犬が安い地域ランキングベスト3

1位大分県13万9621円
2位熊本県14万円
3位鹿児島県14万3000円
全国平均18万9346円

ブリーダーナビしらべ

ブリーダーからお迎えするメリット

①健康的で社交性の高い子犬を迎えやすい

十分に衛生管理がなされているブリーダーのもとで生まれ育った健康的な子犬を探すことができます。

また、他にも子犬がいる環境で生まれ育っているため、社会性が身に付いた状態で迎えやすくなります。

さらに、基本的なしつけを受けていたり、適切な血統管理がなされていたりするケースが多いです。

②購入後のサポートも安心できる

子犬の見学を通してブリーダーの顔がわかり、信頼関係を築くことができます。
子犬の購入後も分からないことがあれば質問しやすくなり、安心してサポートを受けられます。

③購入金額を抑えられる

流通の中間マージンがかからないため、ペットショップから購入する場合にくらべて子犬の購入金額は安くなります。

ペキニーズの子犬をブリーダーからお迎えしたい方は、こちらのボタンから最新情報をチェック!優良ブリーダー情報も詳しく掲載しています。

※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。