オールドイングリッシュシープドッグ

オールドイングリッシュシープドッグの魅力は?性格や抜け毛、価格などをご紹介

オールドイングリッシュシープドッグは世界中で人気の大型犬です。おっとりとした見た目の通り、穏やかな性格をしています。家庭向きだといわれていますが、抜け毛が多くケアは難しいようです。今回はケア方法も含め、オールドイングリッシュシープドッグの性格や魅力、価格などをご紹介します。

オールドイングリッシュシープドッグ

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オールドイングリッシュシープドッグってどんな犬?

オールドイングリッシュシープドッグの基本データ

オールドイングリッシュシープドッグの大きさ56~61cm
オールドイングリッシュシープドッグの体重27~45kg
平均寿命10年以上
原産国イギリス

オールドイングリッシュシープドッグの歴史

オールドイングリッシュシープドッグは「シープドッグ」という名前の通り、牧羊・牧畜犬として、人の役に立ってきました。頭文字を取って『OES』と呼ばれたり、「短いしっぽ」を意味する『ボブテイル』と呼ばれたりしています。

英語で古いという意味がある「オールド」という言葉が入っていますが、実際の歴史は長くなく、18世紀後半から19世紀の文献に初めてオールドイングリッシュシープドッグのようワンちゃんが登場しているという、比較的新しい犬種です。ただ、起源については正確な記録が残っていないようです。

オールドイングリッシュシープドッグは1873年、イギリスのドッグショーで初めて出展されました。それから、1880年代にアメリカに輸出され、どんどん人気の犬種となっていきました。

「ボブテイル」とも呼ばれているオールドイングリッシュシープドッグですが、もともと尻尾が短いのではなく、その多くは断尾されてきました。
19世紀ごろのイギリスでは、ワンちゃんを飼う人は税金を支払わなければなりませんでした。しかし、牧羊犬・牧畜犬などの作業に従事するワンちゃんは所有することに税金がかからないとされていたため、作業犬であるという目印として、尻尾を短く切られていたのです。

大きなぬいぐるみのような見た目と愛嬌から、世界で愛されるオールドイングリッシュシープドッグ。アメリカではミュージカル映画の「アニー」に出演し、他にも日本や海外で様々なCMやマスコットキャラクターに起用されています。

社交的で遊び好き!オールドイングリッシュシープドッグの性格

オールドイングリッシュシープドッグは、聡明で温厚な性格をしています。
飼い主をよく見て行動ができるくらい賢く適応力が高いので、しつけ面で飼い主を困らせるようなこともないでしょう。

一方でやんちゃな一面もあり、遊ぶことも大好きです。
人懐っこいので番犬には向きませんが、アメリカでは子守犬として重宝されているくらい面倒見がよく、子どもや他の動物とも仲良くできる社交性も持っています。とても愛情深く、家庭向きの犬種で、小さなお子様や多頭飼いをされているご家庭でも、安心して飼うことができますよ。

オールドイングリッシュシープドッグの飼い方としつけのポイント

オールドイングリッシュシープドッグ

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オールドイングリッシュシープドッグは運動量が多い犬種です。また、長くて豊富な被毛は抜け毛が多く、全身のケアには時間がかかります。しつけやお手入れの方法について、事前に確認しておきましょう。

飼い方と注意点

飼育環境

オールドイングリッシュシープドッグは大型犬のため、飼育スペースを十分に確保することが必須となります。
牧羊・牧畜犬として活躍していた歴史を持っているため必要な運動量が多く、ワンちゃんが自由に走り回ったり遊んだりできる庭があれば尚良いです。

また、ふさふさの豊富な被毛が魅力的なオールドイングリッシュシープドッグですが、その分暑さには弱いです。室内で飼う場合、エアコンなどで温度調節をしっかり行ってください。
足腰のトラブルも起きやすい犬種のため、床を滑らないようにするなど工夫するようにしましょう。屋外で飼育する場合でも、涼しい場所で過ごせるような工夫をしてください。

散歩と運動量

散歩は1日に2回、最低でも合計1時間は確保し、散歩以外にも定期的にドッグランなどへ連れて行ってあげましょう。他にも、ボール遊びや引っ張り合いなどの遊びを取り入れ、たくさん体を動かせる環境を作ってあげることが重要です。
やや太りやすい犬種のため、運動をたくさん取り入れてあげることは肥満防止になり、ストレス解消にもなるのでストレスによる無駄吠えを防ぐこともできます。

大型犬なので、成犬になるととても力が強くなります。子犬の頃からしつけを始め、社交性を身につけられるようにしましょう。

しつけは一貫性を持って

オールドイングリッシュシープドッグは賢くしつけの理解が早いので、大型犬の中でも飼育しやすい犬種です。人懐っこく甘えん坊な一面もあるので、コミュニケーションを取りながら愛情深くしつけるようにしましょう。

大型犬はしつけを怠ると気性が難しくなる可能性があるので、子犬の頃からしっかりと主従関係を築く必要があります。

オールドイングリッシュシープドッグは無駄吠えをしにくい犬種ですが、吠える声がとても大きいので、無駄吠えの癖がつかないように注意してください。
必要以上に吠えたときにはしっかりと叱り、無駄吠えの原因となるようなストレスを溜めないよう環境を整えてあげましょう。

また、遊び好きな性格のため、遊んでいるうちに楽しすぎて興奮してしまうことがあります。子犬のうちから、遊んだあとにクールダウンさせることも覚えてもらいましょう。
力がとても強いので、成犬になってからだと飼い主であってもコントロールが難しくなる場合もあります。
大型犬だという認識を持ち、信頼関係をしっかりと築くことが大切です。

しつけは終始一貫性をもって行うようにし、オールドイングリッシュシープドッグ本来の聡明さや温和さを失わせないよう愛情深く行うようにしましょう。

抜け毛が多い?被毛や毛色について

●成長すると毛色が変わる

オールドイングリッシュシープドッグは、子犬から成犬へと成長するにつれて毛の色が変わります。

子犬は白黒の毛色ですが、この黒色の毛は子犬の頃だけで見られ、成長するにつれて黒色の毛は銀色や灰色の毛に生え変わるという特性を持っています。

成犬の毛色は以下のようなものがあります。

  • グレー
  • グリズル(黒色系の毛に灰色系や赤色系の色が混ざった色)
  • ブルー
  • ブルーマール(黒にブルーやグレーが混じった大理石のような模様)

また、胸部、頭部、手足、下腹部などにホワイトが広がっていることが多いです。

●被毛の特徴

オールドイングリッシュシープドッグの被毛は豊富で硬めのオーバーコートと、防水性のあるアンダーコートの2種類からなるダブルコートです。

どちらの毛も量が多く、抜け毛も多いです。大型犬ですので、被毛のお手入れには時間と手間がかかることを理解しておきましょう。

●ケアは欠かさず行いましょう

豊富な長毛を持っているため、一度絡まってしまうとほどくのが困難になってしまいます。
そうならないためにも、ブラッシングやシャンプーなどのケアはしっかりと行わなくてはなりません。

少なくとも週3,4回、換毛期には毎日ブラッシンングを行うようにしましょう。
皮膚病を予防するため、アンダーコートまでしっかりとケアするようにしてください。

毛の多い顔の周りもしっかりとブラッシングしましょう。そうすることで、外耳炎など病気の予防にもなります。
清潔さを保つことも病気の予防に繋がりますので、目の周りや口の周りはこまめに拭いて、湿り気を取ってあげてください。特に水を飲んだあとや食事のあとには、口を拭いてあげるようにしましょう。

顔の毛は伸ばす傾向がありますが、日常生活に支障をきたすほど長くなるときは、リボンやゴムで留めたり分け目をつけたりするなどして、視界を確保してあげましょう。
ただ、急に視界を明瞭にしてしまうと紫外線が目に刺激を与えトラブルの原因になってしまうので、注意が必要です。

また、被毛にオシッコが染みついてしまわないよう、下腹部や肢などを毎日タオルなどで拭くことをおすすめします。被毛にゴミや埃が絡まりやすいので、室内で飼育する際は、家の中も常に清潔に保つようにしましょう。

定期的なシャンプーも必要です。月に1度ペットサロンなどでお手入れしてもらうと、家でのお手入れが楽になります。爪切りや歯磨きや耳掃除なども定期的に行ってあげましょう。

遺伝性の病気や大型犬特有の病気にご注意を!

オールドイングリッシュシープドッグには、「白内障」や「股関節形成不全」などの遺伝性の病気があります。また、大型犬に起こりやすい「胃捻転」やその他被毛のケアを怠ることによるトラブルがいくつか考えられますので、健康チェックをまめに行うようにしましょう。

●外耳炎

オールドイングリッシュシープドッグは耳が長毛に隠れているため外耳炎になりやすいです。

耳の痒みや痛みのために首を振ったり傾けたり、足で耳を引っかくような仕草が見られたら注意が必要です。その他に、耳の赤み、悪臭、耳垢の増加などの症状が見られます。

ブラッシングする際に耳に異常がないかチェックするようにしましょう。

●胃捻転

胃捻転とは、なんらかの原因で胃が拡張し、胃がねじれることで発生する病気です。大型犬に発症しやすい病気で、オールドイングリッシュシープドッグも注意が必要です。

呼吸が苦しそうになる、気持ち悪そうによだれを垂らす、げっぷが増える、嘔吐や嘔吐物を伴わない吐き気が起こるなどの症状が見られます。

そのまま放置されると死に至ることもある病気なので、このような症状が見られたら早急に通院するようにしてください。

予防策として、以下の点に注意しましょう。

  • 食後の過度な運動を避ける
  • 早食いをさせない
  • 1日の食事を2回以上に分ける
  • 水の飲みすぎを避ける

●股関節形成不全

股関節形成不全とは、発育の段階で股関節に異常が起き、うまく関節がかみ合わずに歩行の異常などが現れる病気です。

遺伝的要因の他に、子犬の頃に過剰な栄養を与えることも発症の原因となるので、栄養管理を怠らないようにしましょう。

症状には、以下のようなものがあります。

  • 横座りをする
  • 腰をふるような歩き方をする
  • 立ち上がるのに時間がかかる
  • 運動を嫌がる
  • 後ろ足の左右の間隔が狭い

股関節形成不全が発症した場合は、症状の進行を防ぐため、体重をしっかり管理する必要があります。オールドイングリッシュシープドッグは肥満になりやすい傾向があるので、食事を工夫するようにしてください。過度な運動は厳禁です。
また、滑りやすい床を避ける、滑らないよう足の裏の毛を短くカットするなど、日常生活にも気を配るようにしましょう。

●皮膚病

皮膚が長い被毛で隠れているので、ケアを怠ると様々な皮膚疾患を引き起こしてしまいます。ブラッシングのときなどに皮膚までしっかりと通気させるようにしましょう。

また、被毛の汚れはすぐに拭きとる習慣をつけ、常に清潔に保てるように注意しましょう。
皮膚の異常が見られたら、すぐに受診するようにしてください。

●白内障

通常は老化と共に引き起こしやすい白内障ですが、遺伝疾患として、オールドイングリッシュシープドッグは若いうちにも注意が必要な病気です。

白内障とは、透明の水晶体の一部もしくは全体が、白く濁ってしまう病気です。
進行すると白濁が強くなり、視覚障害が起こるようになります。

早期発見によって進行を遅らせることができるので、定期的に健康診断を受けるようにしましょう。

オールドイングリッシュシープドッグは毛で目が隠れていることが多いので、目の色を定期的にチェックすることを心掛けるようにしてください。

オールドイングリッシュシープドッグをお迎えしよう!

オールドイングリッシュシープドッグ

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オールドイングリッシュシープドッグが安い地域

1位香川県32万円
2位
3位
全国平均32万円

※記事執筆時点のデータ
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ブリーダーからお迎えするメリット

①健康的で社交性の高い子犬を迎えやすい

十分に衛生管理がなされているブリーダーのもとで生まれ育った健康的な子犬を探すことができます。

また、他にも子犬がいる環境で生まれ育っているため、社会性が身に付いた状態で迎えやすくなります。

さらに、基本的なしつけを受けていたり、適切な血統管理がなされていたりするケースが多いです。

②購入後のサポートも安心できる

子犬の見学を通してブリーダーの顔がわかり、信頼関係を築くことができます。
子犬の購入後も分からないことがあれば質問しやすくなり、安心してサポートを受けられます。

③購入金額を抑えられる

流通の中間マージンがかからないため、ペットショップから購入する場合にくらべて子犬の購入金額は安くなります。

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※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。