ミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーはどんな性格?カットや寿命、しつけなども!

ミニチュアシュナウザーは愛情深く、家族と過ごす時間が好きなワンちゃんだといわれています。眉毛やお髭が特徴的で様々なカットスタイルを楽しめるのも魅力の1つです。そんなミニチュアシュナウザーの性格や飼い方・しつけ、寿命や価格など詳しく解説します。

ミニチュアシュナウザー

photo by Winsker

ミニチュアシュナウザーの基本データ

ミニチュアシュナウザーの大きさ33~36cm
ミニチュアシュナウザーの体重6~7kg
平均寿命14年
原産国ドイツ

ミニチュアシュナウザーの体重の推移

食欲旺盛なミニチュアシュナウザーは、運動不足になると太りやすい特徴があります。
多くのワンちゃんにおける平均体重は、身体的な成長が止まり成犬となる生後1年頃の体重と考えられているため、ミニチュアシュナウザーも生後1年の体重を平均として、日々体重管理を行うといいでしょう。平均体重よりも増えていれば、肥満に注意する必要があります。

ネズミ捕りの名手の血を継ぐミニチュアシュナウザーの歴史

ミニチュアシュナウザーは3種あるシュナウザー種の1種で、この種の基礎となるスタンダードシュナウザーが小型化された犬種です。

19世紀末に、古くからドイツでネズミ駆除犬として重宝していたアーフェンピンシャーが交配に用いられました。アーフェンピンシャーは、ドレスの下に逃げ込んだネズミなども素早く駆除していたネズミ捕りの名手で、ミニチュアシュナウザーもこの犬種のようにネズミを捕るために小型化された犬種です。

しばらくは形やサイズ、毛色などにバラつきがありましたが、アメリカに渡りプードルなどと交配された結果、現在の姿に定着しました。

家族への愛情と賢さが自慢!ミニチュアシュナウザーの性格

ミニチュアシュナウザー

photo by IsabellWolf

ミニチュアシュナウザーはとても愛情深い性格が印象的で、子供や他のワンちゃんとも仲良くできる友好的で親しみやすいところも魅力です。また、聡明でいて従順さも持ち合わせているため、しつけやルールを覚えることも得意とする理想の家庭犬といえるでしょう。

非常に活発で恐れ知らずですが、ときに強い警戒心から吠えることもあります。そんなミニチュアシュナウザーの性格をもっと詳しく知っていきましょう。

とにかく従順!友好的で多頭飼いや子供がいる家庭でも安心

ミニチュアシュナウザーはとても愛情深く、家族と過ごす時間が大好きです。とにかく従順なため、正しいしつけを行えば良い主従関係を築くことができます。

ミニチュアシュナウザーの深い愛情は、家族だけでなく他のワンちゃんや子供にも向けられ、小さな子供に対しても優しく接してくれるでしょう。また、懐っこく友好的なため、他のワンちゃんとも仲良くでき、多頭飼いにも向いています。

初めてワンちゃんを飼う家庭、既にワンちゃんを飼っている家庭、幼い子供がいる家庭など、幅広い環境に対応できる柔軟性の高い性格です。

賢く聡明で学習が早い!活発で好奇心旺盛だから遊びや行動の幅も広い

ミニチュアシュナウザーは明るく活発で遊ぶことを好みます。
飼い主と一緒に何かをするのが好きなため、ボールやフリスビー遊び、ドッグスポーツやアウトドアなど、遊びや行動の幅は広いです。

賢く聡明なため、正しく行えばしつけやトレーニングは難しくはないでしょう。

また、好奇心旺盛でもあるため気になる対象に吠えたり、物にイタズラをしたりすることもあるかもしれません。ただ、飼い主の表情や様子から空気を感じ取れる賢い子も多いため、問題行動に頭を抱えることはそう多くはないでしょう。

甘えん坊で寂しがりやのため孤独や留守番は苦手

従順で物分かりの良いミニチュアシュナウザーは、しっかり者で自立しているようにも思えますが、甘えん坊で飼い主によく懐く可愛らしい一面もあります。抱っこが大好きで飼い主にべったりの子も多いようです。

それゆえ寂しがり屋でもあるため、孤独な時間が続くとストレスを感じてしまいます。一人での留守番は苦手なため、極力一人にさせないように工夫しましょう。

警戒心が強く頑固な一面もあるのでしつけには一貫性を持つ

ミニチュアシュナウザーは人間の3歳児くらいの頭脳を持つといわれており、一度覚えたルールに忠実に従って行動する頑固な一面もあります。そのためしつけやトレーニングには一貫性を持つことが大切です。

また、警戒心を強めることもあります。無駄吠えや威嚇するような態度は番犬向きともいえますが、家庭犬として飼うのであれば極力無駄吠えや威嚇するような態度は無くしていきたいところです。
賢いミニチュアシュナウザーであれば、粘り強く教えていくことで理解してくれるでしょう。

ミニチュアシュナウザーの飼いやすさは?飼い方の注意点・ポイント

ミニチュアシュナウザーは初心者でも飼いやすいといわれますが、「無駄吠えが多い」「留守番は苦手」「頑固」「小型犬にしては長い距離を散歩する必要がある」など、実は飼いにくいのでは?と気になる情報もいくつかあります。ミニチュアシュナウザーの飼いやすさはどうか、飼い方の注意点やポイントを確認しておきましょう。

初心者でも飼いやすい?注意すべきポイントは?

ミニチュアシュナウザーの飼育で注意すべき点は愛情不足運動不足です。どちらもストレスの原因となり、吠え癖や問題行動につながってしまいます。
ただ、この2つに注意すれば初心者でも飼いやすい犬種であるといえるでしょう。

もともとそこまで吠える犬種ではないためマンションなどでも飼いやすく、抜け毛は少なく、匂いも強くありません。親からの遺伝性疾患も少ないため体も丈夫で長命です。

好奇心から事故や怪我につながらないよう、散歩時はリードを短く持ち飼い主がいつでも行動をコントロールできるようにしておく他、室内では手の届くところに物を置かず、ワンちゃんがくつろげるパーソナルスペースを別に確保してあげるなど、飼育時の安全面を考慮しましょう。
また、ストレスを感じさせないように留守番や運動不足に気を付けるなど、飼育環境を整える工夫も必要です。

室内遊びでは満足できない?散歩の頻度・運動時のポイント

ミニチュアシュナウザー

photo by Kaz

ミニチュアシュナウザーはネズミ捕りの猟犬として活躍していたことから活発で運動への欲求も高いです。
小型犬ではありますが、体は筋肉質でがっちりと引き締まっており、体力もあります。室内遊びだけでは満足できず、1日2回30分ずつの散歩が必要です。
ドッグランなどの広い場所での運動はストレス発散にもなるため、時々取り入れてあげましょう。

ただ、暑さには弱いため、散歩や運動をする際は暑い時間を避け熱中症に気を付けてください。

褒める9割・叱る1割!ミニチュアシュナウザーのしつけのコツ

ミニチュアシュナウザーのしつけは一貫性を持つことと褒めることがキーワードとなります。基本的には褒めることを心掛け、叱るときは必ず「いけないことをした瞬間」であることが大切です。時間が経ってから叱っても理解ができず、反抗心を生む原因になってしまいます。

飼い主が上位だと認識させ、人によってしつけにバラつきが出ないよう家族全員のしつけに一貫性を持たせることが重要です。

トイレのしつけ

毎回決まった場所でトイレができるように、根気強くトレーニングを積み重ねていきましょう。トイレトレーニングの基本的なコツはコチラです。

  • 落ち着いてトイレをできる場所を選ぶ
  • トイレは食事の場所と離す(ニオイ付きシートを使うと場所を覚えやすい)
  • 失敗しても叱らない
  • 成功したらオーバーなくらい褒める
  • 違う場所でトイレをした際はすぐに片付ける

特に重要なのが、失敗しても叱らないこと。これはトイレを悪いことと覚えてしまい、排泄をしなくなる可能性があるからです。また違う場所でした際にも叱らず、すぐに片付けるようにしましょう。臭いがつくとその場所をトイレだと思い込んでしまいます。

吠え癖のしつけ

吠え癖のしつけのコツは、まず何に吠えているのか原因を探します。
よくある例はコチラです。

例1.インターホンが鳴る、来客があると吠える
例2.散歩やエサなどを要求するときに吠える
例3.運動不足や愛情不足から吠える

警戒心から吠えているときはリラックスさせるためにご褒美を与えたり、ゲージに入れたりして気を反らしてあげます。

主従関係が築けていないと要求の際に吠えることがあり、その都度ものを与えてしまうと吠えれば貰えると覚えてしまうため、無視するのが一番です。吠えるのをやめたときに褒めてあげましょう。

また、ストレスが原因で吠えてしまうこともあるので、日頃からスキンシップをとったり、きちんと運動したりすることも大切です。

噛み癖のしつけ

どんなワンちゃんでも子犬時の甘噛みは見られますが、可愛くて許してしまうと成犬になってから噛み癖がつくため注意が必要です。

噛み癖のしつけのコツはコチラ。

  • 遊びの一環で噛まれても無視をする
  • 遊び中にヒートアップして噛むときはクールダウンさせる
  • 歯の生え変わりで痒くなり色々なものを噛むときは、犬用のガムなど噛んでも良いものを与える

無視をすることで噛むとかまってもらえなくなるということを覚えると、噛み癖が徐々に少なくなってきます。子犬のころから同じことを繰り返していきましょう。

ダブルコートなのに抜け毛が少ない?特殊な被毛の特徴・毛色

一般的にミニチュアシュナウザーのようなダブルコートの犬種は抜け毛が多いといわれていますが、ミニチュアシュナウザーの場合は少し特殊です。抜け毛が少ないことで知られ、アレルギー持ちの人でも飼いやすいと人気があります。
でもなぜミニチュアシュナウザーは抜け毛が少ないのでしょうか?特殊な被毛の特徴や抜け毛、お手入れや毛色などについてもご紹介します。

なぜ抜け毛が少ないの?被毛の構造と毛がほとんど抜けない理由

上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の2層になった被毛をダブルコート、下毛のないものをシングルコートと呼びます。
硬い上毛は皮膚を衝撃から守るためにあり、柔らかい下毛は皮膚を保湿する役割があります。

ダブルコートの犬種は温度調整のため、夏と冬の前に訪れる換毛期に下毛が生え変わります。
ところがミニチュアシュナウザーの場合、上毛がワイヤーコートという針金状の毛質であるうえに、カットしないと伸び続ける特殊な毛質をしているため、下毛が絡まりやすく毛が抜け落ちにくいのです。

毛色は全部で4種類・・・代表的なソルト&ペッパーってどんな色?

漆黒(ブラックのアンダーコート)

ミニチュアシュナウザーの毛色 漆黒(ブラックのアンダーコート)

photo by Marcii

ソルト&ペッパー

ミニチュアシュナウザーの毛色 ソルト&ペッパー

photo by joangonzalez

純白(ホワイトのアンダーコート)

ミニチュアシュナウザーの毛色 純白(ホワイトのアンダーコート)

photo by Neramitevent

ブラック&シルバー

ミニチュアシュナウザーの毛色 ブラック&シルバー

photo by Free-Photos

ミニチュアシュナウザーの毛色といえばソルト&ペッパーが代表的です。グレー系の下毛に塩と胡椒をまぶしたような縞模様が均一に入っています。

他にも、全身真っ黒の漆黒や、全身真っ白の純白、ブラックをベースに目の上、頬、髭、喉、胸、脚などにホワイトの斑が入るブラック&シルバーもあります。

ミニチュアシュナウザーの抜け毛は硬い針金状の上毛に絡まってしまうため、絡まった毛をとくためのスリッカーブラシを使用して、死毛となった下毛を取り除くことが重要です。

死毛の放置は毛玉になり皮膚の通気性を悪くし、皮膚病の原因にもなってしまいます。こまめにブラッシングを行えば、皮膚トラブルの予防や血行促進にもなりますし、スキンシップをとるにも最適です。できれば毎日、散歩の後や掃除機をかける前など、短時間で良いのでブラッシングを行いましょう。
ただ、抜け毛を取り除こうと必死になってやり過ぎるのは禁物です。皮膚を傷つけない力加減で行ってください。

また、ブラッシングは子犬の頃から慣れさせておきましょう。

※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。