ミニチュアピンシャー

活発で遊び好きなミニチュアピンシャーの性格・しつけ・飼い方などをご紹介!

「ミニピン」の愛称で親しまれるミニチュアピンシャーは、引き締まったコンパクトな体にピンと立った耳が特徴の犬種です。活発で体を動かすことや遊ぶことが大好きで、小型犬にも関わらず非常にタフなのも魅力の一つでしょう。そんなミニチュアピンシャーの性格や飼い方などをご紹介いたします。

ミニチュアピンシャー

photo by Dorena

ミニチュアピンシャーの基本データ

ミニチュアピンシャーの大きさ25cm~30cm
ミニチュアピンシャーの体重4~5kg
平均寿命長15年
原産国ドイツ

すらりとした四肢と、引き締まった体付きが特徴的なミニチュアピンシャー。体高と体長がほとんど同じスクエアな体格で、バランスが取れた見た目をしています。
ピンと立った耳も印象的ですが、これは生後3ヵ月ほどで断耳することで実現できています。しかし、今は動物愛護の観点から断耳をしない選択をする飼い主も多くなっています。
また、ミニチュアピンシャーは足を馬のように高く上げて歩く「バックニー歩様」も特徴の一つです。

ドーベルマンとは別犬種!ミニチュアピンシャーの歴史

ミニチュアピンシャーの歴史は古く、はっきりとした起源は分かっていませんが17~18世紀ごろが始まりとされています。ヘル・ピンシェルやジャーマンピンシャーなどを交配させ、ネズミ捕りなどの小害獣駆除をする犬種として活躍していました。
外見が似ていることから、よくドーベルマンを小型化した犬種だと言われますが、実はまったく別の犬種です。ただ、祖先犬がどちらも犬種も同じヘル・ピンシェルなので、似ているのかもしれません。

元気いっぱい!ミニチュアピンシャーの性格

個体差はあるものの、犬種によって性格は違います。ミニチュアピンシャーは愛情深く、警戒心が強い性格をしています。
溢れ出る好奇心から脱走することもあるミニチュアピンシャー。その他にはどんな一面があるのでしょうか?

活発で遊び好き!外交的で好奇心も旺盛

活気がありエネルギッシュなミニチュアピンシャーは、常に動き回っています。あまりの元気さに、飼い主がついていけなくなることもしばしば。遊び好きで、家の中を走り回るやんちゃな姿をよく見られるでしょう。

また、外交的で好奇心も旺盛なので、さまざまなことに興味を示します。初めて行く場所でも物怖じせず、「あっち行ってみようよ!」と楽しそうに探索をします。アウトドアのお供にはピッタリな犬種なため、お出かけが趣味の方にはおすすめです。
ただし、好奇心から脱走することが多いので注意しなければなりません。逃げ出してしまわないようにミニチュアピンシャーの行動にしっかり気を配りましょう。

警戒心が強く攻撃的になることも?

ミニチュアピンシャーはかなり警戒心が強く、少しの音でも敏感に反応します。その一方で怖いもの知らずな一面もあり、体こそ小さいですが自分より大きなワンちゃんにも果敢に立ち向かうことができます。
番犬としては頼りがいがありますが、少々攻撃的な一面を持ち合わせているため、知らない人や動物に飛びかかることもあるようです。嫌なことや乱暴に扱われるなどされると、攻撃的になる場合があるので、小さい子供がいる家庭は向いていない犬種と言えるでしょう。

忠実で愛情深い!綺麗好きな一面も

ミニチュアピンシャーは飼い主に従順忠実な犬種です。良好な関係性であればきちんと言うことを聞いてくれます。利口だからこそ主従関係がしっかりしていないとわがままな性格になるので気を付けましょう。
愛情深い性格でもあり、信頼していると甘えてきます。ただし、人見知りで他人には不愛想な態度をとってしまうようです。
また、綺麗好きな一面も特徴の一つです。部屋を走り周りますが、荒らして汚すことはあまりないでしょう。

飼いやすい?ミニチュアピンシャーの飼い方

ミニチュアピンシャーは小型犬ですがとてもタフなので、元気な犬種を迎えたい方に向いています。運動やアウトドアが好きな方なら、一緒にたくさん遊べる最高のパートナーになることでしょう。
しつけの際は興奮しやすい傾向から、落ち着いて行動することや自制心を育んであげることが大切です。また、脱走したりや子供に対して怒ったりすることもあるので、注意しなければなりません。

寒さと骨折に注意!住環境を整える

ミニチュアピンシャーは室内で飼育する犬種です。華奢な四肢は骨折や脱臼をしやすいので、床にカーペットを敷くなどして滑りにくくしたり、高いところに登れないようにしたりする必要があります。事故を防止するために、入ってほしくない場所には仕切りを作るなど住環境を整えることも大切です。興奮して部屋を走り回ってケガをしてしまわないよう、クレートトレーニングを行い留守番させるときは落ち着ける場所を用意してあげてください。
また、被毛が短く寒さに弱いので冬場は室温管理に気を付けなければなりません。服などを着せて暖かくしてあげましょう。

運動大好き!ミニチュアピンシャーの散歩について

ミニチュアピンシャーは小さな体には似合わず、かなりスタミナがあります。そのため、毎日の散歩や運動は欠かせません。散歩は毎日30~40分程度を1日2回行いましょう。冬に散歩をする際は寒さ対策として、服を着させてあげると良いでしょう。また、食欲が強いと散歩中に拾い食いをして誤食してしまう場合があります。目を離さずに散歩してあげてください。
散歩の他、家の中ではおもちゃで遊んだり、定期的にドッグランで自由に走らせたりするのも喜びます。ドッグスポーツなどもできますが、攻撃的な気質からトラブルを起こす可能性があるので、すぐに落ち着かせることができる飼い主との強い信頼関係が重要です。外で遊ばせるときは逃げ出さないように注意することも必要です。

ミニチュアピンシャーのトイレ・無駄吠え・噛み癖のしつけ方

ミニチュアピンシャーだけでなく、ワンちゃんをしつけるには飼い主との信頼関係が大切です。ミニチュアピンシャーは学習能力が高い犬種なので、飼い主をリーダーであることを理解させていれば、従順に聞いてくれます。褒められることが好きなので叱るのではなく、成功したら褒めるとより効果的です。
まず飼い主主導で我慢することを覚えさせることで、トイレをはじめ、その後のしつけが上手くいきやすくなるでしょう。気性が荒くて頑固な性格でもあるのでしつけには苦労しますが、根気強く教えていくことがポイントです。

トイレ成功の秘訣は褒めること

ミニチュアピンシャーは室内飼いなので、迎え入れてすぐに行うしつけがトイレです。
サークルを用意している場合、サークル内にトイレの場所を作り、覚えさせる方法があります。
最初は少量のおしっこを染み込ませたトイレシーツと一緒に設置すると、トイレの場所を覚えやすくなります。トイレが成功したら大げさに褒めることを繰り返すと次第に覚えてくれるでしょう。
失敗したときに叱ると隠れて排泄をするようになる可能性があるので絶対に止めてください。

また、ミニチュアピンシャーは綺麗好きな一面があるので、トイレはこまめに掃除するようにしましょう。

無駄吠えは多い?吠え癖をしつけるポイント

ミニチュアピンシャーは警戒心が強く、知らない人などに敏感に反応し吠えることがあります。番犬の役目は果たしますが、無駄吠えは近所迷惑になってしまうのでしつけをしなければなりません。

無駄吠えをすると「目を見て止めとはっきりと伝える」「おやつを取り上げる」「無視をする」など、無駄吠えのしつけ方法はさまざまですが、無駄吠えをすると嫌なことがあると理解させることがポイントとなります。
また、ミニチュアピンシャーは空き缶を叩く音が嫌いな傾向があるので、無駄吠えをすると空き缶を叩くことも効果的です。

甘やかせ過ぎると噛み癖の原因に

警戒心が強い性格の場合は、噛み癖にもつながることがあります。子犬の頃に甘噛みをしてくることがありますが、そのまま放置していると成犬になって噛み癖がついてしまいます。
そのため、基本的に噛み癖は子犬の頃からしつけます。噛まれたら徹底的に無視をしたり、空き缶を叩く音を出したりして、噛んだ後に嫌なことが起こると覚えさせます。

もし、さまざまなしつけ方法をしても噛み癖が治らない場合はドッグトレーナーに依頼することも一つの方法です。周りの人にケガをさせないためにも、しっかりしつけていきましょう。

※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。