ミニチュアダックスフンド

感情表現が豊かなミニチュアダックスフンドの性格や魅力とは?人気の毛色・子犬の最安地域もご紹介

ミニチュアダックスフンド

photo by BruceEmmerling

短い足でせっせと歩く姿がなんとも愛らしいミニチュアダックスフンド。その特徴的な体と豊かな感情表現で、一度飼ったら癖になる人も多いという人気の犬種です。1日1回は町ですれ違うといっても過言ではないほど、多くの家庭で飼われているミニチュアダックスフンドの魅力に迫ります!

ミニチュアダックスフンドってどんな犬?

ミニチュアダックスフンド

photo by valte

ミニチュアダックスフンドの魅力

  • 感情表現が豊かで、気持ちを読み取りやすい
  • 自立心があり賢く、初心者でもしつけやすい
  • 単色、2色、大理石模様など、毛色の種類が豊富
  • 毛質によって性格が異なり、外見・内面ともに個性のある犬種

地面をリズミカルに蹴り返す短い足がなんとも愛らしいミニチュアダックスフンド。優雅で長い胴体に、品のある垂れ耳、澄んだ瞳と優しく微笑んだような口元、個性のあるボディと可愛らしい表情に魅了されます。

声を張って吠えるときもあれば、高い声で甘えるときもあり、喜びや悲しみなど、気持ちを声や体全体で表現する感情表現が豊かな犬種です。
そんなミニチュアダックスフンドは気持ちを読み取りやすく、コミュニケーションをとるのも楽しいでしょう。
賢く物分かりがいいため、しつけがしやすいと初心者にも人気があります。

ミニチュアダックスフンドはサイズもコンパクトなため、住まい環境を選ばず一緒に暮らすことができ、ペット可能なマンションやアパートでも飼いやすいでしょう。

ミニチュアダックスフンドの子犬を飼う際は、種類豊富な毛色選びも楽しみのひとつです。

ミニチュアダックスフンドの歴史

ダックスフンドという犬種は、もともと中世頃からヨーロッパで狩猟犬として活躍していました。
地下の巣穴に住むアナグマ、キツネ、うさぎなどの猟が盛んだった当時、勇敢で賢く、機敏に巣穴を出入りできる胴長短足のダックスフンドは、人々にとって大変頼りになる存在だったのです。

ダックスフンドは地下だけでなく、農作物を荒らす害獣の捜索、追跡、回収など、地上での狩りでも優れた才能を発揮していたことでも知られています。

ダックスフンドは地下での狩猟に適した最良の犬種にするため、スパニエルやピンシャーなどと交配され、ミニチュアダックスフンドを含む3種類のサイズが生まれました。
「スタンダード」「ミニチュア」「カニンヘン」と3種類あり、ミニチュアダックスフンドは中間のサイズです。

さまざまな犬種と交配されているため、毛質は「スムース(つるつるとした短毛)」「ワイアー(硬い毛)」「ロング」の子がいます。

ミニチュアダックスフンドの性格・性質

<3つのポイント>

  • 好奇心旺盛
  • 友好的
  • 神経質や攻撃的ではない

ミニチュアダックスフンドは家族の会話や遊びの輪にも積極的に参加するような、友好的な性格が大きな魅力です。
とにかく人と遊ぶこと、スキンシップをとることが大好きな犬種のため、一緒に遊べる子供のいる家庭や、常に家に誰かいるような家庭に適しています。

もともと狩猟犬ということもあり、好奇心旺盛で何事にも恐れずに向かっていく性格は、ミニチュアダックスフンドならではです。
小さな体でアナグマやキツネなどに立ち向かっていく姿からは、大型の狩猟犬にも劣らない寛容な心の持ち主であることが分かります。

神経質や攻撃的でないところもミニチュアダックスフンドの魅力です。
落ち着きがあり猫のような自由気ままな性格から、「犬界で一番の楽天家」として親しまれていることでも有名です。

ミニチュアダックスフンドの飼い方の注意点

ミニチュアダックスフンドはもともと狩猟犬のため、「吠え癖」には注意が必要です。
知らない人に必ず吠える、威嚇するなど、ミニチュアダックスフンドに多い無駄吠えを防止するためには、子犬のうちから家族以外の人やワンちゃん、車や物音などに慣れさせておくことがポイントです。

早いうちから社会性を育んであげることで吠え癖をなくし、生まれながらに持っている友好的で穏やかな性格を伸ばしましょう。

ミニチュアダックスフンドは筋肉質で運動量を必要とする犬種なため、1日1回20~30分の散歩を行います。
ドッグランなど、思いっきり走り回れるような環境にも喜びます。

また、ミニチュアダックスフンドは元気で活発なため、「室内で思い切り走り回っていたから散歩はいいか」というときもあるでしょう。
しかし散歩には運動不足の解消以外に、ストレスの発散や社会性を育む時間でもあるため、欠かさずに行ってくださいね。

ミニチュアダックスフンドのお手入れ

ミニチュアダックスフンド

photo by TanteLoe

ミニチュアダックスフンドは体臭もきつくなく、トリミングも必須ではないため、比較的お手入れは簡単です。
ただし、毛質によってお手入れのポイントは異なります。全ての毛質の子に共通することは、月に1・2度シャンプーを行うことと、2~3日に1度の丁寧なブラッシングです。

ロングヘアの子は胸元や足元など、歩行の際に地面と擦れてしまうような長い被毛は適せんカットしてあげると快適になります。
絹上で絡まりやすい毛質のロングヘアと、ゴワゴワとした毛質のワイアーヘアは毛玉になりやすいため、こまめに毛流れなどを確認し、毛並みを整えましょう。

スムースヘア抜け毛が目立つため、ブラッシングはもちろんのこと、室内の掃除もこまめに行い、清潔な環境を保ちましょう。

ミニチュアダックスフンドは垂れ耳のため、週に1~2回耳掃除を行います

ミニチュアダックスフンドにまつわる噂

★毛質によって性格が異なるって本当?

ダックスフンドの基本はスムースヘアで、スムースに他の犬種を交配させて生まれたのが、ロングヘアとワイアーヘアです。
他の犬種と交配したことにより、毛質によって性格に個性が表れています。

スタンダードともいえるスムースヘアは、狩猟犬としてのダックスフンドの素質を受け継いだ、元気で活発な性格です。

絹糸のような美しい被毛が特徴的なロングヘアは、スパニエルと交配されているため、非常に温厚で優しい性格をしています。3種の毛質の中では特に甘えん坊な性格です。

ピンシャーと交配されたワイアーヘアは、気が強く頑固な一面があります。ただし、きちんと主従関係を築くことで頼れるパートナーとなることができるでしょう。

毛質によっても性格が異なるミニチュアダックスフンドは魅力がたっぷりです。

★ミニチュアダックスフンドは「吸い癖」がつきやすいって本当?

ワンちゃんがブランケットをチュウ、チュウと吸う姿を目にしたことがある方もいるでしょう。

これを「ブランケットサッキング」というのですが、その行為をしないと心が落ち着かないために、ブランケットを吸っています。

この症状は強迫性障害からくるものといわれていますが、遺伝子的要因やストレスなどが原因で発症するようです。
ワンちゃんの中でもミニチュアダックスフンドは発症しやすい犬種といわれているため、もしも症状が気になるようであれば、遺伝的な要因があるのかどうかを調べてもらうといいでしょう。
また、ブランケットやタオルを極力与えないこと、行為がはじまったら散歩に連れ出すなど気を紛らわせるのも効果的です。

★ミニチュアダックスフンドは大きさによって分類が変わるって本当?

国際的な愛犬団体JKCにも「ダックスフンド」という犬種名で登録がされており、その中の1種にミニチュアダックスフンドがいます。

ダックスフンドのスタンダードは5kg以上、ミニチュアは約5kg、カニンヘンは5kg以下とサイズにボーダーラインがひかれており、胸囲の規定と合わせて生後15ヵ月時点の大きさで種類が決まります。

そのため、ミニチュアダックスフンドの子犬でも、成長の過程で規定のサイズを超えてしまうこともあるのでしょう。
もしもマンションの規定などでサイズに関しての不安があれば、子犬を購入する前にあらかじめブリーダーさんに相談してみるのがおすすめです。

ミニチュアダックスフンドをお迎えしよう!

ミニチュアダックスフンド

photo by Takashi Hososhima

ミニチュアダックスフンドの基礎データ

ミニチュアダックスフンドの大きさ体高13~15cm
ミニチュアダックスフンドの体重4~5Kg
平均寿命12~15年
原産国ドイツ

ミニチュアダックスフンドの人気カラー

  • クリーム(イエロー)
  • ブラック&タン
  • レッド
  • ダップル(まだら模様)
  • ブリンドル(縞模様)

ミニチュアダックスフンドの毛色は、なんと100種類をも超えるバリエーションがあるといわれています。

クリームやレッドなどの「単色」、ブラックをベースにポイントで褐色が入る「2色(タン)」、シルバーやホワイトのまだら模様が珍しい「ダップル」や、イエローやレッドをベースに縞模様が入る「ブリンドル」など。

この他にもミニチュアダックスフンドならではの個性的な毛色がたくさんあります。

中でも、他の犬種には見ないまだら模様のダップルをはじめ、縞模様のブリンドル、レアなホワイトやブルー、チョコレート系のカラーは人気が高いようです。

ミニチュアダックスフンドは毛質によって限定のカラーもあるなど、毛色を選ぶだけでも子犬を迎えるのがワクワクしてきますね。

ミックス犬ってどう?

ミニチュアダックスフンドの種類豊富な毛色、しつけやすい性格、住まい環境を選ばないビジュアルなど、魅力がたっぷりでそれだけでも十分な気もしますが、やはり人気の犬種とのハイブリッドは気になるところです。

ダップー

ダックスフンド×トイ・プードル
容姿は固体によってどちらに似るか分かりませんが、多くの子が“胴と鼻が長めのトイ・プードル”になるようです。
どちらの犬種も社交性があり、飼い主に従順、しつけやすい犬種として人気があります。性格も容姿と同様固体差のあるミックス犬ですが、元気で活発な子が多いです。
トイ・プードルとの交配は、ミニチュアダックスフンドにはないカールした毛質やバランスの良い体格を得られるかもしれないところが魅力的ですよね。

マルックス

ダックスフンド×マルチーズ
ミニチュアダックスフンドには見ない純白の被毛が魅力的なマルチーズとのミックス犬は、両親の遺伝子を半々に受け継ぐ子が多いようです。
体は胴長短足で垂れ耳、被毛は純白となることがほとんどで、体の大きさはマルチーズのように超小型の子が多く見られます。
マルックスは穏やかで優しく、甘えん坊な性格のため、子供がいる家庭や多頭飼いにもおすすめです。
また、ミニチュアダックスフンドよりも体が小さくなる子が多いため、マンションやアパートであれば、より飼いやすくなるところも魅力的です。

コッカークス

ミニチュアダックスフンド×アメリカンコッカー・スパニエル
コッカークスは体重は7kg以上と、ミニチュアダックスフンドをそのまま少し大きくし、アメリカンコッカー・スパニエルの真ん丸の瞳と、絹のような美しい被毛を受け継いだ中型のミックス犬です。
知能が高く社交的で、家族を温かく見守ってくれるような寛容な性格が特徴です。
ミニチュアダックスフンドのミックス犬としては歴史が浅いのですが、肌触りの良いぬいぐるみのような被毛とマスクで今後注目が集まりそうです。

ミニチュアダックスフンドのその他の特徴

ミニチュアダックスフンド

photo by  PublicDomainPictures

胴長短足なルックスが愛らしいミニチュアダックスフンドの子犬を選ぶ際は、短い足の動きや骨格をよく観察しましょう。

ミニチュアダックスフンドの短い足は歩きにくいなどの支障は一切なく、エネルギッシュで力強い歩行が得意です。四肢がバランス良く動いているか、きちんと地面を蹴れているかを確認しましょう。

ミニチュアダックスフンドは特徴的な体型により足腰を痛めやすいため、丈夫な四肢であるかどうかは大切なポイントです。

また子犬を選ぶ際は、筋肉質でしっかりとした体つきの子が好ましいでしょう。抱き上げたときの力強さや、程よく厚みのある肉付であるかも確認してみてください。

女の子と男の子、どちらが人気?

女の子…51%、男の子…49%

ブリーダーナビの犬種別検索数より

ほんの少しだけ、女の子の方が人気のようですね。
好奇心が旺盛なミニチュアダックスフンドですが、比較的女の子の方が落ち着きがありしつけやすいといいます。
男の子は女の子よりも好奇心旺盛で甘えん坊なようです。
男の子は人間の子供のように手がかかる一面もあるため、常に誰かが相手になってくれるような大家族などの家庭環境であれば、きちんとしつけもできていいかもしれません。

ブリーダーからお迎え!ミニチュアダックスフンドの子犬が安い地域ベスト3

1位秋田県9万8500円
2位富山県11万9800円
3位岩手県12万円
全国平均18万3519円

ブリーダーナビしらべ

なんと1位の秋田県では、全国平均よりも半額近く安い価格で紹介してもらえるとあって驚きです。安い地域ランキングでは、2位以外は東北地方となっています。どの県もやや寒冷な地であることが共通点です。

これには東北・北陸地方の気候が、ミニチュアダックスフンドの原産地であるドイツの気候と似ていることもあるのかもしれませんね。朝晩や山地は厳しい寒さですが、日中は温かく爽やかな気候、極端に寒い日もあれば暑い日もある、ドイツ・東北・北陸はそんな共通点を持ちます。

ミニチュアダックスフンドの子犬をお探しの際は、ぜひランキング上位の県もチェックしてみてください。