ロングコートチワワ

ロングコートチワワの抜け毛やお手入れ方法は?性格・飼い方なども

ロングコートチワワ

photo by つるたま

力が弱く、女性や高齢者でも飼いやすいロングコートチワワ。大きな瞳がかわいらしく、日本でも高い人気を誇ります。特徴的な被毛は長いのでこまめなお手入れが必要です。ここでは性格や飼い方、被毛のお手入れ、購入価格などを詳しく解説します。

ロングコートチワワってどんな犬?

ロングコートチワワ

photo by Toshihiro Gamo

ロングコートチワワの魅力を大公開!

  • ウルウルとした大きな瞳
  • 一緒にお出かけしやすい小さな体
  • 家族が大好きで甘えん坊
  • 力が弱いため、女性や高齢者でも飼いやすい

小さな体、ピンとたった三角の耳、ウルウルとした大きな瞳が特徴のロングコートチワワ。日本ではかなり高い人気があり、ペットショップや街でもよく見かけます。

その小さな体はどこへでも連れていきやすく、一緒にお出かけを楽しむことができます。体の大きなワンちゃんとお出かけする際は車が必須になりますが、ロングコートチワワの場合は犬用のキャリーバッグさえあれば、電車やバスでのお出かけが可能です。そのため、車を持っていない方や免許を持っていない方でも、ロングコートチワワとのお出かけを楽しめます。(バスや電車によってはペット禁止の場合がありますので、利用する交通機関をご確認ください。)

また、ロングコートチワワは力が弱いため、女性や高齢者でも飼いやすいといえます。散歩の際にグイグイ引っ張られることもなく、何かあったとしても行動を抑制することができます。非常にコントロールのしやすい犬種ですので、女性や高齢者だけでなくワンちゃんを初めて飼う方にもおすすめです。

ロングコートチワワは家族が大好きで、とても甘えん坊です。常に誰かと一緒にいることを好み、深い愛情を示してくれます。ロングコートチワワは“抱き犬”としても有名で、抱っこされることが大好きです。信頼できる飼い主さんの腕の中で眠ることもしばしば。ロングコートチワワの幸せそうな寝顔を見ていると、こちらまで幸せな気分になります。

ロングコートチワワの歴史

世界最小の犬種であるチワワの歴史は謎が多く、様々な説が謳われています。

中でも有力とされているのは、トルテカ文明時代に先住民と暮らしていた「テチチ」と呼ばれる小型犬が、チワワの始まりではないかといわれています。当時の建造物にテチチの絵が描かれていたそうなのですが、その外貌はチワワそのものだったとか。しかし、この頃はロングコートチワワが存在せず、スムースコートしかいなかったようです。

その後チワワは、スペイン軍に連れられアメリカへと上陸します。アメリカではチワワの品種改良が進められ、ここでようやくロングコートチワワが誕生します。

そのロングコートチワワが日本にやってきたのは、1970年頃だといわれています。小さくて愛らしいルックスで日本人の心鷲掴みにし、瞬く間に人気犬種へと成り上がっていきました。

ちなみに、この“チワワ”という名前は原産国であるメキシコ最大の州「チワワ州」にちなんでいるそうです。

ロングコートチワワの性格・性質

<3つのポイント>

  • 無邪気
  • 怖がり
  • 警戒心が強い

ロングコートチワワは、とても無邪気な性格をしています。おもちゃで遊んであげると楽しそうに走り回りますし、大好きなおやつを見せると「おやつだ~やった!」と体全体で喜びを表現します。

一方で、怖がりな一面も持ち合わせています。家族以外の人や初めての場所に恐怖を示し、飼い主さんの後ろに隠れたり、体をブルブルと震わせたりすることがあります。そのときは、「大丈夫だからね」といって優しく声をかけてあげましょう。

ロングコートチワワは怖がりゆえ、警戒心がかなり強いです。家族以外の人や動物に対しては攻撃的になりやすく、心を開くのにも時間がかかります。また、小さな物音にも敏感に反応し、「誰だ!」とワンワン吠えます。

ロングコートチワワのお手入れ

ロングコートチワワは毛が長いため、週に2~3回程度のブラッシングが必要となります。特に耳の横に生えている飾り毛は細くて絡まりやすいため、入念にとかしましょう。抜け毛はそこまで多くないものの、“換毛期”と呼ばれる毛の生え変わり時期にはたくさん抜けますので、普段よりこまめなブラッシングが必要となります。

長毛種ですが、カットは基本的に必要ありません。カットするとすれば、毛を全体的に短くするサマーカットか、伸びてきた毛を切りそろえる程度でしょう。

ロングコートチワワの飼い方の注意点

ロングコートチワワ

photo by Toshihiro Gamo

ロングコートチワワはとても寒がりです。そのため、できるだけ部屋は暖かくし、冬場のお散歩は洋服を着せてあげましょう。ロングコートチワワを含む小型犬の洋服は、かなりバリエーション豊富です。人間顔負けのお洒落なものや、飼い主さんとお揃いのものまであり、見ているだけでも楽しくなってきます。

ロングコートチワワは縄張り意識が強いため、自宅に知らない人が入ってくると吠えたり、攻撃的になったりすることがあります。これらを放置していると、来客に怪我をさせてしまったり、騒音トラブルに発展したりする恐れがありますので、できるだけ早めにしつけをしましょう。しつけに行き詰まった際は、ひとりで悩まずにドッグトレーナーを頼りましょう。

ロングコートチワワにまつわる噂

★頭に穴が空いてるって本当?

ロングコートチワワやトイプードルなど、リンゴのように丸い頭をしているワンちゃんは、頭頂部の骨が空いた状態で生まれてくる傾向にあります。そのため、生まれて間もない子犬の頭頂部を触るとペコッと凹むことがあります。この状態は“モレラ”と呼ばれており、ロングコートチワワにはよく見られる現象です。

頭頂部の穴は成長に伴って閉じていくのですが、中には穴が空いたままの子もいます。一見重大な病気のようにも思えますが、実は成犬になっても穴が閉じない子は一定数いるようで、珍しいことではありません。しかし、穴が閉じていない子は頭への衝撃に弱いため、細心の注意が必要です。

★ロングコートチワワはワガママって本当?

ロングコートチワワはよくワガママだといわれますが、最初からワガママな性格をしている子はほぼいません。実は飼い主さんの育て方次第でワガママになるか、ならないかが決まります。

ロングコートチワワは甘え上手なため、「おやつちょうだい」「抱っこして」などと要求してくるのですが、それに応え続けるとワガママな子になるようです。可愛い愛犬のお願いを無視するのは心苦しいですが、要求には極力応えないようにしましょう。

★ロングコートチワワとスムースコートチワワは違う犬種って本当?

ロングコートチワワとスムースコートチワワは、どちらも同じ「チワワ」という犬種です。毛が長いか短いかの違いで、名前が分けられています。毛の長さが違うからといって性格や毛色が異なることはありませんが、毛のお手入れの方法だけは少し異なります。

ロングコートチワワをお迎えしよう!

ロングコートチワワ

photo by Toshihiro Gamo

ロングコートチワワの基本データ

ロングコートチワワの大きさ15~23cm
ロングコートチワワの体重2kg~3kg
平均寿命12年以上
原産国メキシコ

ロングコートチワワのカラー

  • クリーム
  • ブラック
  • ブラック&タン
  • フォーン&ホワイト
  • トライカラー

ロングコートチワワは、マールと呼ばれるカラー以外であればどんな毛色も認められています。そのため、非常にバリエーション豊富な毛色が存在しています。

数ある中でも人気が高いのは、クリームかブラック&タンではないでしょうか。クリームはふんわりとした優しい色味をしており、守ってあげたくなる可愛さがあります。非常に薄いカラーであるため、黒くて大きな瞳がより強調されます。

ブラック&タンは、ブラックベースに「タン」と呼ばれる黄褐色の模様が入っています。タンが入る場所は胸元や口周り、目の上が多いです。目の上にはマロ眉のような模様が入っていることが多く、とても愛嬌のあるお顔をしています。

そのほか、ブラックはロングコートチワワの可愛らしいイメージとは真逆の非常にクールな雰囲気があります。フォーン&ホワイトは、フォーンと呼ばれる薄いブラウンとホワイトの2色で構成されており、上品な雰囲気があります。

ミックス犬ってどう?

現在日本では、違う犬種同士を掛け合わせた「ミックス犬」が大人気です。たとえ同じ掛け合わせであったとしても容姿や性格はその子によって変わるため、「うちの子は世界にたった1頭だけ!」という特別感が味わえます。

チワプー

ロングコートチワワ×トイプードル
全犬種の中でもトップクラスの人気を誇る2犬種が混ざったチワプー。毛色や毛質はトイプードルの血が濃く、茶色のカールした毛の子が多いです。顔はロングコートチワワのようにキュッと小さく、まん丸の目をしています。耳は立ち耳と垂れ耳、両方存在しています。

チワックス

ロングコートチワワ×ダックスフンド
全体的にダックスフンドの血が濃く、垂れ耳の胴長短足体型です。ただ、顔にはロングコートチワワの血が濃く出ており、あどけない顔立ちの子が多いです。

チワマル

ロングコートチワワ×マルチーズ
両親はどちらもぬいぐるみのような愛らしい姿をしているため、チワマルもその血を存分に受け継いでいます。全体的にはマルチーズ感が強く、毛色もホワイトの子が多いようです。

ロングコートチワワ

photo by つるたま

女の子と男の子、どちらが人気?

女の子…46% 男の子…54%

ブリーダーナビの犬種別検索数より

性別によって人気の差はほぼありませんが、やや男の子の方が人気です。

男の子は女の子よりも甘えん坊な性格をしており、飼い主さんにベッタリな子が多いです。愛犬にはたくさん甘えられたいとお考えの方には、ピッタリだといえます。

女の子は体が小さくて力も弱いため、とても飼いやすいです。また、比較的自立心の強い子が多く、長時間のお留守番もしっかりこなしてくれます。

ブリーダーからお迎え!ロングコートチワワの子犬が安い地域トップ3

1位高知県11万5333円
2位山口県14万2250円
3位宮崎県14万8000円
全国平均21万4987円

ブリーダーナビしらべ

ロングコートチワワの子犬をお迎えする際は、ブリーダーさんからお迎えすることをおすすめします。ペットショップより、ブリーダーさんの元にいる子の方が性格が良く、飼いやすい傾向にあるからです。また、犬社会のルールを身につけている子が多く、お行儀の良いロングコートチワワをお迎えすることができます。

販売価格もブリーダーさんの方が安い傾向にあります。実際、ロングコートチワワの全国平均価格が21万円であるのに対し、高知県のブリーダーさんは11万円で販売しています。なんと10万円近くも安くなっています。その次にランクインしている山口県、宮崎県でも7万円ほど安くお迎えができます。