レークランドテリア

歴史ある猟犬レークランドテリアの性格・飼い方・病気などをご紹介

レークランドテリアはあまり聞きなれないかもしれませんが、猟犬として長い間活躍していたテリア種の一種です。正方形型をした体格は、筋肉質で俊敏に動くことができます。勇敢な性格からきちんとしつけをしていれば優秀な番犬になってくれるはずです。
そんなレークランドテリアについて、性格や飼い方などをご紹介します。

レークランドテリア

photo by eventsfb

レークランドテリアの基本データ

レークランドテリアの大きさ33~37cm
レークランドテリアの体重7~8kg
平均寿命13~14年
原産国イングランド

キツネ狩りで活躍したレークランドテリアの歴史

「バターデールテリア」や「フェルテリア」とも呼ばれていたレークランドテリアの起源は不明な点が多く、ボーダーテリアやフォックステリアなどと共通するテリア種の血を受け継いでいると考えられています。

イギリスの湖水地方で生まれ、キツネ狩りの猟犬として活躍していました。キツネ狩りの猟犬として有名なフォックスハウンドより古く、作業系のテリアの中でも歴史のある犬種といわれています。

19世紀には猟犬の性質を高めようと交配が進められましたが、20世紀になると固定化が図られ、1921年にイギリスで公認の犬種となりました。

その後、アメリカにも輸出するようになり、ドッグショーでも活躍し有名になりました。その頃から「レイキー」の愛称で親しまれるようになったようです。

勇敢で友好的なレークランドテリアの性格

レークランドテリアは好奇心旺盛で活発な性格をしています。遊び好きで友好的な一面もあるので、子供などとも仲良くできるでしょう。

ただし、もともと猟犬ということもあり、飼い主には忠実ですが頑固なところもあるので、気に入らない相手には従わないことがあります。飼い主以外には懐きにくく、警戒心から攻撃的になる場合もあるので気を付けましょう。

また、自分より大きい相手でも立ち向かうほど勇敢な性格でもあります。上手くしつけることができれば、優秀な番犬として活躍しますよ。

レークランドテリアの飼い方としつけのポイント

レークランドテリアは活発で体力がある犬種なので、小柄であっても運動量が必要な犬種です。頑固な性格からしつけもきちんと行わなければなりません。
ここでは、レークランドテリアの飼育方法やしつけのポイントなどをご紹介します。

ストレスを溜めないよう十分な運動を

1時間以上の散歩を1日2回

レークランドテリアはもともと猟犬として活躍していたこともあり、体格は小柄ですが運動量は豊富です。そのため、散歩は1日に1時間以上を2回行いましょう。

運動量が不足しているとストレスとなり、攻撃的な部分がより強くなってしまう可能性があります。体調不良にもなる場合があるので、しっかりと運動をさせてあげてください。追いかける習性があるので、散歩だけでなくボール遊びなどを取り入れると喜んでくれるでしょう。

ただし、外で遊ぶときは他のワンちゃんを追いかけてしまうなどのトラブルが起きる場合があります。リードは外さないようにしてください。

室内でも遊んであげる

レークランドテリアは飼い主と一緒に過ごすことを好み、寂しくないよう室内飼いがおすすめです。

遊び好きで活発な性格なので、室内でも遊ぶ時間をたっぷりとってあげてください。その際、駆け回っている中で滑ってケガをしてしまわないように、フローリングにカーペットを敷くなどの対策が必要です。

庭で思い切り遊ばせることも喜びますが、穴掘りが大好きなので穴だらけにならないように気を付けましょう。

子犬のころから主従関係を築き、根気強くしつけを

主従関係をしっかりと築く

レークランドテリアだけではなく、テリア種は頑固で気が強いのでしつけは大変です。叱られても屈せず、そのうえ自分で考えて行動するところがあるのでワンちゃんを飼うのが初めてという人には向いていない犬種といえるでしょう。

しつけで大切なのは、主従関係をはっきりさせ飼い主の方が上であることを認識させることです。甘やかさず、子犬の頃から主従関係を徹底してしつけを行いましょう。

メリハリのあるしつけで根気強く行う

しつけには主従関係が大切といっても、無理に抑圧してしまうと飼い主に不信感を抱いてしまいます。

いつも厳しく接するのではなく、叱るのは悪いことをしたときのみにし、良いことをしたら思いっきり褒めてあげましょう。

また、レークランドテリアは警戒心が強く、来客した初対面の人に攻撃的になる場合があります。特に室内で飼育する場合、そうならないようなしつけも行う必要があります。子犬の頃から家族以外の人やワンちゃんと触れ合う機会を作り、社会性を身に付けさせましょう。

毛色は何種類?お手入れ方法は?

さまざまな毛色も魅力

  • ブラック&タン(黄褐色)
  • ブルー&タン
  • レッド
  • ウィートン
  • レッド・グリズル
  • レバー
  • ブルーまたはブラック

レークランドテリアの毛色はクリーム色のようなウィートンや、ブラック系の色に赤みが混ざったレッド・グリズルなどさまざまです。
個体によっては足先や胸に白い小斑が見られることがあるようです。

抜け毛は多い?定期的なブラッシング・トリミングが必要

レークランドテリアは特徴でもある巻き毛のオーバーコート(上毛)と柔らかいアンダーコート(下毛)のダブルコートです。

ダブルコートは換毛期(春・秋)に大量に毛が抜け落ちます。レークランドテリアも換毛期になると抜け毛が多くなり、さらに巻き毛なので定期的にブラッシングをしていないと絡まってしまいます。ケアが足らないと皮膚炎を発症してしまう恐れがあるので、週に3回を目安にブラッシングをしてあげましょう。

また、毛が伸びるため、定期的なトリミングも必要です。口ひげを長くカットスタイルは口元が汚れやすくなるので綺麗に保つように気を付けましょう。

かかりやすい病気(眼・血液・関節)

レークランドテリア

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レークランドテリアは白内障や水晶体脱臼などの眼の病気にかかりやすい傾向があります。その他、遺伝的にかかりやすい血液の病気や小型犬に多い関節疾患にも気を付けなければなりません。
どんな病気にかかりやすいのか、飼う前に確認しておきましょう。

眼の病気

緑内障

眼球の中は房水という液体で満たされており、その量によって眼圧が一定に保たれています。緑内障は房水の流れが悪くなることで眼圧が高くなり、充血や視覚障害、目の痛みなどの症状が現れます。進行すると視力が低下し、失明する場合があります。

原因は遺伝的な奇形や腫瘍、外傷などで房水の流れが異常になります。早期発見・早期治療を行えば失明にならず治療できるので、日頃から眼をこまめにチェックしましょう。

治療には眼圧を下げる点眼薬や内服薬などを投薬する内科治療か、進行が抑えられない場合は外科手術が選択されます。

水晶体脱臼

レンズの役割をする水晶体はチン氏帯という組織に支えられており、そのチン氏帯が切れたことで水晶体の位置がずれてしまった状態が水晶体脱臼です。緑内障やブドウ膜炎を起こしている場合は、充血や目の痛みなどがみられ、失明することがあります。

外傷や眼の病気などで発症することがありますが、テリア種では遺伝性の場合が多いようです。そのため、予防は難しいでしょう。

治療は脱臼の種類によって異なります。前方脱臼では手術をして水晶体を取り出します。一方、後方脱臼では点眼を行いながら定期的に眼圧の測定がされます。

血液の病気

フォンビルブランド病

止血機能があるフォンビルブランド因子に異常が起きることで発症する病気です。ケガをしたときなどの過度の出血や血尿などの出血といった、止血に関わる異常がみられます。

原因はフォンビルブランド因子の遺伝的な異常です。そのため予防が難しく、遺伝子検査を行い異常な遺伝子を持ったワンちゃんが子犬を産まない方法が取られます。

止血の異常を改善させる治療法はなく、過度に出血した場合は輸血によって対処されます。

関節の病気

レッグペルテス症

大腿骨頭壊死症とも呼ばれる股関節に異常が起こる病気で、大腿骨頭へ流れる血液が不足することで大腿骨頭が壊死してしまいます。痛みを感じるので足を着かない歩き方をするなどの様子がみられます。

明確な原因は分かっていないため、予防は難しいでしょう。小型犬の発症が多く、遺伝が関与しているといわれています。

治療は状態や年齢によって異なり、鎮痛剤などの内科治療もしくは手術があります。手術では大腿骨頭を取り除く大腿骨頭切除術が行われます。

レークランドテリアをブリーダーから購入した場合の価格は?

レークランドテリア

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レークランドテリアの子犬が安い地域ランキングベスト3

1位徳島県17万円
2位徳島県23万5000円
3位
全国平均21万8750円

※記事執筆時点のデータ
ブリーダーナビしらべ

ブリーダーからお迎えするメリット

①健康的で社交性の高い子犬を迎えやすい

十分に衛生管理がなされているブリーダーのもとで生まれ育った健康的な子犬を探すことができます。
また、他にも子犬がいる環境で生まれ育っているため、社会性が身に付いた状態で迎えやすくなります。
さらに、基本的なしつけを受けていたり、適切な血統管理がなされていたりするケースが多いです。

②購入後のサポートも安心できる

子犬の見学を通してブリーダーの顔がわかり、信頼関係を築くことができます。
子犬の購入後も分からないことがあれば質問しやすくなり、安心してサポートを受けられます。

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流通の中間マージンがかからないため、ペットショップから購入する場合にくらべて子犬の購入金額は安くなります。
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※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。