ラブラドールレトリーバー

盲導犬として有名なラブラドールレトリーバーってどんな犬?人気のカラーや性別は?安く迎えられる地域ってあるの?

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穏やかそうな見た目と社交的な性格が特徴のラブラドールレトリーバーは、今も昔も人間の良きパートナーとして活躍している犬種です。毛色はイエローやブラック、チョコがあります。そんなラブラドールレトリーバーの魅力や歴史、販売価格などをご紹介いたします。

ラブラドールレトリーバーってどんな犬?

ラブラドールレトリーバー

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ラブラドールレトリーバーの魅力

  • 頼りがいのある大きな体
  • 見るからに穏やかそうな顔立ち
  • 愛想が良くて社交的
  • 泳ぎが得意

トロンとしている優しげな瞳、頼りがいのある大きな体、垂れた耳が特徴のラブラドールレトリーバーは、世界中で人気がある犬種です。ペットとしてはもちろんですが、盲導犬や介助犬などの「ワーキングドッグ」としても人気が高いです。

ラブラドールレトリーバーは、いつの時代も人間と共に生活をしてきた犬種であるため、人間のことが大好きです。とても愛想が良く、人間を見つけると嬉しくて突進してしまうことも。また、社交的な性格をしているため、どんな人に対しても「こんにちは~!」と元気よく挨拶します。

現在は盲導犬や介助犬などとして活躍しているラブラドールレトリーバーですが、かつては水猟犬として活躍していました。主に水に入って銃で撃ち落とされた獲物を回収する作業をしていたため、泳ぎがとても得意です。スイスイと余裕そうに泳ぐ姿は、非常に優雅です。

ラブラドールレトリーバーの歴史

ラブラドールレトリーバーは、イギリス原産の犬種です。この犬種の始まりは未だに謎な部分がたくさんありますが、ニューファンランド島から船に乗ってイギリスへやってきたワンちゃんが、後にラブラドールレトリーバーになったのではないかといわれています。

ニューファンランド島からイギリスに渡ったラブラドールレトリーバーは、水辺の獲物を回収する水猟犬として活躍していました。その後1880年以降からは水猟犬としてではなく、盲導犬や介助犬、警察犬、麻薬犬など多岐にわたる分野で活躍し始めます。

その学習能力の高さと穏やかな性格は、ワーキングドッグとして人気を集めただけでなく、ペットとしても高い人気を誇っています。世界で1番人気の犬種といっても過言ではないほどで、我が国でも数多くのラブラドールレトリーバーがペットとして飼育されています。

日本最大級の畜犬団体「ジャパンケネルクラブ」の調査によると、約4300頭近くのラブラドールレトリーバーが日本で飼育されているそうです。(2018年現在)

ラブラドールレトリーバーの性格・性質

<3つのポイント>

  • 穏やか
  • 利口
  • 飼い主に忠実

ラブラドールレトリーバーは非常に穏やかな性格をしています。攻撃性はほとんどなく、どんな人に対しても優しく接してくれます。赤ちゃんや子どもともよく遊んでくれ、まるでベビーシッターかのような働きを見せてくれることもあります。その穏やかな性格は見た目にも現れており、アーモンド型の優しげな瞳が印象的です。

ご存知の方も多いかと思いますが、ラブラドールレトリーバーは犬種トップクラスの頭脳を持っています。学習能力が非常に高く、特に言葉を理解する能力に長けています。また、ずば抜けた適応力を持っており、その状況にあった判断を自らで考えて行動することができます。

利口なラブラドールレトリーバーは、飼い主にとても忠実な性格をしています。どんなことであっても、飼い主に指示されれば喜んで従います。ラブラドールレトリーバーはとにかく飼い主の喜ぶ姿が大好きですので、かなり献身的な行動を見せてくれます。

ラブラドールレトリーバーのお手入れ

ラブラドールレトリーバー

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ラブラドールレトリーバーは短毛ですので、お手入れは比較的楽だといえます。毛玉ができることもありませんし、毛をカットする必要もありません。

しかし、ラブラドールレトリーバーはダブルコート(※)という毛の構造をしているため、抜け毛が非常に多く、毎日のブラッシングが欠かせません。散歩から帰ってきたときにでも、短毛用ブラシを使ってササッとブラッシングしてあげましょう。ブラッシングを怠ると抜けるべき毛が残ったままになり、皮膚病にかかってしまいます。

ブラッシングだけでなく、垂れ耳のラブラドールレトリーバーには耳掃除が欠かせません。垂れ耳は通気性が悪いため、汚れや湿気が溜まりやすくなっています。立ち耳の子と比べると耳の病気にかかりやすい環境ですので、週に1~2回ほど耳掃除をしてあげましょう。

※ダブルコートって?
ワンちゃんの毛は「オーバーコート」「アンダーコート」と呼ばれる2つの毛が重なっており、この構造を「ダブルコート」と呼んでいます。それぞれが異なった役割を持っており、オーバーコートは皮膚を保護する役割、アンダーコートは保温・保湿の役割があります。

ラブラドールレトリーバーの飼い方の注意点

ラブラドールレトリーバーは活発で体を動かすことが大好きな犬種ですので、かなりの運動量を必要とします。散歩は毎日2回、1回につき1~1時間半くらい行ってあげることが理想です。

ただ、ずっと近所を散歩するだけだとラブラドールレトリーバーも退屈に感じてしまいますので、定期的に新しい環境に連れて行ってあげてください。ドッグランで走らせてあげたり、海や川で泳がせたりしましょう。ラブラドールレトリーバーは初めての環境であっても物怖じしませんので、どこへ連れて行っても楽しんでくれることでしょう。

大型犬であるラブラドールレトリーバーは、股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)という病気にかかりやすいです。股関節形成不全とは、太ももの骨と骨盤を繋ぐ“股関節”に異常が起きてしまう病気です。発症すると運動を嫌がったり、スキップのような歩き方をしたりするため、このような行動が見られたら動物病院へ行きましょう。

ラブラドールレトリーバーにまつわる噂

ラブラドールレトリーバー

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★ラブラドールレトリーバーはまったく吠えないって本当?

ラブラドールレトリーバーは吠えることの少ない犬種ではありますが、まったく吠えないということはありません。吠える理由はその子によって異なりますが、多くは飼い主と離れたことによる“寂しさ”から吠えてしまうようです。

昔から人間と一緒に集団で生活していたラブラドールレトリーバーは1人ぼっちになることを嫌い、大好きな飼い主の姿が見えなくなると不安を感じます。そのため、飼い主の留守中に吠える傾向にあります。

飼い主が帰ってくると、今まで吠えていたのが嘘のように大人しくなるため、飼い主自体はラブラドールレトリーバーが吠えているとは知らず、近隣住民から指摘されて気づくケースが多いのだとか。吠えることを防ぐためにも、子犬の頃から留守番させることに慣れさせておきましょう。

★ラブラドールレトリーバーはしつけをしなくても賢いって本当?

ラブラドールレトリーバーといえば盲導犬のイメージが強く、しつけをしなくても大人しくて賢い子になると思ってらっしゃる方が多いです。しかし、ラブラドールレトリーバーは本来元気いっぱいでヤンチャな子が多い犬種であるため、しつけをしなければ大人しくなりません。

もちろん、元々大人しい性格の子もいますが、基本的には活発な子がほとんどです。あまりにも活発すぎて人に飛びかかってしまったり、誰かを押し倒してしまったりすることも。

油断していると大きなトラブルに発展してしまうことがありますので、子犬の頃からしっかりとしつけをしておきましょう。ラブラドールレトリーバーは利口で従順な性格をしているため、しつけには手間がかからないでしょう。

★ほかの犬種に比べると寿命が短いって本当?

ラブラドールレトリーバーを含む大型犬は、小型犬・中型犬に比べると寿命が短い傾向にあります。しかし、飼育の仕方次第では小型犬・中型犬よりも長生きすることができます。長生きさせるためには、徹底した食事管理とストレスフリーな環境作り、そして1番重要なのは「愛情をたくさん注いであげる」ということ。ラブラドールレトリーバーをお迎えしたその日から最期の瞬間まで、たくさんの愛情を注いであげましょう。

ラブラドールレトリーバーをお迎えしよう!

ラブラドールレトリーバー

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ラブラドールレトリーバーの基本データ

ラブラドールレトリーバーの大きさ55~57cm
ラブラドールレトリーバーの体重25~37kg
平均寿命10~12年
原産国イギリス

ラブラドールレトリーバーのカラー

  • イエロー
  • ブラック
  • チョコ

ラブラドールレトリーバーのカラーは3色ありますが、中でもイエローが1番人気です。イエローとはいうものの、実際はクリームのような薄い茶色をしています。全体的に淡いカラーであるため、とても優しそうな雰囲気が漂っています。イエローの子は3色の中で1番落ち着いた性格をしているといわれています。それゆえ、盲導犬として活躍しているのはイエローの子が多い傾向にあります。

「黒ラブ」の愛称で親しまれているブラック。全身が艶やかな黒い毛で覆われており、クールな印象を受けます。見た目はクールですが、3色の中で1番活発な性格であるといわれています。常にパワフルに動き回り、力もかなり強いです。

イエローやブラックに比べると頭数の少ないチョコ。愛好家からは「チョコラブ」とも呼ばれており、チョコレート色の毛をしています。性格はブラックと同じく非常に活発で、ヤンチャな子が多い傾向にあります。

ミックス犬ってどう?

現在日本では、違う犬種同士を掛け合わせたミックス犬が大人気です。容姿も性格も成長するまでどうなるか分からないため、成長段階も大いに楽しめます。世界のどこを探してもまったく同じ子はいないため、世界に1頭だけのオンリーワンの犬種です

ラブラドゥードル

ラブラドールレトリーバー×プードル
優しくて穏やかなラブラドールレトリーバーの性格と、プードルの抜けにくい毛を持つラブラドゥードル。体はラブラドールレトリーバーと同じ、もしくはそれより大きくなります。両親はどちらも利口であるため、非常にしつけのしやすい犬種であるといえます。

女の子と男の子、どちらが人気?

女の子・・・49% 男の子・・・51%

ブリーダーナビの犬種別検索数より

性別による人気の差は、ほとんどありません。

女の子は比較的大人しい子が多く、ラブラドールレトリーバーを初めて飼う方におすすめです。また、男の子に比べると力が強くないため、女性でもお世話することができます。とはいえ小型犬に比べると引っ張る力が強いので、散歩の際は転ばないように注意してください。

男の子はとても甘えん坊な子が多いです。飼い主が大好きで、体を寄せて幸せそうに眠る姿も珍しくありません。想像以上に甘えん坊ですので、ラブラドールレトリーバー1頭にたくさん愛情を注ぐことのできる家庭が望ましいです。

ブリーダーからお迎え!ラブラドールレトリーバーの子犬が安い地域トップ3

ラブラドールレトリーバー

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1位山梨県10万円
2位大阪府11万8000円
3位北海道12万4250円
全国平均20万2749円

ブリーダーナビしらべ

ラブラドールレトリーバーの子犬をお迎えする際は、ブリーダーさんからお迎えすることをおすすめします。ペットショップよりも飼育環境が良いことに加え、ブリーダーさんからの方が安くお迎えできることがあるからです。

実際ラブラドールレトリーバーの全国平均価格が20万円であるのに対し、山梨県のブリーダーさんは10万円で販売しています。なんと平均価格の半分です。その次にランクインしている大阪府や北海道でも、8~9万円ほど安くラブラドールレトリーバーをお迎えできます。