コーイケルホンディエ

愛嬌たっぷりのルックスが魅力的なコーイケルホンディエってどんな犬?人気のカラーや性別は?安くお迎えできる地域はあるの?

コーイケルホンディエ

photo by warpmike

日本では知名度が低く、繁殖しているブリーダーも少ないというレアな犬種「コーイケルホンディエ」。この犬種は穏やかな上に非常にフレンドリーで、ペットとしては最適な性格をしています。ここではそんなコーイケルホンディエの歴史や魅力、ブリーダーからお迎えする際の価格などをご紹介します。

コーイケルホンディエってどんな犬?

コーイケルホンディエ

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コーイケルホンディエの魅力について

  • 上品かつ茶目っ気たっぷりなルックス
  • 狩猟犬らしからぬ穏やかさ
  • 頭が良くてしつけしやすい

日本で人気の「キャバリアキングチャールズスパニエル」にも似た容姿をしているコーイケルホンディエ。その茶目っ気たっぷりなルックスは非常に愛らしく、原産国オランダでは多くの人々から愛されています。また、耳や足、しっぽには繊細な飾り毛が付いており、エレガンスな雰囲気を漂わせます。歩くたびにヒラヒラと揺れる飾り毛は非常に上品で、思わず目を惹きつけられます。

そんなコーイケルホンディエはかつて狩猟犬として活躍していました。狩猟犬といえば、血気盛んで攻撃的なイメージを抱きますが、この犬種にはそのような性格がほとんど見られません。むしろ全犬種の中でも群を抜くほどの穏やかさを備えています。攻撃性は皆無と言えるため、小さな子供がいる家庭でも飼育することが可能です。

また、コーイケルホンディエはとても頭が良く、しつけしやすいです。知識の吸収も早く、ワンちゃんを初めて飼う方でもスムーズにしつけが行えます。さらに、昔から人間のパートナーとして生活してきた犬種なため、かなり従順な性格をしています。自立心もさほど高くありませんので、飼い主の指示には素直に従うでしょう。

コーイケルホンディエの歴史

オランダ原産のコーイケルホンディエは、16世紀ごろから生息していると言われています。当時の絵画にもコーイケルホンディエらしきワンちゃんが登場しており、昔から多くの人に愛されていたことが分かります。また、この犬種はカモ猟やアヒル猟を行う狩猟犬として活躍していたそうです。この「コーイケルホンディエ」という名前も、オランダ語で「カモ猟の犬」を意味しています。

猟の仕方はとてもユニークで、飾り毛がついた自らのしっぽをエサにして、ターゲットをおびき寄せていたそうです。視覚ハウンドや嗅覚ハウンドのように走って追いかけるわけではなく、獲物をおびき寄せるスタイルはなんとも優雅で、品格溢れる見た目のコーイケルホンディエにピッタリですよね。

しばらくは狩猟犬として愛されていたコーイケルホンディエですが、その陽気な性格や端正なルックスで貴族たちを虜にし、徐々にペットとして可愛がられるようになります。しかし、20世紀に入ると第2次世界大戦が起こってしまい、個体数が一気に減ってしまったのだとか。一時は全世界でたったの5頭しか生き残りがいなかったと言います。

絶滅の一途をたどるコーイケルホンディエでしたが、バーデンブルク男爵夫人が熱心に繁殖を行ったことで、なんとか絶滅の危機を回避することに成功。その後、1971年にオランダケネルクラブ(オランダの畜犬団体)にて正式な犬種として認められました。

ただ、この犬種は原産国オランダ以外では非常に個体数が少なく、レアな犬種として知られています。日本でも当然飼育頭数は少なく、日本最大級の畜犬団体「ジャパンケネルクラブ」の調査によると、国内ではたった94頭しか飼育されていないそうです。(2018年現在)とはいうものの、年々飼育頭数が増えてきているため、人気犬種になる日もそう遠くはないでしょう。

コーイケルホンディエの性格・性質

<3つのポイント>

  • 陽気
  • フレンドリー
  • 活動的

コーイケルホンディエは非常に陽気な性格をしています。どんな時でも明るく振舞ってくれますので、お迎えすると家庭内がパッと明るくなります。さらに、家族を楽しませようとする気持ちが強い犬種なため、時には笑いを提供してくれることもあるでしょう。

また、コーイケルホンディエは全犬種の中でもトップクラスのフレンドリーさを備えています。それゆえ子どもやワンちゃん、初対面の相手など、誰に対しても愛想良く接することができるのです。さらに、環境適応能力にも優れているため、どんな家庭にでも素早く馴染めるでしょう。

そんなコーイケルホンディエは元々狩猟犬として活躍していましたので、かなり活動的です。体を動かすことが大好きで、アウトドアやお出かけにも嬉しそうについてきます。そのため、愛犬と一緒に出掛けたり、アクティブに遊んだりしたいという方におすすめです。

コーイケルホンディエのお手入れ

コーイケルホンディエは長毛種である上に耳や足、しっぽなどに細くて絡まりやすい飾り毛が付いているため、毎日のブラッシングが欠かせません。少しでもブラッシングを怠ってしまうと、体の至るところに毛玉ができたり、フェルト生地のような塊ができたりしてしまいます。美しい被毛を維持するためにも、こまめなブラッシングは忘れないようにしましょう。

また、コーイケルホンディエは垂れ耳ですので、週に2~3回程度の耳掃除が必要です。実は垂れ耳は立ち耳に比べると通気性が悪く、ニオイや汚れなどが溜まりやすくなっています。そのため、定期的な耳掃除を行わなければ、悪臭が漂ったり、中耳炎や外耳炎などの疾患にかかったりしてしまうのです。愛犬に辛い思いをさせないためにも、週に2~3回の耳掃除はきちんと行いましょう。

コーイケルホンディエの飼い方の注意点

コーイケルホンディエはタフでスタミナのある犬種ですので、毎日の散歩が必要不可欠です。散歩は1日2回、1時間前後行うことが理想ですが、それだけでは運動量が足りない可能性があります。体力をきちんと消費させるためにも、散歩に加えて週に1~2回はドッグランで走らせたり、プールで泳がせたりしましょう。

また、コーイケルホンディエは運動神経が良いため、ドッグスポーツに挑戦させてあげるのもおすすめです。ドッグスポーツの中でも「アジリティ」と呼ばれる障害物レースを得意としており、大会でも表彰台の常連となっています。アジリティは、ハードルやトンネルなどの障害物を飼い主の指示によってクリアしていくスポーツで、頭の良さと身軽さを兼ね備えているコーイケルホンディエにはピッタリだといえます。

そんなコーイケルホンディエは家族が大好きで、常に一緒にいることを好みます。それゆえ、長時間の留守番をさせる家庭やスキンシップの時間をあまり取れない家庭には不向きです。ひとりぼっちの時間が多ければ多いほど大きなストレスを抱えてしまい、円形脱毛や自傷行為などが目立つようになりますので、できるだけコーイケルホンディエと一緒にいる時間を設けてください。

コーイケルホンディエにまつわる噂

★コーイケルホンディエには遺伝疾患があるって本当?

コーイケルホンディエは絶滅の危機に瀕した際に近親交配が行われてしまい、その結果遺伝疾患が多くなってしまったそうです。遺伝疾患としては「セロイドリポフスチン脳症」「フォンヴィレブランド病」「遺伝性壊死脊髄障害」が挙げられます。これらの病気は命にかかわる重大な症状を引き起こすため、事前に遺伝子検査を行って疾患を持っていないか調べておきましょう。

★コーイケルホンディエはイタズラ好きって本当?

コーイケルホンディエは家族が大好きで甘えん坊なため、誰かに構ってもらいたくてイタズラすることがあります。ゴミ箱を漁ってみたり、わざと飼い主の前でティッシュを散らかしてみたり、飼い主の気を引くためなら何でもやってしまいます。ただ、悪気があってイタズラしているわけではありませんので、頭ごなしに叱らないようにしてくださいね。

★コーイケルホンディエにはレッド&ホワイト以外のカラーもあるって本当?

現段階ではコーイケルホンディエの毛色はレッド&ホワイトしか存在しません。もし他のカラーがあるならば、それはコーイケルホンディエと別犬種のミックスではないでしょうか。

コーイケルホンディエをお迎えしよう!

コーイケルホンディエの基本データ

コーイケルホンディエの大きさ35~40cm
コーイケルホンディエの体重9~11kg
平均寿命12~13歳
原産国オランダ

コーイケルホンディエのカラー

  • レッド&ホワイト

コーイケルホンディエのカラーはレッド&ホワイト1色のみです。このカラーはホワイトベースに、オレンジレッドの模様が体の至るところに入っています。全体的に明るいカラーで構成されているため、とても親しみやすい雰囲気が漂っています。

ミックス犬ってどう?

現在日本では、純血統の犬種同士を掛け合わせた「ミックス犬」が人気を博しています。特にトイプードルやチワワなどの人気者同士を交配させることが流行しており、ペットショップにも多く並びます。

このミックス犬の大きな特徴としては、性格も容姿もまったく同じ子がいないということが挙げられます。また、成長するまでどのような見た目になるか予想ができませんので、成長段階を楽しめることも人気の理由のひとつです。

ただ、コーイケルホンディエは個体数自体が少ないため、ミックス犬はいませんでした。もう少し人気の犬種になれば、きっとコーイケルホンディエと別の犬種を掛け合わせたミックス犬が誕生するはずです。

女の子と男の子どちらが人気?

女の子・・・50% 男の子・・・50%

ブリーダーナビの犬種別検索数より

コーイケルホンディエは、性別による人気の差がありません。どちらを選ぶかは飼い主の好みになるでしょう。また、あくまで参考程度になりますが、一般的に女の子は落ち着きがあって飼育しやすく、男の子は甘えん坊な子が多いと言われています。

ブリーダーからお迎え!コーイケルホンディエの子犬が安い地域トップ3

1位広島県34万円
2位
3位
全国平均34万円

ブリーダーナビしらべ

コーイケルホンディエをお迎えする際は、ブリーダーからがおすすめです。そもそもこの犬種はペットショップにはほとんど出回りませんので、多くの人がブリーダーからとなるでしょう。

また、ブリーダーの数自体も少ないため、お迎えされる場所は限定されてしまいます。その中でも、広島県のブリーダーは全国平均価格と同じ価格で販売しているようですので、コーイケルホンディエをお迎えする際は広島県のブリーダーを検討してみてはいかがでしょうか?