ドーベルマン

警察犬として活躍しているドーベルマンってどんな犬?人気のカラーは?安く迎えられる地域は?

ドーベルマン

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屈強そうな見た目にピンと立った大きな耳が特徴のドーベルマンは、警察犬として活躍している利口な犬種です。見た目は怖そうですが、実は甘えん坊な性格をしており、ギャップに魅了される人も多いのだとか。そんなドーベルマンの魅力や歴史、安く迎えられる地域などをご紹介いたします。

ドーベルマンってどんな犬?

ドーベルマン

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ドーベルマンの魅力とは

  • 力強くて威厳のある出で立ち
  • 筋肉で引き締まった体
  • 利口でしつけがしやすい

ピンと立った大きな耳、力強い四肢、自信に満ちあふれた表情が特徴のドーベルマン。迫力のある見た目をしており、思わず圧倒されます。また、長い脚を使って歩く姿は非常に優雅で、上品な雰囲気が漂っています。

ドーベルマンの体はほっそりしてはいるものの、弱々しい印象はなく頼りがいがあります。しなやかな筋肉で覆われているため、全体がキュッと引き締まっています。この全身についている筋肉が、俊敏かつダイナミックな動きを可能にしてくれるのです。

警察犬や軍用犬として活躍しているドーベルマンは、利口で比較的しつけのしやすい犬種です。信頼のおける飼い主に対しては素直に従い、献身的な行動を見せてくれることもあります。子犬の頃からしっかりとしつけを行えば、非常に飼育しやすいワンちゃんになることでしょう。

ドーベルマンの歴史

ドーベルマンは、フリードリッヒ・ルイス・ドーベルマン氏によって作り出されたドイツの犬種です。税金を回収する“収税人”でありましたが、暇を見つけてはワンちゃんの保護員をしていたといわれています。

その際に保護施設から優秀な犬をピックアップしたのち、交配を行ってドーベルマンを作り出しました。ドーベルマン氏が作り出したワンちゃんはみな警戒心の強い子ばかりで、護衛犬や番犬として最適であったとされています。

ドーベルマンは徐々に警察犬として使用され始め、その優秀な活躍ぶりから「Gendarmedogs(地方治安警察官犬)」というニックネームをつけられていたそうです。20世紀の初めには、警察犬として正式に認められました。

警察犬としてではなく家庭犬としても人気のあるドーベルマンは、世界各国で飼育されています。日本では飛び抜けて人気のある犬種ではありませんが、約350頭ものドーベルマンが家庭犬として飼育されています。(2018年現在)

ドーベルマンの性格・性質

<3つのポイント>

  • 穏やか
  • 従順
  • 愛情深い

強面なドーベルマンは攻撃的なイメージを抱かれがちですが、実は穏やかな性格をしています。穏やかである上に友好的な性格ですので、誰かれ構わず攻撃するということはほとんどないといえるでしょう。ただし、警戒心や護衛本能が強い犬種であるため、飼い主に危害を加えようとしている人物やテリトリー内に入ってきた者には、攻撃的になることがあります。

ドーベルマンは非常に従順な犬種です。いわれた指示には必ず従いますし、自らの感情を抑えることも可能です。ドーベルマンにとっては飼い主が絶対的存在であるため、反抗的な態度をとることは滅多にありません。

また、ドーベルマンはとても愛情深い性格をしているため、飼い主や家族に対しては優しく振る舞います。子どもにも優しく接することができ、良き遊び相手になってくれることでしょう。「怖そう」といわれることの多いドーベルマンですが、実際は穏やかで愛情深く、家庭犬としては最適な犬種であるといえます。

ドーベルマンのお手入れ

ドーベルマン

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ドーベルマンは短毛種ですので、お手入れが比較的楽です。シャンプーで体を濡らしてもすぐに乾きますし、ブラッシングは短毛用ブラシを使ってササッと撫でるだけで充分です。

毛が絡まったり、毛玉ができたりすることもないため、毎日ブラッシングする必要はありません。ただし、ドーベルマンは抜け毛が多い犬種ですので、週に3~4回はブラッシングしてあげましょう。

ドーベルマンは“断耳”と呼ばれる、耳を強制的に立たせる手術をして立ち耳にしています。断耳をしていないドーベルマンは垂れ耳であるため、耳掃除が欠かせません。垂れ耳は通気性が悪くてニオイや汚れが溜まりやすくなっていますので、週に2~3回は耳掃除を行いましょう。

ドーベルマンの飼い方の注意点

ドーベルマンはかなりの運動量を必要とする犬種です。運動量が足りていないとストレスに繋がったり、破壊行動を引き起こしたりする恐れがあります。そうならないためにも、毎日2回1時間以上の散歩を行いましょう。

散歩に加えて、ドッグランや広い公園など色んな場所に連れ出して遊んであげると、なお良いでしょう。今まで行ったことのない場所に連れて行っても怯えることはありませんし、むしろ嬉しそうに辺りを探索し始めるはずです。

全身が筋肉で覆われているドーベルマンは、とても力が強いです。そのため、リードの管理は必ず大人が行いましょう。子どもやお年寄りにリードを持たせると、引っ張られて転んでしまうかもしれません。特に小さな子どもは、そのまま引きずられてしまう可能性が考えられますので、注意してください。

ドーベルマンにまつわる噂

★元々は垂れ耳って本当?

ドーベルマンは本来垂れ耳の犬種です。ではどうやって立ち耳にしているかというと、「断耳(だんじ)」と呼ばれる方法を用いています。断耳とは耳を強制的に立たせるため、耳の大部分を摘出してしまう手術のことを指しています。

この断耳は動物愛護の観点から禁止にしている国も多く、垂れ耳のドーベルマンは一定数存在しています。ただ、「立ち耳でなければドーベルマンでない」「ドーベルマンといえばピンと立った耳」といった固定観念にとらわれている人も多いため、断耳は未だに続けられています。

★警戒心が強くて懐かないことがあるって本当?

飼い主や家族にはよく懐きますが、警戒心が強いため、家族以外にはあまり懐かない傾向にあります。初めて合った人に対して愛嬌を振りまくような犬種ではなく、遠くから様子を見て「この人が誰なのか」を明らかにしようとします。

時には攻撃的になってしまうこともありますので、子犬の頃からしつけを行い、ドーベルマンをコントロールできるようにしましょう。

★しっぽの長いドーベルマンがいるって本当?

ドーベルマンといえば短いしっぽのイメージがありますが、本当はネズミのような細長いしっぽをしています。この細長いしっぽは生まれて間もないときに切られてしまうため、ペットショップに出回る頃にはすでに短いしっぽとなっています。

しっぽを切ることを断尾(だんび)というのですが、動物愛護の観点から原産国ドイツでは禁止されています。ただ、日本ではしっぽのあるドーベルマンが認知されていないため、未だに断尾を行った個体が販売されているのです。

ドーベルマンをお迎えしよう!

ドーベルマン

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ドーベルマンの基本データ

ドーベルマンの大きさ65~69cm
ドーベルマンの体重30~40kg
平均寿命13歳
原産国ドイツ

ドーベルマンのカラー

  • ブラック&タン
  • ブルー
  • ブラウン&タン
  • フォーン

ドーベルマンには多彩な毛色がありますが、やはり1番人気であるのはブラック&タンでしょう。街やペットショップで見かけるドーベルマンは、大体ブラック&タンであることが多いです。

ブラック&タンは、黒色と“タン”と呼ばれる黄褐色の2色から構成されている毛色です。大部分が黒であるため、とてもクールで凛とした印象があります。タンは足先や胸元、目の上に現れることが多い傾向にあります。目の上のタンはマロ眉のような模様として現れるため、少し愛らしい顔立ちになっています。

ブルーのドーベルマンは日本であまり見かけることがありませんが、とても魅力的な毛色であります。全身が青みがかったグレーで覆われており、透明感があります。目の色素が薄い個体も存在しており、ミステリアスな雰囲気が漂います。

女の子と男の子どちらが人気?

女の子…47% 男の子…53%

ブリーダーナビの犬種別検索数より

ドーベルマンは、男の子も女の子も同じくらい人気があります。

男の子は女の子に比べると甘えん坊な子が多く、飼い主一筋という子がほとんどです。大きな体を使ってダイナミックに甘えてくる姿に魅了される方も多いのだとか。

女の子は自立心が強く、長時間の留守番も平気でこなします。飼い主がいない間でも不審者が自宅の敷地内にいないか警戒し、しっかりと自宅を守ってくれます。ただ、長時間の留守番が続くとさすがにドーベルマンも寂しがりますので、できるだけ一緒にいてあげましょう。

ブリーダーからお迎え!ドーベルマンの子犬が安い地域トップ3

ドーベルマン

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1位東京都15万2000円
2位佐賀県16万円
3位福岡県16万7666円
全国平均18万5883円

ブリーダーナビしらべ

ドーベルマンの子犬をお迎えする際は、ブリーダーからお迎えすることをおすすめします。ブリーダーのところではたくさんのワンちゃんが一緒になって生活しているため、犬社会のルールや付き合い方を身につけている子が多いです。そのため、ペットショップよりも行儀の良いドーベルマンをお迎えすることができますよ。

また、ペットショップよりもブリーダーの方が安く販売している傾向にあります。実際、ドーベルマンの全国平均価格が18万円であるのに対し、東京都のブリーダーは3万円も安い15万円で販売しています。次にランクインしている佐賀県、福岡県でも2万円ほど安くお迎えができます。