ダンディディンモントテリア

テリアらしくないテリア?ダンディディンモントテリアの性格・飼い方・病気などをご紹介

テリア種といえば直線部分のある体型と強い警戒心などの特徴がありますが、ダンディディモントテリアは直線部分が少なく、優しい性格をしているので「テリアらしくないテリア」といわれています。ここでは、そんなダンディディモントテリアの歴史や飼い方などをご紹介します。

ダンディディンモントテリア

photo by Christian Mueller

ダンディディンモントテリアの基本データ

ダンディディンモントテリアの大きさ20~28cm
ダンディディンモントテリアの体重8~11kg
平均寿命13年
原産国イギリス

ダンディディンモントテリアの歴史

ダンディディモントテリアの起源はよく分かっておらず、18世紀頃にイングランドとスコットランドの国境地帯に住んでいた民に作り出させたといわれています。胴長短足の体型を活かし、アナグマやカワウソなどを狩る猟犬として活躍していたようです。

ダンディディモントテリアはもともと、さまざまな名前で呼ばれていましたが、イギリスの作家であるウォルター・スコットの小説『ガイ・マナリング』にこの犬種を登場させたことから、主人公の名前である「ダンディ・ディモント」にちなんで名付けられ、犬名が統一されました。

19世紀以降は貴族に好まれるようになり、ダンディディモントテリアの存在が次第に知られていったそうです。

テリア気質が弱いダンディディンモントテリアの性格

テリア種といえば気が強く警戒心がありよく吠えるイメージがあります。しかし、ダンディディモントテリアはテリアらしくないテリアともいわれるほど、温厚で優しい性格をしています。飼い主には従順で愛情深く接し、他の動物にも社交的に仲良くできるのでテリア界のジェントルマンとも称されるのだそうです。人懐っこい性格をしているので家庭犬にも向いていますよ。

とはいえ、猟犬気質は残っており、活発で頑固な一面も見られます。個体によっては警戒心から攻撃的になる場合もあるので、しっかりしつけを行いましょう。

ダンディディンモントテリアの飼い方としつけのポイント

ペットとして飼いやすいダンディディモントテリアですが、どのように飼育すればいいのでしょうか?性格に合わせて、しつけていくことも大切です。ここでは、ダンディディモントテリアの飼育方法やしつけのポイントなどご紹介します。

毎日欠かさず運動を!腰への負担に注意

暑さも寒さも苦手としない犬種といわれていますが、高温多湿の日本では室内で飼育することが最適です。ダンディディモントテリアは活発なので、室内だけではなく室外にも自由に行き来できるような環境にするとストレスが溜まらないでしょう。

もちろん、毎日の散歩も欠かせません。散歩は30分程度で十分ですが、運動不足でストレスが溜まると攻撃的になるので散歩だけではなく、ボール遊びなどゲームなども取り入れると喜んでくれるはずです。

また、ダンディディモントテリアは胴長短足なので腰に負担をかけないように気を付けることも重要です。上り下りが必要な段差をなくしたり、滑りやすいフローリングなどには絨毯を敷いたり対策しましょう。

根気強く褒めてしつける

物覚えが良いというわけではありませんが、落ち着いた性格をしているので少しずつ教えていけば徐々に覚えてくれます。厳しくしつけをするのではなく、しっかりと褒めてあげる方法が向いています。根気強く教えることになるので、焦らず気長にしつけていきましょう。

毛色は何種類?お手入れ方法は?

毛色は2種類

  • ソルト&ペッパー
  • マスタード

ソルト&ペッパーとマスタードどちらも、濃い色から明るい色まで幅があるようです。共通して胸の白い被毛と白い爪は許容されており、白い足は好ましくないとされています。

尻尾の下の部分の被毛が上の被毛より明るく、体の色よりは暗い色でなければならないという細かい指定があるようです。

適度なブラッシングと定期的なトリミングを

ダンディディモントテリアの特徴でもあるフワフワとした長い被毛を綺麗に保つためには、週2~3回はブラッシングする必要があります。抜け毛もあるので、毛玉にならないよう取り除いてあげてください。

また、定期的なトリミングも必要です。カットに加えシャンプーも行うことで、汚れが取り除かれ皮膚病の予防に繋がります。眼の周りにある飾り毛は、眼を傷つける恐れがあるので短くカットすることもあるようです。食事で口の周りが汚れた場合は綺麗に拭き取ってあげましょう。

かかりやすい病気(ヘルニア・関節・耳・皮膚)

ダンディディンモントテリア

photo by Radomir Rezny

ダンディディモントテリアは胴長短足の犬種なので、椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼といった足腰に関わる病気になりやすい傾向があります。その他にも、耳や皮膚の疾患にも注意しなければなりません。

ヘルニアの病気

股椎間板ヘルニア

ダンディディモントテリアのような胴長短足の犬種でよく見られる疾患が椎間板ヘルニアです。背骨は小さな骨が並んでできており、その小さな骨の間には椎間板があります。椎間板ヘルニアは、この椎間板が飛び出してしまい、脊髄を圧迫することで痛みや麻痺などの神経症状を引き起こします。

原因は激しい運動や脊髄へ加わった強い力、老化などが挙げられます。過度な運動や肥満によって負担をかけないよう体重管理をするなど日頃から気を付けなければなりません。

治療は軽度の場合ではレーザー治療などの内科治療が行われます。改善が見られない場合や重症のときは外科治療が選択されます。

関節の病気

膝蓋骨脱臼

膝をスムーズに動かすサポートをしている膝蓋骨が正しい位置から外れる疾患で、別名パテラとも呼ばれます。症状は4段階のグレードに分けられ、無症状から歩行困難まで幅があります。

原因には生まれつきによる形態的な異常や、ケガや栄養障害などの後天的に起こるものが挙げられます。発症を予防するためには、関節に負担をかけないことが大切です。適正体重を保ち、過度な運動は避けましょう。

鎮痛剤などで症状を緩和させることができますが、根本的な治療をする場合は手術となります。

耳の病気

外耳炎

耳の中で炎症が起こり、痒みや痛みを引き起こす病気が外耳炎です。垂れ耳の犬種は耳の中の通気性が悪いので、ダンディディモントテリアも気を付けなければなりません。

原因は細菌や真菌、耳ダニの繁殖の他、アレルギーや異物、腫瘍などでも発症します。耳の中を清潔にすることが予防に繋がるので、こまめに耳掃除を行い、耳の中をチェックすることが大切です。

治療は原因によって異なりますが、一般的に外耳道の洗浄や点耳薬などで行います。

皮膚の病気

皮膚炎

ダンディディモントテリアは皮膚炎を発症しやすい傾向があります。皮膚炎といっても種類はさまざまあり、アレルギーや寄生虫、細菌など原因に合わせて治療していきます。いずれの原因も、皮膚を清潔にして原因を遠ざけることが大切です。

皮膚炎の中でよく見られるものがマラセチア性皮膚炎です。マラセチアは常在している真菌で、皮膚バリア機能が低下したり皮脂が増加したりすると過剰に増え、痒みや赤み、べたつきなどの症状が現れるようになります。

治療は抗真菌薬や塗り薬、薬用シャンプーなど、症状に合わせて選択されます。

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ブリーダーからお迎えするメリット

①健康的で社交性の高い子犬を迎えやすい

十分に衛生管理がなされているブリーダーのもとで生まれ育った健康的な子犬を探すことができます。
また、他にも子犬がいる環境で生まれ育っているため、社会性が身に付いた状態で迎えやすくなります。
さらに、基本的なしつけを受けていたり、適切な血統管理がなされていたりするケースが多いです。

②購入後のサポートも安心できる

子犬の見学を通してブリーダーの顔がわかり、信頼関係を築くことができます。
子犬の購入後も分からないことがあれば質問しやすくなり、安心してサポートを受けられます。

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流通の中間マージンがかからないため、ペットショップから購入する場合にくらべて子犬の購入金額は安くなります。

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※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。