チェサピークベイレトリバー

カールした毛が特徴的!チェサピークベイレトリバーの価格や性格などをご紹介

チェサピークベイレトリバー

photo by mburleson

数あるレトリバー種の中でも、優れた狩猟能力を持つと言われるチェサピークベイレトリバー。この犬種は日本ではまだ珍しく、知られていないことも多いです。そこで本記事では、あまり知られていないチェサピークベイレトリバーの歴史や魅力、性格などを詳しくご紹介していきます。

チェサピークベイレトリバーの基本データ

チェサピークベイレトリバーの大きさ53~66cm
チェサピークベイレトリバーの体重25~36kg
平均寿命12~13年
原産国アメリカ合衆国

チェサピークベイレトリバーの歴史

チェサピークベイレトリバーはレトリバー種の中で唯一、イギリス以外で作出された犬種です。ただ、詳しいルーツに関しては分かっておらず、現段階では複数の説が飛び交っています。

その中でも有力だとされている説が2つあります。

まず1つが、1807年アメリカ東海岸のチェサピーク湾で難破していたニューファンドランド島の船を助けたお礼として贈られてきた犬が祖先だという説。

そしてもう1つが、1801年アメリカ東海岸沖で難破していた英国帆船を助けたお礼に贈られてきた、2頭のニューファンドランドの子犬が祖先となった説。

どちらの説にせよ、イギリスにいた犬が祖先となっています。また、贈られてきた犬たちは類まれなレトリーブ能力(獲物を回収する能力)を持っていたそうです。この才能をさらに高めるため、人々は様々な犬種と交配させました。

交配犬種に関しては定かではありませんが、カーリーコーテッドレトリバーやフラットコーテッドレトリバー、オッターハウンド、ブラッドハウンドなどの犬種を使用したのではないかと言われています。

こうして多くの犬種と交配が進められ、1885年頃に現在のチェサピークベイレトリバーが完成したそうです。そして、1878年にはAKC(アメリカの畜犬団体)へと登録されました。

チェサピークベイレトリバーの性格

  • 愛情深い
  • 聡明
  • 静か
  • 明朗
  • 保護意識が旺盛

チェサピークベイレトリバーは、とても愛情深い性格をしています。そのため、一緒に住む家族には深い愛を持って接してくれます。それだけでなく、この犬種は保護意識が旺盛なため、自分より小さな動物や子どもを守ろうとする優しさも兼ね備えています。

また、チェサピークベイレトリバーは明朗な性格をしており、家庭犬としては理想的だと言えるでしょう。とても穏やかな犬種ですので、ほかの動物や子どもがいる家庭でも安心して飼育できます。

さらに、チェサピークベイレトリバーは外では活発に動き回りますが、ひとたび家の中に入れば静かに過ごします。とても行儀が良くて落ち着きがありますので、大型犬ながら室内での飼育も可能です。

そのほか、チェサピークベイレトリバーは聡明な犬種です。自分で物事を判断できるほどの知性があるため、犬を初めて飼う方でもスムーズにしつけが行えるでしょう。

チェサピークベイレトリバーの飼い方としつけのポイント

チェサピークベイレトリバーは聡明で、比較的しつけのしやすい犬種です。しかし、成長するにつれて我が強くなるため、しつけは早めにしておかなければいけません。また、この犬種は暑さに弱いため、夏場は配慮が必要です。そのほか、チェサピークベイレトリバーを飼育するにあたって注意してほしいポイントがいくつかありますのでご紹介します。

飼い方について

夏場は必ず室内飼育

チェサピークベイレトリバーは寒さには強い犬種ですが、暑いのは苦手です。特に日本のジメジメとした暑さに弱いため、夏場はエアコンの効いた室内で飼育しましょう。また、散歩や運動の時間を早朝・夕方などの涼しい時間帯にずらしてあげてください。

運動と散歩は毎日欠かさず行う

チェサピークベイレトリバーは活発で体力のある犬種ですので、毎日の運動が欠かせません。散歩は1時間以上のものを毎日2回行うことが理想です。なお、子犬期とシニア期では体力が異なるため、散歩時間は愛犬の様子を見ながら調節してください。

また、散歩だけでなくドッグランで走ったり、ボールで遊んだりする時間も設けましょう。運動方法にバリエーションを持たせることで、飽きずに遊んでくれます。ほかにも、チェサピークベイレトリバーは水遊びが好きなため、時々プールや海で泳がせてあげると喜びます。

大型犬に理解のある人向き

チェサピークベイレトリバーは大型犬ですので、お迎えする際は広々とした住環境を用意してください。狭い場所に押し込められると、ストレスの原因となります。

また、チェサピークベイレトリバーのような大型犬を飼育する際は食費やトリミング代などの飼育費用がかさむことを頭に入れておきましょう。小型犬や中型犬の数倍かかりますので、それだけの費用を負担し続けられるのか、きちんと考えることが大切です。

しつけについて

一貫したしつけ

聡明なチェサピークベイレトリバーには、一貫したしつけが必要です。もし飼い主が統一性のないしつけを行ってしまうと、どの指示を聞けばいいのか混乱してしまいます。そのため、しつけを行う際は「指示するときの言葉」「態度」などを一貫しましょう。

子犬の頃からしつけを行う

チェサピークベイレトリバーは、成長するにしたがって我が強くなる傾向にあります。そのため、子犬の頃からしつけをしておきましょう。子犬期は頭が柔軟なため飲み込みも早く、グングン成長していきます。また、子犬の頃からしつけを行うことで信頼関係を築き上げることができ、飼い主への服従心を育てることも可能です。

コミュ二ケーションを大切に

チェサピークベイレトリバーは家族が大好きな犬種です。そのため、しつけの際もコミュ二ケーションを大切にしてください。特に褒めるときは、たくさん声をかけたり、なでたりしてチェサピークベイレトリバーのモチベーションを高めてあげましょう。

チェサピークベイレトリバーの被毛・毛色について

何色あるの?チェサピークベイレトリバーの毛色

  • ブラウン
  • セッジ(明るい黄土色)
  • デッドグラス(枯草色)
  • タン(黄褐色)

日本最大級の畜犬団体「JKC」によると、チェサピークベイレトリバーの毛色はブラウン、セッジ、デッドグラス、タンなどのブラウン系が認められています。ブラウンと一言にいっても明るいもの(ライト・ブラウン)から深みのあるもの(ダーク・ブラウン)まで幅広く存在しており、個性豊かです。また、ほかの色が混じらない単色が好ましいとされています。

チェサピークベイレトリバーの被毛

チェサピークベイレトリバーは、カールした被毛を持っています。基本的に巻いた毛を持つ犬種は抜け毛が少ないと言われていますが、この犬種は「ダブルコート」なため、抜け毛は多いです。

ダブルコートは、被毛がオーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の2重構造になっており、一年を通して毛が抜けるという特徴を持ちます。特に換毛期には大量の抜け毛が発生するため、こまめなブラッシングが必要不可欠です。

また、チェサピークベイレトリバーの場合、下毛に皮脂が含まれているため、抜け毛が重くて皮膚に残りやすくなっています。これは皮膚病の大きな原因にもなりますので、しっかりとブラシで取ってあげることが大切です。

被毛のケア方法

チェサピークベイレトリバーのブラッングはこまめに行ってあげましょう。

ブラッシングを行う際は、獣毛ブラシもしくはスリッカーブラシを使用しましょう。

獣毛ブラシはホコリや汚れを落とし、艶を出すのに適しているブラシです。一方、スリッカーブラシはもつれが取りやすく、被毛をしっかりととかすことができます。ただ、ブラシの先が鋭利なため、力加減には注意してください。

トリミングは必要?

チェサピークベイレトリバーは短毛なため、カットは必要ありません。また、この犬種の被毛は耐水性があるため、シャンプーもほとんど必要ないです。汚れが目立ってきたタイミングでシャンプーしてください。

頻繁にシャンプーしてしまうと被毛の中にある油分が少なくなり、皮膚トラブルへとつながりますので、注意しましょう。

チェサピークベイレトリバーがかかりやすい病気

チェサピークベイレトリバー

photo by mburleson

チェサピークベイレトリバーは遺伝疾患が少なく、比較的丈夫な犬種です。しかし、大型犬やレトリバー種がかかりやすい「股関節形成不全」「胃捻転」などには注意が必要。そのほか、チェサピークベイレトリバーがかかりやすい病気についてご紹介します。

大型犬に多い病気「股関節形成不全」

股関節が成長過程で異常を起こし、様々な症状を引き起こすことを「股関節形成不全」と言います。症状は横座りする、腰を振って歩く、運動を嫌がる、立ち上がりに時間がかかるなどが挙げられます。

発症の原因としては遺伝的なものや、成長期の偏った栄養や運動が関係していると言われています。股関節形成不全を予防するためにも、過度な運動を控えて、その子にあった食事管理が大切です。

治療は、鎮痛剤やレーザー療法などによる内科的治療、「骨盤 3点骨切り術」や「股関節全置換術」などの外科的治療が一般的とされています。

数時間で命を落とすこともある「胃拡張胃捻転」

胃拡張胃捻転とは胃が拡張し、その後にねじれを起こす病気です。発症すると呼吸困難や脈圧の低下などのショック症状を引き起こし、数時間で命を落とすこともあります。そのため、いかに素早く処置を行えるかが生命を左右します。

胃拡張胃捻転は発症の原因が解明されていないため、予防法はありません。しかし、1回の食事の量を多くしすぎない、食後に運動をさせないようにすると発症のリスクを下げられると言われています。

胃拡張胃捻転症候群を発症してしまった場合は、胃の減圧処置とショック状態の治療を行います。そして、ショック症状が落ち着いたら開腹手術で胃を正しい位置に戻します。

垂れ耳犬種がかかりやすい「外耳炎」

耳の中にある“外耳”が炎症を起こした状態を外耳炎と言います。犬がかかりやすい病気のひとつでもあり、発見が遅れると慢性化しやすい厄介なものです。チェサピークベイレトリバーは垂れ耳でもあるので通気性が悪く、外耳炎にかかりやすい犬種です。

発症すると痒みや痛みが生じ、首を振る、後ろ足で掻くなどの仕草が頻繁に見られるようになります。外耳炎の原因は湿気や異物、細菌、体質など様々なものが挙げられるため、特定は難しいです。ただ、耳を清潔に保つことで予防できるそうです。

外耳炎にかかってしまった場合は耳道内の清浄を行い、点耳薬を使って治療を進めていきます。

視力が徐々に低下していく「進行性網膜萎縮症」

目の中でも重要な役割を担う“網膜”に異常が起こった状態を「進行性網膜萎縮症」といいます。発症すると視力が低下していくため、暗いところでぶつかる、動きがにぶくなるなどの行動が見られるようになります。

進行性網膜萎縮症は遺伝子が変異することで起こる病気なため、予防法はありません。
また、この病気を完治させる治療法も確立されていないため、点眼薬や内服薬、レーザー治療などを使って症状の悪化を防ぎます。

まぶたが内側にめくれてしまう病気「眼瞼内反症」

まぶたが内側にめくれている状態を「眼瞼内反症」といいます。発症すると、まつ毛やまぶたが常に目を刺激している状態となりますので、目のかゆみや痛みなどが生じます。また、結膜炎や角膜炎を併発することもあります。

眼瞼内反症は先天的に発生することが多いため、予防は難しいです。そのため、早期発見が重要となります。
発症してしまった場合は、外科手術でまぶたの矯正を行います。

早期発見が重要「白内障」

目の中でレンズの役割をしている“水晶体”の全体もしくは一部が白濁する病気を「白内障」といいます。発症すると壁によくぶつかる、暗いところを嫌がるなどの行動が見られるようになります。また、症状が進行するにつれて水晶体の濁りが強くなっていきます。

白内障の多くは加齢が原因で発症します。そのため、愛犬がシニア期に入ったらこまめに目をチェックして病気の早期発見に努めましょう。

一般的な治療法は2つです。病気の進行を遅らせる点眼薬の処方もしくは水晶体に人口レンズを入れる外科的手術を行います。

生命を左右する危険な病気「フォンビルブランド病」

血小板の止血機能に関与している“フォンビルブランド因子”に異常が起こった状態を「フォンビルブランド病」と呼びます。症状によってタイプ1~3に分けられるのですが、いずれも抜歯時や出産時などに過剰な出血を起こします。最悪の場合、命を落とすこともある恐ろしい病気です。

発症の原因は遺伝的なものですので、予防法はありません。
また、フォンビルブランド病に対する治療法も確立されていないため、過剰出血が起こった場合は代用血液の投与を行います。

慢性化しやすい「皮膚疾患」

皮膚疾患には様々な種類がありますが、今回は「アトピー性皮膚炎」をピックアップしてご紹介します。

アトピー性皮膚炎とは、花粉やホコリなどのハウスダストが原因で皮膚に炎症が起こる病気のことです。発症すると痒みが続き、体をしきりに掻いたり、舐めたりします。また、この痒みは日によって強くなったり、弱くなったりすると言われています。

アトピー性皮膚炎は遺伝的な要因が関与してくるため、予防するのは難しいです。ただ、「部屋や犬の寝床を清潔にする」「空気清浄機を使用して空気を綺麗にする」などの工夫で症状を軽減できるようです。
また、発症してしまった場合は投薬やシャンプー、サプリメントなどで治療を行います。

女の子と男の子どちらが人気?

女の子・・・67% 男の子・・33%

ブリーダーナビのチェサピークベイレトリバー別検索数より

チェサピークベイレトリバーをブリーダーから購入した場合の価格は?

チェサピークベイレトリバーの子犬が安い地域トップ3

1位兵庫県25万6666円
2位
3位
全国平均25万6667円

※記事執筆時点のデータ
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