ブルドッグ

厳つい見た目が特徴のブルドッグってどんな犬?人気の性別やカラーは?安く迎えられる地域ってあるの?

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厳つい見た目と、どっしり構えた貫禄のある体型が特徴のブルドッグ。怖そうな見た目ではありますが、家庭犬向きの穏やかな性格で人気を博しています。毛色はホワイトやブリンドル、パイドなどバリエーション豊富に存在しています。そんなブルドッグの魅力や歴史、安く迎えられる地域をご紹介します。

ブルドッグってどんな犬?

ブルドッグ

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ブルドッグの魅力を大公開!

  • 眠たそうに見えるタレ目
  • プニプニの垂れ下がった皮膚
  • どっしりした貫禄のある体型
  • 愛情深く、人懐こい性格

全体的に垂れ下がった皮膚、どっしりとした体型、突き出した下顎が特徴のブルドッグ。下顎が突き出している状態を「アンダーショット」といい、ほかの犬種では望ましくないとされています。しかし、ブルドッグの場合はアンダーショットが正常な状態で、チャームポイントでもあります。

ブルドッグのように鼻がペチャッとつぶれている子たちを「短頭種」と呼びます。短頭種の子たちは見れば見るほどに愛着が湧き、1度家族として迎えたら離れられなくなります。非常に中毒性のある犬種だといえます。

ブルドッグは怖そうな見た目とは裏腹に、愛情深くて人懐こい性格をしています。大人・子ども関係なく、愛想よく接してくれます。また、飼い主さんにベッタリと引っ付いて行動することも多く、かなりの甘えん坊です。

ブルドッグの歴史

ブルドッグは1800年代のイギリスで生まれました。この犬種は、雄の牛と犬を戦わせる「ブルベイティング」という娯楽のために作り出されました。この頃のブルドッグは非常に凶暴で、闘犬としては理想的な犬種であったとされます。

しかし、1930年代に動物愛護の観点から「ブルベイティング」が禁止され、ブルドッグの人気は急激に落ちてしまいました。需要のなくなったブルドッグは繁殖されることも少なくなり、絶滅の危機に追い込まれるほど個体数が減ります。

そんな絶滅寸前のブルドッグを救ったのが、ブリーダーのビル・ジョージ氏でした。彼はブルドッグの繁殖を熱心に進め、なんとかブルドッグの絶滅を回避することに成功します。改良を進めるにつれ、凶暴であった性格も取り除かれていき、家庭犬向きの穏やかな犬種へと変化していきました。また、性格だけでなく見た目も変化を遂げ、よりずんぐりむっくりで鼻ペチャなブルドッグが誕生します。

原産国のイギリスではかなり人気があり、海軍のマスコットとしても起用されています。日本では見かけることは少ないものの、熱狂的な愛好家がいることは確かです。

ブルドッグの性格・性質

<3つのポイント>

  • 穏やか
  • 頑固
  • 陽気

怖そうな見た目には似合わず、穏やかな性格をしているブルドッグ。子どもや赤ちゃんにも優しく、ブルドッグが子守りを引き受けてくれることも珍しくありません。かつての凶暴さや攻撃性は一切なく、家庭犬としてはピッタリな性格です。

ただ、ブルドッグは頑固な一面を持ち合わせています。飼い主さんとの主従関係があったとしても、ブルドッグ自身の気が向かなければ指示を無視することもあります。頑固とはいえ、基本的には飼い主さんへの忠誠心が強い犬種であるため、「今は気分が乗らないんだな」くらいの気持ちでスルーして大丈夫です。

見た目からは想像がつきにくいですが、ブルドッグは陽気な性格をしています。飼い主さんを喜ばせることが大好きで、サービス精神旺盛です。飼い主さんの笑った顔を見ると、嬉しくてブルドッグ自身も大きな口を開けて笑ったような表情を見せてくれます。

ブルドッグのお手入れ

ブルドッグ

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ブルドッグは短毛で抜け毛もさほど多くないため、頻繁なブラッシングは必要ありません。週に1~2回程度を目安にブラッシングを行ってください。「毛が短いならブラッシングしなくてもいいのでは?」と思う方もいるでしょう。実はブラッシングには血行促進や毛艶を良くする効果があるため、定期的に行うことをおすすめしています。

ブルドッグの顔には深く刻まれたシワがあります。このシワに汚れや垢が溜まりやすくなっていますので、毎日掃除してあげる必要があります。乾いたタオルですと摩擦が起こって痛みを感じてしまいますので、濡れタオルを使用してください。たるんだ皮膚を持ち上げるようにして、優しく汚れを拭き取ってあげましょう。

ブルドッグの注意点

ブルドッグは、暑さに弱い犬種です。特に高温多湿に弱いため、ジメジメとした暑さのある“梅雨時期”には注意が必要です。梅雨に入る6月中旬~夏の暑さがなくなる9月頃までは、冷房が必須だといえます。また、夏場のお散歩は熱中症になるリスクが高いため、比較的気温の低い“早朝”や“夕方”に行きましょう。なお、地面がアスファルトの場合は日が落ちてからでも熱を持っていますので、地面を触って冷えているかどうか確認してください。

ブルドッグに激しい運動や長時間の運動をさせることは禁物です。あまりに激しい運動や長時間の運動をしてしまうと、元々呼吸することが上手ではないブルドッグは“呼吸困難”を起こす恐れがあります。また、脚がガニ股気味ですので、運動をすると股関節に大きな負担かかってしまいます。そのため、運動はほどほどにし、散歩はゆっくりしたペースで30分ほどにとどめましょう。

ブルドッグにまつわる噂

★ブルドッグはあまり賢くないって本当?

ブルドッグは、ほかの犬種に比べると物覚えが良くありません。決して頭が悪いというわけではなく、物事を処理することに時間がかかってしまうのです。そのため、しつけの際は“何度も繰り返し教えてあげる”ことが大切です。継続的に教えてあげると、着実に出来ることが増えていきます。お利口になっていく姿を見ると、「しつけをしっかりやってきて良かった」としみじみ感じることができるでしょう。

★ブルドッグとパグは兄弟って本当?

見た目が似ているため勘違いされやすいですが、ブルドッグとパグは兄弟ではありません。血縁関係もなく、まったくの別犬種です。ワンちゃんにあまり興味がない方からすると同じような犬種に見えるようですが、大きさも違えば性格も違います。どっしりとした大きい方がブルドッグで、スラリとした四肢を持つ小さい方がパグといったように見分ければ、間違うことはないでしょう。

★ブルドッグは臭いって本当?

ブルドッグは臭いといわれることが多いのですが、恐らく原因はシワに溜まった汚れでしょう。シワの中の汚れは蒸れると強烈なニオイを発します。ただ、毎日シワの汚れを掃除していれば、そこまでニオイは気になりません。また、ワンちゃんは動物であるため、多少の“獣臭”は仕方がないといえます。

ブルドッグをお迎えしよう!

ブルドッグ

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ブルドッグの基本データ

ブルドッグの大きさ38~40cm
ブルドッグの体重23~25kg
平均寿命10年以下
原産国イギリス

ブルドッグのカラー

  • パイド
  • レッド
  • ファロー
  • ブリンドル

ブルドッグの毛色は、単色や “スマット”と呼ばれる単色にブラックの差し色が入ったカラーなどが存在しています。

ブルドッグのよく見られるカラーとしては、パイドが挙げられます。パイドは、ホワイトと単色のカラー(レッドやファローなど)が合わさったものです。基本的にはホワイトの割合が多いため、柔らかく愛らしい印象です。

先ほどから出ている「ファロー」というカラーですが、あまり聞き馴染みがない方も多いことでしょう。このファローというカラーは、淡い黄色を指しています。黄色といってもレモンのようなカラーではなく、実際は黄色味を帯びたブラウンをしています。ほかのカラーに比べると明るめであるため、元気で活発な印象があります。

ブリンドルは、ブラック・ブラウン・ゴールドの3色で構成されているカラーです。虎のようなしま模様になっており、別名「タイガーストライプ」とも呼ばれています。少々厳ついカラーであるため、かなり強そうな見た目であります。

女の子と男の子どちらが人気?

女の子…39% 男の子…61%

ブリーダーナビの犬種別検索数より

ブルドッグは圧倒的に男の子が人気です。

男の子は筋肉がつきやすく、体の大きい子が多いです。女の子に比べると、ブルドッグらしさが前面に出ているため、男の子を好む方が多いのでしょう。また、力強い見た目に反して甘えん坊な子が多く、そのギャップにハマってしまうのかもしれませんね。

男の子に比べ、やや体の小さい女の子はブルドッグ初心者でも飼いやすいといえます。性格も大人しくて穏やかな子が多く、子どもがいる家庭でもうまく対応してくれます。

ブリーダーからお迎え!ブルドッグの子犬が安い地域トップ3

ブルドッグ

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1位熊本県21万6000円
2位長野県29万5416円
3位岡山県30万8285円
全国平均36万4442円

ブリーダーナビしらべ

ブルドッグの子犬をお迎えする際は、ブリーダーさんからお迎えすることをおすすめします。

ペットショップより、ブリーダーさんの元にいる子の方が性格が良く、飼いやすい傾向にあるからです。さらに、たくさんのワンちゃんと一緒に生活しているため、犬社会のルールを身につけている子が多いです。ワンちゃんとの付き合いも上手で、お行儀の良いブルドッグをお迎えすることができます。

また、販売価格もブリーダーさんの方が安い傾向にあります。ブルドッグの全国平均価格は36万円と少々お高めですが、熊本県のブリーダーさんは21万円で販売しています。なんと15万円近くも安くなっています。その次にランクインしている長野県、岡山県でも4~5万円ほど安くお迎えができます。