ボストンテリア

ボストンテリアの性格は?フレンチブルドッグとの違いや飼い方などを紹介

タキシードを着ているかのように見える模様から「アメリカ犬界の小さな紳士」とも呼ばれるボストンテリア。その見た目に惹かれ、飼育を検討している方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、ボストンテリアの基本情報や飼い方、かかりやすい病気、フレンチブルドッグとの見分け方などをご紹介します。

ボストンテリア

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目次

ボストンテリアの基本データ

ボストンテリアの大きさ38~43cm
ボストンテリアの体重5~11kg
平均寿命13年
原産国アメリカ

平均体重は5~11kgですが、ボストンテリアの場合、体重によって「ライト」「ミドル」「ヘビー」と名前が変わります。

  • ライト…6.8kg以下
  • ミドル…6.8kg~9.1kg
  • ヘビー…9kg以上

体重によって呼び方は異なるものの、性格や外見に大きな違いはありません。また、どの大きさのボストンテリアであっても生後3ヶ月頃の体重は3~4kgが平均だと言われており、生後9ヶ月頃には体重が安定してくるようです。

どこが違う?ボストンテリアとフレンチブルドッグの見分け方

「ボストンテリア」と「フレンチブルドッグ」は見た目が似ており、間違えられることもしばしば。しかし、よく見てみると見た目も性格もまったく違っています。

まず、見た目の大きな違いとして挙げられるのは“体格”です。フレンチブルドッグは筋肉質で骨太ながっちりとした体型をしていますが、ボストンテリアはスマートで細長い手足を持ちます。また、フレンチブルドッグは大人しくて甘えん坊であるのに対し、ボストンテリアはやんちゃで活発な性格をしていると言われています。

犬界の小さな紳士。ボストンテリアの歴史とは

ボストンテリアはアメリカ原産犬種の中で3番目に古い歴史を持つと言われています。また、誕生までの記録がすべて残っているという珍しい犬種です。

そんなボストンテリアの起源は、今からおよそ150年前のアメリカ・ボストン市で生まれた「フーパーズジャッジ」という犬種だとされています。フーパーズジャッジはブルドッグとイングリッシュテリアから作出した犬種で、現在のボストンテリアと外見がよく似ていたそうです。

そのフーパーズジャッジに小柄なメスのワンちゃん「バーネッツジップ」を掛け合わせ、体の小さな個体を生み出しました。その後も犬種の軽量化は進められていき、今日のボストンテリアが完成したのです。

穏やかだけど攻撃的な一面も?ボストンテリアの気になる性格

ボストンテリアは聡明で、しつけがしやすい犬種です。また、ペットとしては最適な穏やかさや、友好的な性格も併せ持っています。しかし、その一方で攻撃的な一面を覗かせることも。ここでは、そんなボストンテリアの気になる性格について詳しくご紹介します。

穏やかで友好的!どんな相手にも紳士な対応ができるボストンテリア

ボストンテリアは、とても穏やかな性格をしています。それに加えて寛容我慢強い一面も持っているため、小さな子どもがいる家庭でも安心して飼育できるでしょう。

さらに、友好的な性格をしているボストンテリアは知らない相手とも仲良くなれます。落ち着いた紳士的な対応ができますので、散歩中に出会った相手とも上手くコミュ二ケーションが取れるでしょう。

知能が高くて聡明だからしつけがしやすい

ボストンテリアは高い知能を持っており、飼い主の声色や態度、気分を敏感に察知できると言われています。そのため、その場の状況に合わせた行動をすることもあるようです。

また、ボストンテリアは聡明な犬種ですので、比較的しつけがしやすいです。ワンちゃんを初めて飼う方にも易しいと言えます。子犬の早い時期からしつけを行えば、利口で飼育しやすい子になってくれるでしょう。

小さな体からは想像もつかないほど溌剌で元気いっぱい!

小さな体をしているボストンテリアですが、どこからそのエネルギーが出てくるのか不思議なくらい溌剌(はつらつ)で元気いっぱいです。運動したり、遊んだりと体を動かすことが大好きなため、きちんと運動時間を確保する必要があります。

ただ、普段は穏やかなボストンテリアですが、遊びのスイッチが入るとやんちゃな部分が全面に出てきてしまいます。そんなときは、一旦遊びを辞めてクールダウンさせることが大切です。

飼い主が大好きな甘えん坊!その反面寂しがり屋な部分も

ボストンテリアは、人懐こくて甘えん坊な性格をしています。家族と一緒にいることに幸せを感じ、飼い主の気を引こうと一生懸命になることもあります。

ただ、その反面とても寂しがり屋な性格をしているため、長時間の留守番は控えてください。一人の時間が多ければ多いほど、ボストンテリアにストレスが溜まってしまいます。できるだけ一緒に過ごす時間を取ってあげましょう。

繊細過ぎて攻撃的になることも

ボストンテリアは飼い主の顔色を伺うこともあるほど繊細な犬種です。その繊細さゆえに攻撃的な一面を覗かせることがあります。また、縄張り意識の強い犬種でもあるため、他のワンちゃんや人がテリトリー内に入ってくると攻撃的になってしまうようです。

攻撃的な一面を抑えるためにも、ストレスを与えないようにしたり、社会化のトレーニングを行ったりしましょう。

飼いやすい?飼いにくい?ボストンテリアの飼育方法とは

ボストンテリア

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ボストンテリアは小型犬で吠えることも少ないため、比較的飼育しやすい犬種です。また、マンションや一戸建てなど、どこにでも順応できますので住む環境も選びません。
ただ、抜け毛が多い犬種のため、定期的なお手入れは必須です。また、毎日の運動やしつけも欠かせません。ここでは、そんなボストンテリアの飼育方法についてご紹介します。

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室内環境の整備と温度管理が重要

ボストンテリアのように鼻が潰れている犬種は、体温調節が苦手です。特に暑さに弱いため、夏場はエアコンの効いた部屋で飼育しましょう。また、ケージやハウスは直射日光の当たらない場所に設置してください。

冬場は暖房器具で温度管理を行い、室温は26~28度を保つようにしましょう。それでも寒そうにしている場合は、洋服を着せて防寒対策を行ってください。

また、ボストンテリアは室内で走り回ることがありますので、床にカーペットやコルクを敷いて滑らないようにしましょう。それだけでなく、縄張り意識の強いボストンテリアのために専用のパーソナルスペースを用意してあげてください。

時間は?頻度は?運動好きなボストンテリアの散歩について

ボストンテリアは活発で体を動かすことが大好きなため、散歩は毎日2回行いましょう。時間は1回につき30~60分ほどが理想です。ただ、ボストンテリアの場合は体の大きさにバラつきがありますので、運動時間は愛犬の様子を見ながら調節してください。

また、運動不足はストレスの原因となるため、毎日忘れずに散歩しましょう。とはいえ、運動をさせすぎると呼吸に障害が出ることも。さらに、興奮しやすい性格でもありますので、クールダウンさせる時間を取ることが大切です。

肥満になりやすいため食事管理は忘れずに

ボストンテリアは太りやすい犬種なため、食事管理が重要です。ウェットフードや脂質の多いものばかり与えていると肥満体型になってしまいますので、ドライフードもバランスよく与えてください。また、脂質の多い食事は肥満になるだけでなく、白い被毛が黄色くなってしまうと言われています。

それに加え、肥満は体の至るところに悪影響を与え、病気につながる大きな原因となります。健康に長生きしてもらうためにも、食事管理は徹底して行いましょう。

ボストンテリアは学習能力が高く利口な犬種のため、比較的しつけがしやすいと言われています。信頼関係を築き、メリハリを意識してしつけを行えば良きパートナーになってくれるでしょう。

ただ、興奮しやすい一面を持っているため、クールダウンさせることが大切です。また、繊細な性格のボストンテリアは叱られると自信を失くしてしまうので、「叱る」という行為はNG。では、具体的にボストンテリアのしつけはどのように行えばいいのでしょうか?

トイレのしつけ

トイレのしつけを行う際は、ペットシーツを敷き詰めたゲージの中にボストンテリアを入れてトイレを覚えさせる方法がおすすめです。ワンちゃんは足元の感覚でトイレを覚えると言われていますので、徐々に「ペットシーツ=トイレする場所」と覚えていきます。

また、ボストンテリアにトイレを教える際は、「叱らない」「しっかり褒める」、この2点を意識しましょう。ボストンテリアはとても繊細なため、叱られるとトイレを我慢するようになります。こうなると膀胱炎や尿路結石などの病気にかかるリスクが高まるため、叱るという行為は控えてください。

また、トイレに成功したらオーバーリアクションでたくさん褒めてあげましょう。分かりやすく褒めることで、ワンちゃん自身も良い行動をしたと理解できます。

吠え癖のしつけ

ボストンテリアは無駄吠えの少ない犬種として知られています。ただ、すべてのボストンテリアが吠えないというわけではなく、ストレスから吠える子もいれば、吠え癖がついてしまう子もいます。

そのため、お迎えしたボストンテリアが吠えるようであれば、その都度吠え癖のしつけを行いましょう。しつけの際は叱るよりも、無視することが有効です。飼い主が大好きなボストンテリアにとって“無視”という行為はとても辛いものですので、おのずと吠える回数が減っていくでしょう。

もし吠えの原因がストレスなのであれば、運動時間を伸ばしたり、一緒に過ごす時間を増やしたりしてストレスを解消してあげることが大切です。

噛み癖のしつけ

ボストンテリアは噛むことが愛情表現の一つでもあるため、噛み癖がつきやすい傾向にあります。また、噛んだときに飼い主がリアクションを起こすと、ボストンテリアは「噛むと構ってもらえる」と理解し、より噛み癖がひどくなることも。

そのため、噛むと楽しいことが起こるという関連付けをさせないようにしてください。もし噛まれたら、リアクションを起こさずに無視しましょう。また、噛む行為は悪いことだと理解させるために、ボストンテリアに噛まれたタイミングで「痛い」と大声で叫ぶのも有効的です。

毛色は何色?抜け毛は多い?ボストンテリアの被毛について

ボストンテリアといえば、タキシードのようにも見えるブラックとホワイトの毛色を思い浮かべますが、実はその他にも2種類の毛色が存在しています。
また、短毛種ではありますが、意外と抜け毛が多く、こまめなお手入れが欠かせません。ここでは、そんなボストンテリアの被毛についてご紹介します。

ブラック&ホワイトだけじゃない!ボストンテリアの毛色

ブラック&ホワイト

ボストンテリアの毛色 ブラック&ホワイト

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ホワイト&ブリンドル

ボストンテリアの毛色 ホワイト&ブリンドル

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シール&ホワイト

ボストンテリアの毛色 シール&ホワイト

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ボストンテリアといえば、ブラック&ホワイトの子を想像する方が多いでしょう。この毛色はホワイトとブラックの2色で構成されており、「タキシードカラー」とも呼ばれています。ただ、ブラック&ホワイトは日本では希少な毛色です。

そのため、国内にいるボストンテリアの多くはホワイト&ブリンドルだと言われています。ホワイト&ブリンドルは、黒と茶ベースに縞模様が入ったブリンドルとホワイトの2色で構成された毛色です。一見ブラック&ホワイトに見える子でも、よく見てみると茶色が入っていたということも珍しくないと言います。

そして、聞き馴染みのないシール&ホワイトは、日に当たると赤く見えるブラックとホワイトの2色で構成された毛色です。

ボストンテリアは抜け毛が多いため、こまめなブラッシングが欠かせません。特に春と秋にやってくる“換毛期”には大量の抜け毛が発生します。

毛が短いにも関わらず、どうして抜け毛が多いのでしょうか。それは、ボストンテリアが「ダブルコート」と呼ばれる被毛の持ち主だからです。ダブルコートとは、オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の2重構造になっている被毛のことを指します。一般的にダブルコートの犬種は抜け毛が多いことで知られており、一年を通して毛が抜けます。そのため、ブラッシングは毎日こまめに行いましょう。

ただ、毛自体はある一定の長さで成長が止まるため、カットは必要ありません。

抜け毛対策としてブラッシングとシャンプーを行う

ボストンテリアは換毛期だけでなく、年中毛が抜ける犬種ですので、ブラッシングは毎日行いましょう。ブラッシングの際は獣毛ブラシやラバーブラシなど、短毛種用のものを使用し、皮膚に負担をかけない程度の力を入れて毛をとかしてください。

また、抜け毛対策として月に一度シャンプーを行いましょう。ただ、ボストンテリアは皮膚が弱いため、シャンプー剤は弱酸性のものを選んでください。そして、シャンプー後は毛をドライヤーでしっかり乾かすことが大切です。濡れたまま放置していると皮膚疾患にかかるリスクが高まりますのでご注意ください。

ブラッシングとシャンプーだけじゃない!ボストンテリアのお手入れ

ボストンテリアのお手入れは、ブラッシングやシャンプーだけではありません。爪切りや歯磨きなど、定期的に行ってほしいお手入れがいくつかあります。これらのお手入れをきちんと行うことで、病気を未然に防いだり、病気の早期発見ができたりするのです。

顔のシワや目の手入れ方法

ボストンテリアはブルドッグの血を受け継いでいるため、顔周りにシワがあります。そのシワには汚れが溜まりやすくなっていますので、毎日蒸しタオルで優しく拭いてあげましょう。そのまま放置しているとニオイの元になったり、皮膚病の原因になったりするため注意してください。

また、目の周りに涙やけや目やにが付いている場合は、一緒にタオルで拭いてあげましょう。なお、涙やけや目やにがいつもより多いときは目の病気を発症している可能性がありますので、動物病院を受診してください。

月に1回は爪切りをしよう

ボストンテリアは散歩や運動が好きな犬種のため、外で遊んでいるうちに自然と爪が削られていきます。

しかし、家で過ごす時間が増えたり、柔らかい土や草の上を歩くことが多かったりすると爪が伸びてきます。伸びたままにしていると、爪がカーペットに引っかかって折れることもありますので、月1回を目安に爪切りを行いましょう。

爪切りの際は「ギロチンタイプ」のものを使用し、少しずつ切り進めてください。ただ、ボストンテリアは黒爪の子が多く、どこまで切っていいのかが分かりづらいです。そのため、初めのうちは獣医やトリマーに教えてもらいながら爪切りをしていくと良いでしょう。

歯磨きは毎日の習慣に

ボストンテリアの歯磨きは週に1回が目安です。定期的に歯磨きをしなければ歯石が溜まって歯周病にかかったり、口臭の原因になったりしますので、注意してください。

歯磨きの際は犬用歯ブラシや歯磨きシート、ガーゼなどを使って歯を磨きましょう。抱っこしながら、ボストンテリアがリラックスした状態で行うのが理想です。

ただ、いきなり歯を磨かれると驚いてしまうため、子犬の頃から徐々に慣れさせることが大切です。最初は口を触る練習から始めて、少しずつ習慣付けてあげましょう。どうしても歯磨きを嫌がる場合は無理強いせず、歯磨きガムなどを使ってできる範囲内で行ってください。

病気予防にもなる耳掃除

ボストンテリアの耳は立ち耳ですので、垂れ耳に比べると汚れが溜まりにくいです。とはいえ、まったく溜まらないわけではありませんので、月に1~2回は耳掃除を行いましょう。また、定期的な耳掃除は病気予防や早期発見にもつながります。

耳掃除を行う際は、専用のイヤーローションとコットンを用意してください。イヤーローションは耳の中に数滴垂らし、馴染ませるようにマッサージします。その後、浮き出てきた汚れをコットンで拭き取ってあげましょう。なお、耳の中はデリケートなため、力を入れずに優しく掃除してください。

肛門腺絞りは月に1回が目安

ボストンテリアの肛門腺絞りは月に1回が目安ですので、シャンプーと同じタイミングで行うのがおすすめです。肛門腺は肛門の4時と8時の方向にありますので、親指と人差し指を使ってつまむように絞り出してください。このとき、下から上に持ち上げるようなイメージで押し出しましょう。

ただ、肛門腺絞りを無理に行うと痛みが伴い、トラウマになってしまうことも。そのため、自分で肛門腺絞りをするのが不安な方はトリマーや獣医師に依頼するのが賢明です。

ボストンテリアを飼う上で気を付けるべき病気とは

ボストンテリアは病弱な犬種ではありませんが、短頭種特有の病気には注意しなければなりません。また、目が大きいため、白内障やチェリーアイなど目の病気にもかかりやすいとされています。そのほか関節の病気や腫瘍など、ボストンテリアが気を付けるべき病気がいくつか存在していますので、お迎えする前にきちんと把握しておきましょう。

アトピー性皮膚炎やマラセチア性皮膚炎などの「皮膚病」

ボストンテリアは皮膚が弱いため、皮膚病にかかりやすいです。皮膚病と一言にいっても「アトピー性皮膚炎」や「アレルギー性皮膚炎」、「マラセチア性皮膚炎」など様々な病気があります。今回はその中からアトピー性皮膚炎をピックアップしてご紹介します。

アトピー性皮膚炎は、花粉やホコリなどのハウスダストが原因で皮膚に炎症が起こる病気です。発症すると耳、脇、股などの部分に痒みが生じます。その痒みから、しきりに体を舐めたり、噛んだりするようになります。

この病気は遺伝的な要因が大きく、予防は難しいとされています。ただ、アレルゲンを除去したり、ストレスを与えないようにしたりすると症状が軽減するようです。
また、治療方法としては抗ヒスタミン剤や副腎皮質ホルモン剤などの投与や、シャンプー療法などがあります。

鼻が短い犬種は要注意!「鼻腔狭窄」「軟口蓋過長症」

ボストンテリアを含む短頭種は「鼻腔狭窄」や「軟口蓋過長症」にかかるリスクが高いです。

鼻腔狭窄

鼻腔狭窄は鼻の穴が狭いことにより、少しの運動でも息が荒くなったり、鼻をブーブーとならしたりする病気です。最悪の場合、呼吸困難に陥ることもあります。

この病気は先天性のものですので、予防することはできません。そのため、飼い主がいかに早く気づいて治療を行えるかが重要になります。治療は鼻の穴を広げる外科的治療が一般的です。

軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)

軟口蓋過長症とは、上顎の柔らかい部分(軟口蓋)が大きく垂れ下がってしまう病気です。軟口蓋が通常より長いと呼吸がしづらくなり、吐き気や呼吸困難、失神などの症状を引き起こします。

上記の鼻腔狭窄と同様、先天性の病気なため予防は難しいです。ただ、早い段階で適切な治療を行えば症状が緩和されます。
治療方法としては、軟口蓋を切除する外科的治療が推奨されています。

目の大きいボストンテリアがかかりやすい「白内障」「チェリーアイ」

目が大きいボストンテリアは「白内障」や「チェリーアイ」に注意しなければいけません。

白内障

白内障とは、水晶体の一部もしくは全体が白く濁る病気です。白濁が強くなるにつれて視力は低下し、最終的にはまったく目が見えない状態になってしまいます。

白内障は先天性や若年性のものも存在していますが、多くは加齢とともに引き起こされます。そのため、愛犬がシニア期に入ったらこまめに目をチェックして早期発見に努めましょう。

治療法としては病気の進行を遅らせる点眼薬の処方や、水晶体に人工レンズを入れる外科手術が挙げられます。

チェリーアイ

チェリーアイとは目頭の内側にある「瞬膜(第三眼瞼)」が腫れてしまう病気です。その赤く腫れた瞬膜がチェリーのように見えることからチェリーアイと呼ばれています。発症すると腫れ上がった瞬膜が目を刺激するため、目をこする仕草が見られたり、涙が出たりします。

発症の原因としては遺伝的な要因が大きいとされているため、予防は難しいようです。
チェリーアイにかかってしまった場合は、点眼薬や内服薬を投与する内科的治療で完治を目指します。ただ、再発を繰り返す子には外科的治療を行います。

小型犬に多い関節の病気「膝蓋骨脱臼」

膝蓋骨脱臼とは、後ろ足にある膝蓋骨(膝のお皿)が正常な位置から外れてしまう病気です。膝蓋骨脱臼の症状は4つのグレードで表され、軽いものであれば日常生活に支障はきたしません。ただ、症状が最も重いとされるグレード4になると足が変形し、地面にうずくまるように歩く、足があまり地面につかないなどが見られるようになります。

予防法としては、普段から体重管理を徹底して肥満体型にしない、関節に負担をかけないよう床にカーペットを敷くなどが挙げられます。
膝蓋骨脱臼の治療はグレードによって変わってきますが、鎮痛剤やレーザー治療、外科手術などを行います。

短期間で命を落とすこともある恐ろしい病気「肥満細胞種」

肥満細胞はアレルギーや炎症などに関与している細胞で、体の至るところに存在しています。それが腫瘍(がん)になってしまった状態を肥満細胞種と呼びます。

発症するとイボのようなものができたり、皮膚炎のように赤く腫れたりしますが、それが悪性なのか良性なのかは手術しなければ分からないようです。

また、発症の原因ははっきりと分かっておらず、予防は難しいとされています。そのため、毎日体をチェックして早期発見に努めることが重要です。
肥満細胞種を発症してしまった場合は、手術や放射線治療、抗がん剤治療などを行います。

短頭種を襲う「熱中症」

熱中症は、温度の高い環境下に長時間滞在したり、運動したりすることによって体温が上がり、体温調節機能が上手く働かなくなる病気です。ボストンテリアやパグなどの短頭種がかかりやすい病気として有名なため、特に夏場は気をつけなければいけません。発症すると激しい呼吸や大量のよだれ、虚脱、嘔吐などを引き起こします。

予防法としては、高温多湿の環境下にボストンテリアを置かないということが挙げられます。元々体温調節が苦手な犬種でもありますので、徹底した室温管理と水分補給を忘れずに行いましょう。
熱中症にかかってしまった場合は、脱水を補うための点滴治療、ショック症状や脳炎を防ぐためのステロイド剤投与などが行われます。

肥満になると発症のリスクが高まる「糖尿病」

糖尿病とはインスリンが不足することにより、血液中の血糖値が高くなってしまう病気です。発症すると多飲多尿や体重の減少、下痢、嘔吐などが引き起こされます。最悪の場合は命を落とすことも。

糖尿病は肥満の子がかかりやすいと言われていますので、日頃からの食事管理が大切となります。また、予防のために定期的な健康診断を受けることも重要です。

治療としては食事療法や運動療法、インスリン投与などが行われます。また、症状に応じて点滴や下痢止めが投与されることもあります。

ボストンテリアをブリーダーから購入した場合の価格は?

ボストンテリア

photo by YenniVance

ボストンテリアの子犬が安い地域ランキングベスト3

1位三重県17万2933円
2位広島県20万7360円
3位山口県21万円
全国平均28万7292円

※記事執筆時点のデータ
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ブリーダーからお迎えするメリット

①健康的で社交性の高い子犬を迎えやすい

十分に衛生管理がなされているブリーダーのもとで生まれ育った健康的な子犬を探すことができます。また、他にも子犬がいる環境で生まれ育っているため、社会性が身に付いた状態で迎えやすくなります。さらに、基本的なしつけを受けていたり、適切な血統管理がなされていたりするケースが多いです。

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※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。