ボルゾイ

上品な雰囲気を身にまとうボルゾイってどんな犬?人気のカラーは?安く迎えられる地域は?

ボルゾイ

photo by Bob63

上品でスタイリッシュな見た目のボルゾイは、オオカミを狩るハンターとして優秀だった犬種です。かつては優秀なハンターだったボルゾイも、今やペットとして可愛がられています。そんなボルゾイの魅力や歴史、安く迎えられる地域などをご紹介いたします。

ボルゾイってどんな犬?

ボルゾイ

photo by artbycharlotte

ボルゾイの魅力を大公開

  • 上品な出で立ち
  • スタイリッシュな顔
  • 優れた視覚
  • 頭が良い

細身でスタイリッシュな顔立ち、筋肉で引き締まった体、繊細な被毛が特徴のボルゾイは、優雅な見た目と上品な雰囲気が魅力の大型犬です。体はスリムですが、全身が筋肉で覆われているため、とても速く走ることができます。大きな体をダイナミックに使って颯爽と走る姿は非常にかっこよく、思わず目が釘付けになります。

そんなボルゾイは「視覚ハウンド」と呼ばれるグループに属しており、非常に鋭い視覚を持っています。動くものに敏感で、遠くにいる獲物も瞬時に見つけることができます。敏感すぎるゆえ、散歩中に出会う野良猫に対して大きな反応を示すことがあります。

また、ボルゾイはとても頭が良い犬種です。知識を教えれば教えるだけグングン吸収していき、めざましい成長を遂げます。ただ、ボルゾイには少々気難しい一面がありますので、めげずに根気よく教えてあげましょう。

ボルゾイの歴史

ボルゾイはロシア原産の犬種です。エレガンスな見た目をしているボルゾイの所有者には皇帝や詩人など、著名な人々が多い傾向にあったそうです。11世紀のフランスの年代記には、キエフ大公の娘であるアンナ・イアロスラバ氏がフランスのアンリ一世に嫁ぐときに、可愛がっていた3頭のボルゾイを連れ行ったとの話が記されています。

当時のボルゾイは、ロシア貴族の間で流行していた“オオカミ狩り”のハンターとして活躍していました。オオカミを狩るときは2頭1組になり、自慢の瞬足を活かして追い詰めていたのだとか。優雅な見た目からは想像できませんが、追い詰めたオオカミに勇敢に飛びかかって仕留めるのだそうです。

現在はハンターとしての気質は薄れ、ペットとして優秀な犬種へと改良されました。しかし、日本は小型犬を好む傾向にありますので、大型犬のボルゾイはあまりペットとして飼育されていません。日本最大級の畜犬団体「一般社団法人ジャパンケネルクラブ」の調査によると、現在日本では約330頭のボルゾイがペットとして生活しているそうです。

ボルゾイの性格・性質

<3つのポイント>

  • 温厚
  • 落ち着きがある
  • 好奇心旺盛

ボルゾイは、とても温厚な性格をしています。攻撃性も少なく、小さな子どもとも上手く遊んでくれます。比較的どんな家庭にも馴染んでくれますので、住む環境は選ばない犬種だといえます。

上品な見た目通り、落ち着きのあるボルゾイは、ドタドタと家の中を走ることは少ないため、住宅街やマンションでも飼育することができます。甘え方にも落ち着いた性格が現れており、飼い主にそっと寄り添って甘える姿がよく見られるでしょう。

また、ボルゾイはスタイリッシュな見た目をしているため、クールなイメージを抱かれがちですが、そうではありません。実際は好奇心旺盛で、キラキラした目で色々なことに興味を示します。かつては狩猟犬として活躍していたため、動くものには人一倍強い興味を示すようです。

ボルゾイのお手入れ

長毛種で抜け毛の多いボルゾイには毎日のブラッシングが必須です。散歩から帰ってきたときにでも、ササッとブラッシングしてあげましょう。ブラッシングを怠ってしまうと毛玉ができてしまい、皮膚と被毛に大きな負担をかけることになりますので、ご注意ください。

ブラッシングの際は、ピンブラシやスリッカーなど長毛種用のブラシを使用しましょう。根元からしっかりとかすことで、毛玉ができにくくなります。また、ブラッシングには血行促進や毛艶の維持などのメリットがあります。

また、ボルゾイは垂れ耳ですので、耳掃除が欠かせません。垂れ耳の犬種は立ち耳に比べると通気性が悪く、耳の疾患にかかりやすくなっています。そのため、定期的な耳掃除をやらなければ「外耳炎」や「中耳炎」などの病気に悩まされることとなるのです。

耳の疾患は慢性的なものが多いため、一生通院という事態にもなりかねません。長期的な通院は、ボルゾイにとっても飼い主にとっても負担となります。このような事態を引き起こさないためにも、週に2~3回は耳掃除を行いましょう。

ボルゾイの飼い方の注意点

ボルゾイ

photo by Bob63

ボルゾイは体力のある犬種ですので、毎日の散歩が必要です。理想としては1日2回、60分以上の散歩を行いましょう。ただ、若い頃は体力が有り余っていますので、60分では運動量が足りない可能性もあります。その際はドッグランで思う存分走らせてあげましょう。

動くものに敏感なボルゾイは、猫や小動物との同居に向いていません。猫や小動物を見かけると執拗に追いかけてしまい、ときには甘噛みしてちょっかいをかけることも。

このようなことが続くと猫や小動物にとって大きなストレスとなってしまいますので、ボルゾイとの同居は極力避けるようにしましょう。仮に同居させる場合は、居住スペースを完全に分けてあげてください。

ボルゾイにまつわる噂

★ボルゾイは走るのがすごく早いって本当?

ボルゾイという名前はロシア語で「俊敏」を意味しています。その名の通り、非常に素早く走ることができ、走行速度はなんと50km/hにもなるのだとか。全犬種の中でもトップクラスの速さですので、ドッグスポーツのアジリティ(※)に挑戦してみてもいいかもしれませんね。

※アジリティとは?

「ハードル」や「トンネル」などの障害物が設置されているコースを走る競技です。決められたコースを走り、ゴールまでのタイムを競います。全国各地で大会が開催されていますので、興味のある方はぜひ見学に行ってみてください。

★ボルゾイには気難しい一面があるって本当?

基本的にボルゾイは落ち着きがあって扱いやすい性格をしていますが、ときに気難しい一面を覗かせることがあります。ボルゾイは非常に自立心が強く、自分自身で物事を判断しようとする癖があるのですが、そうなると飼い主の言葉を無視して自分のやり方を貫きます。こういったマイペースなところもボルゾイの個性だと思って、受け入れてあげましょう。

★ボルゾイは目の疾患にかかりやすいって本当?

ボルゾイは比較的健康な体を持っており、遺伝疾患も少ない犬種です。しかし、目の疾患には注意しなければなりません。ボルゾイは、生まれつき眼球が小さい“小眼症”という病気にかかりやすいといわれています。小眼症の子は涙の量が少ないため、ドライアイには注意しなければなりません。ただ、眼球が小さいからといって視力に問題があるわけではありませんので、ご安心ください。

ボルゾイをお迎えしよう!

ボルゾイ

photo by artbycharlotte

ボルゾイの基本データ

ボルゾイの大きさ68c~74cm
ボルゾイの体重27~48kg
平均寿命11~13年
原産国ロシア

ボルゾイのカラー

  • ブラック
  • ホワイト
  • フォーン
  • クリーム
  • ブリンドル

ボルゾイのカラーは非常にバリエーション豊富で、ブルー・チョコレートのカラー以外であれば、どんなカラーでも認められています。

日本でよく見かけるボルゾイは、ホワイトベースにブラックやレッドの斑点が入るカラーが多いです。これらのカラーはホワイトの割合が非常に多いため、優しげな雰囲気が漂っています。また、ボルゾイの被毛には光沢感がありますので、日の光に当たるとキラキラと美しく輝きます。

ブラックのボルゾイは、とてもクールです。元々持っているスタイリッシュさが洗練され、ほかのワンちゃんを寄せ付けない圧倒的な存在感を放っています。一度見たら忘れられないほど、魅力的な雰囲気があります。

ブリンドルは、黒・茶・ゴールドの3色で構成されているカラーです。別名“タイガーストライプ”とも呼ばれており、その名の通り虎のようなしま模様が現れます。ブリンドルのボルゾイはオオカミのような力強いルックスで、上品な印象とはかけ離れています。

女の子と男の子どちらが人気?

女の子…48% 男の子…52%

ブリーダーナビの犬種別検索数より

ボルゾイは性別による人気の差はほぼありません。

若干人気の男の子は筋肉質で体力もありますので、スポーツやアウトドアを存分に楽しむことができます。一緒に走ったり、山や川にお出かけしたりすることで、ボルゾイとの絆がより一層深まることでしょう。

女の子は男の子に比べると自立心が強く、長時間の留守番も平気でこなしてくれます。イタズラすることもほぼありませんので、安心して家を空けることができるでしょう。ただ長時間の留守番が続くと、さすがのボルゾイも寂しがりますので、留守番させるのはほどほどにしましょう。

ブリーダーからお迎え!ボルゾイの子犬が安い地域トップ3

ボルゾイ

photo by Bob63

1位京都府18万6567円
2位岡山県23万8000円
3位千葉県29万8600円
全国平均20万3936円

ブリーダーナビしらべ

ボルゾイの子犬をお迎えする際は、ブリーダーからお迎えすることをおすすめします。ブリーダーのところにいる子たちは、常にたくさんのワンちゃんに囲まれて生活しており、犬社会のルールやマナーを身につけている子が多いです。それゆえ、お行儀の良いボルゾイをお迎えすることができます。

また、ペットショップよりブリーダーの方が安く販売している傾向にあります。ボルゾイの全国平均価格が20万円であるのに対し、京都のブリーダーは18万円で販売しています。なんと2万円も安くお迎えすることができるのです。