ボロニーズ

優雅で上品なボロニーズ!性格や飼い方、病気などをご紹介

わたあめのように真っ白でふわふわな小型犬、ボロニーズをご存知でしょうか?いろんなカットを楽しめる上品なワンちゃんですが、日本では希少な犬種です。マルチーズやビションフリーゼなどの似ている犬種との違いも含め、本記事ではボロニーズの魅力についてご紹介します。

ボロニーズ

photo by islavicek/Shutterstock.com

ボロニーズってどんな犬?

ボロニーズの基本データ

ボロニーズの大きさ26~31cm
ボロニーズの体重3~4kg
平均寿命12年以上
原産国イタリア

「マルチーズ」や「ビションフリーゼ」との違いは?

見た目のよく似た犬種として、「マルチーズ」や「ビジョンフリーゼ」が挙げられます。
これらのワンちゃんは見分けがつかない程よく似ていますが、体型や性格にわずかに違いがあります。

ボロニーズ
  • ずんぐりとした体型
  • フワフワした長い被毛
  • 落ち着いていて従順
マルチーズ
  • 最も小型で胴が長め
  • カールやウエーブのない真っ直ぐな被毛
  • 活発で明るく少し神経質
ビジョンフリーゼ
  • 胴が長め
  • シルクのような毛でゆるくカールしている
  • 誰に対しても社交的

マルチーズについて詳しくはこちらから

ビションフリーゼについて詳しくはこちらから

王族貴族に愛されたボロニーズの歴史

ボロニーズは、同様に真っ白の被毛に覆われた小型犬のマルチーズやビションフリーゼと同じ祖先を持つと考えられています。
イタリアのボローニャ地方で飼育されていたため、この名前が付けられました。

ボロニーズは見た目も性格も優雅で上品なので、王族貴族の間で最高の贈り物として献上されることが多いワンちゃんでした。貴族を描いた絵画にもその姿が描かれているほどです。

中世から近代の時代になると、世界的に市民革命が起きたことで王族貴族の地位は下がり、愛玩犬の人気も衰えたため、その数は減少していくことになってしまいます。
しかしボロニーズは貴族から変わらず愛されていたので、その後の戦乱の時代にも絶滅の危機に見舞われることはなく、大切に飼われ続けてきました。

戦後、イタリアの繁殖家によってボロニーズはその数を増やし、王族貴族だけではなく一般の飼い主にも飼えるようになりました。1980年代後半にはイギリスやアメリカなどの海外にも輸出されるようになり、ドッグショーにも出展されるようになったのです。

真っ白な小型犬はボロニーズ以外にもたくさんいるということもあり、個体数が爆発的に増えるようなことはなく、現在でも原産国のイタリア以外では希少な犬種です。

真面目で素直!ボロニーズの性格

ボロニーズは、素直で落ち着いた性質をしています。小型犬はやんちゃなイメージが強いかもしれませんが、ボロニーズは見た目の通り大変上品で大人しいワンちゃんです。
忠実で人懐っこいので、初心者でも比較的飼いやすい犬種だといえるでしょう。

甘えん坊で、飼い主や家族などの心を開いている相手には、積極的にそばにいようとする可愛い一面もあります。寂しがり屋になることもあるので、一人での留守番はなるべく避けてあげましょう。

真面目な性格をしたワンちゃんなので、しつけや芸を覚えることにも喜んで取り組んでくれるはずです。

また、少々内気なところがあり、初めて会う動物や特に自分より大きな犬などに対しては臆病になってしまいます。

警戒心を出して吠えたりはせず、飼い主の後ろに隠れるような性格をしています。
そのため、多頭飼いはストレスを溜めてしまう可能性があるので、おすすめできません。

ボロニーズの飼い方としつけのポイント

愛玩犬であったボロニーズは、運動量が比較的少ないことやしつけもしやすいため、飼いやすいワンちゃんです。飼い方やしつけについて詳しく見ていきましょう。

飼い方と注意点

飼育環境と特徴

ボロニーズは元々愛玩犬として人と生活を共にしてきたワンちゃんなので、屋外での飼育には向いていません。室内飼いをするようにしましょう。

甘えん坊なので、飼い主がそばにいて愛情を注ぐことができるような環境が望ましいです。

また、アンダーコートがないシングルコートの被毛のため、寒さに弱いです。
寒い時期は室内の温度調節をしっかりと行ってください。

服を着せてあげることも防寒対策となりますが、蒸れると皮膚病の原因となるので、着せたままにはしないよう注意しましょう。

散歩と運動量

激しい運動は必要ありません。
散歩は1日1~2回、20~30分程度連れて行ってあげてください。

ボロニーズは少し太りやすい体質をしているため、その他にもボール遊びやおもちゃ遊びなども取り入れ、太りすぎないよう運動をさせてあげましょう。

運動が好きというよりは、飼い主さんと一緒に楽しく遊べることに喜びを感じるワンちゃんです。なるべく多くの時間を一緒に過ごしてあげるようにしましょう。

しつけは褒めることが大前提

ボロニーズは褒められるのが大好きで、いつでも褒められたいという気持ちで行動をします。そのため、上手にできたときには思いっきり褒めてあげるようにしましょう。

逆に怒られることが非常に苦手です。怒られるとストレスを感じてしまい神経質な性格になる可能性もあるので、しつけは少しずつゆっくりと覚えさせるようにしてくださいね。

ただ、叱られるのが苦手だからといって、褒めるだけで一切叱らないというのは良いしつけではありません。悪いことは悪いと教え、その後覚えてくれたタイミングで褒めるというように、褒めることを大前提としてしつけを進めるようにしましょう。

ボロニーズは穏やかで落ち着いており、攻撃的になったりすることはほとんどないので、比較的しつけはしやすいです。上手にしつけができると、さらに飼いやすいワンちゃんになりますよ。

毛色や被毛の特徴、お手入れについて

ボロニーズ

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ボロニーズの被毛はピュアホワイトのみが認められています。

ボロニーズはふわふわのボリュームある被毛が特徴的ですが、シングルコートのため抜け毛はほとんどありません。

とはいえ、絹のように滑らかな被毛は細く柔らかいので、毛玉はできやすいようです。スキンシップも兼ねて、毎日ブラッシングをしてあげてください。シャンプーやトリミングは月1回程度で良いでしょう。

白い被毛は汚れが目立つので、汚れが気になる場合は濡れタオルで拭いてあげてください。
色素沈着を防ぐため、食事や排泄の後などまめに拭き取ることがおすすめです。

また、涙やけを起こしやすく、綺麗な真っ白の被毛なので特に目立ちます。柔らかい布を濡らし、目ヤニなどをこまめに拭いてあげるようにしましょう。

その他、垂れ耳なので外耳炎のような耳の病気に比較的かかりやすいです。被毛のケアをする際には耳の様子も確認し、赤くなっていないか、悪臭がないかなどチェックするようにしましょう。

ボロニーズのかかりやすい病気

ボロニーズは比較的病気にかかりにくいといわれていますが、関節の病気などには注意が必要です。肥満は関節に負担を与えるので、運動量が少ない分食事管理をしっかり行い、太りすぎないよう十分に気を付けるようにしてください。

他に白内障、外耳炎なども発症の恐れがあるので、どんな病気か確認しておきましょう。

肘関節形成不全

肘の関節で前腕部と上腕部を連結している部分に異常が生じ、かみ合わせが悪くなる病気です。
遺伝性の場合もありますが、成長期に必要以上に運動をさせたり、体重の急激な増加によって骨に負担がかかったりすると発症します。

症状として、変な歩き方をする、座っている時間が長くなる、運動を嫌がる、片方の前足に体重をかけなくなる、歩行中に頭が上下に揺れる、前足の形が変形するなどが見られるようになります。

これらの症状が現れ始めるのは生後4ヶ月から10ヶ月の間が多いようです。幼齢期には特に原因になるような行為は避けるようにしましょう。

予防策として、日頃より肥満にならないよう体重管理をしっかり行い、食事量や栄養バランスに気を配ることが大切です。また、過度な運動はさせないようにしましょう。

レッグペルテス症

レッグペルテス症は大腿骨頭壊死症とも呼ばれ、後肢にある大腿骨頭への血液の供給量が不足し、骨頭が壊死することで起こります。
多くは片方の足に起こりますが、たまに両方の足に起こる場合もあります。
小型犬の1歳以下の成長期に発症しやすいようです。

症状は、痛みのため足をあげたままの状態になったり、地面に足を最小限しか着けないような歩き方をするようになったりが見られます。

発症の原因が不明な病気なので、予防することも難しいです。ワンちゃんの脚や関節に負担となるようなことは控えるようにし、少しでも異常が見られたら、早急に病院に連れていくようにしましょう。

白内障

白内障とは、通常は透明な水晶体の一部あるいは全部が何らかの原因を受け、白く濁ってしまう病気です。
加齢とともに発症する「老年性白内障」と若齢のうちに発症する「若年性白内障」などがあります。老年性白内障は加齢が原因で、多くは6歳以上で発症します。若年性白内障は遺伝的な素因があると言われており、2歳くらいまでに症状が現れるようです。

白内障が進行すると、水晶体の白濁が強くなり、視覚障害が現れます。
視覚障害では、柱や壁によくぶつかる、段差につまずく、階段の昇り降りや暗いところを嫌がる、少しの物音でも驚くようになるなどの行動異常が見られるようになります。

黒目部分が白くなっていないか、視覚障害による異常行動を起こしていないかなど、日常生活の中でも気を付けてチェックするようにしましょう。

外耳炎

外耳の皮膚に炎症が起きることを外耳炎といい、ワンちゃんに多く見られる病気です。特に垂れ耳の犬種に発症しやすいので、ボロニーズも注意が必要になります。

症状として、耳の赤みや悪臭、耳垢の増加などが挙げられます、また、耳の痒みや痛みのため、ワンちゃんが首を振ったり後ろ足で耳を引っ掻くような仕草をしたりするようになります。

原因は湿気、異物、細菌、ダニなどの寄生虫、アレルギーなど様々あり、それぞれの原因に合った治療を行います。
汚れがひどい場合には耳の中の洗浄を行い、ダニが原因の場合は駆虫薬を使います。アレルギーがある場合は、その治療も併せて行うことになります。

予防策は耳を清潔に保つことです。定期的な耳掃除やシャンプー液が耳に入らないように気を付けるなど、注意してこまめに耳をチェックしてあげましょう。間違ったケアを行ってしまうと、逆に外耳炎を引き起こす原因になる場合があるので、注意しましょう。

再発もしやすい病気なので、治療が終わったあとも清潔に保てるよう正しいケアを続けてくださいね。

ボロニーズをお迎えしよう!

ブリーダーからお迎えするメリット

①健康的で社交性の高い子犬を迎えやすい

十分に衛生管理がなされているブリーダーのもとで生まれ育った健康的な子犬を探すことができます。

また、他にも子犬がいる環境で生まれ育っているため、社会性が身に付いた状態で迎えやすくなります。

さらに、基本的なしつけを受けていたり、適切な血統管理がなされていたりするケースが多いです。

②購入後のサポートも安心できる

子犬の見学を通してブリーダーの顔がわかり、信頼関係を築くことができます。
子犬の購入後も分からないことがあれば質問しやすくなり、安心してサポートを受けられます。

③購入金額を抑えられる

流通の中間マージンがかからないため、ペットショップから購入する場合にくらべて子犬の購入金額は安くなります。

ボロニーズの子犬をブリーダーからお迎えしたい方は、こちらのボタンから最新情報をチェック!優良ブリーダー情報も詳しく掲載しています。

※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。