ビションフリーゼ

ビションフリーゼの性格・カット・値段は?飼い方やしつけもご紹介!

わたあめのように白くてモコモコな被毛やつぶらな瞳が特徴的なビションフリーゼ。愛らしい見た目と人懐こい性格から気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は愛らしいビションフリーゼについて、歴史や性格、飼い方などをご紹介します。

ビションフリーゼ

photo by Akaporn Bhothisuwan

ビションフリーゼの基本データ

ビションフリーゼの大きさ23cm~28cm
ビションフリーゼの体重約5~7kg
平均寿命12年以上
原産国フランス

ビションフリーゼのような小型犬は早く成長するため、短い期間で体重が増えていきます。比較的大きさに個体差のある犬種で、生まれてから同じ月日が経過しているとしても1㎏ほど違う場合もあり、この差は成犬になったときにも影響があることがあります。そのため、子犬の体重を成犬になったときのサイズの参考にすることができます。

ヨーロッパ各地の貴族に愛されたビションフリーゼの歴史

ビションフリーゼの歴史はかなり古く、起源については未だ謎に包まれています。今のところ、14世紀頃にイタリアからフランスに持ち込まれたという説が有力だとされています。

ビションフリーゼはもともと「バービション」と名付けられていましたが、後に短縮して「ビション」となりました。「フリーゼ」はフランス語で縮れた毛を意味しています。

15世紀以降、ビションフリーゼはその愛らしい見た目と愛嬌のある性格で、ヨーロッパ各地の貴族を虜にしていきました。17世紀及び18世紀には、多くの著名な画家が王や貴族に付き添うビションフリーゼを描写したと言われています。
一躍人気の犬種へと成長したビションフリーゼですが、第一次世界大戦の頃に絶滅状態へと追い込まれます。しかし、フランスのブリーダーたちによってなんとか絶滅を回避することができ、現在でも幅広い層からの人気が高まっています。

ビションフリーゼと似ているトイプードルの違いは?

モコモコの見た目が似ているビションフリーゼとトイプードルですが、どんな違いがあるのでしょうか?

まず、大きな違いとして挙げられるのが、「体格」です。ビションフリーゼの方がガッチリとしていて体格が良く、胴長短足です。トイプードルは少し小柄で華奢な体型をしています。

また、「被毛」にも違いがあり、ビションフリーゼは上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の2層構造になっているダブルコートで、トイプードルは1層構造のシングルコートです。そのため、ビションフリーゼの方が毛量は多くモコモコして見えます。
「毛色」にはビションフリーゼは白色のみに対し、トイプードルは7色とバリエーション豊かです。

トイプードルについて詳しくはこちらから

愛情深くて飼いやすいビションフリーゼの性格

家族として迎え入れるなら、その犬種がどんな性格なのかも気になるところですよね。
飼いやすい性格なのか、事前に確認しておくことも大切です。

愛情深く、飼い主に従順な性格をしているビションフリーゼ。その他にはどんな一面があるのか見ていきましょう。

従順で飼いやすい!他の動物とも仲良くできる社交性も

ビションフリーゼは飼い主に従順で、飼いやすい性格をしています。ワンちゃんの飼育が初めてという方にはピッタリな犬種のひとつとも言えるかもしれません。

また、飼い主以外の人や動物とも仲良くできる社交性も兼ね備えているので人見知りをすることがなく、子供がいる家庭や多頭飼育、ドッグランでもフレンドリーに接することができることも魅力です。一方で、社交的であるからこそ番犬には向かない犬種と言えるでしょう。

●愛情深く穏やかで飼い主にそっと寄り添う一面も

愛情深い性格から飼い主にそっと寄り添うことができるビションフリーゼは、家族と一緒に過ごすことが大好きです。
コミュニケーション能力が高く、人懐っこくて甘えん坊でもあるので、なるべく一緒に過ごすことができる家庭が向いているでしょう。

また、最高な性格と言われるほどビションフリーゼはいつも機嫌がよく、来客にも穏やかに対応できることが多いようです。

明るく元気で遊び好き

ビションフリーゼはとても明るく、陽気な性格をしています。いつでも楽しそうにしており、いろんな人に愛嬌を振りまきます。

好奇心旺盛で元気に走り回り、楽しそうに飛び跳ねて遊ぶ姿に癒されることでしょう。
実際に遊び好きなビションフリーゼは、他のペットや子供たちと一緒に仲良く遊ぶことができます。

神経質で喧嘩っ早いことも?

愛情深くフレンドリーなビションフリーゼですが、神経質で喧嘩っ早い一面もあるようです。

周囲に気を使ってしまい、ストレスを溜めやすい傾向があります。基本的には穏やかな性格をしていますが、ストレスが原因で喧嘩っ早い面が現れることも。ストレスは病気につながることもあるので、飼い主が気付いてあげてストレス発散の対処をしてあげなければなりません。

ただ、神経質だからこそ臭いなどを気にしてトイレが失敗しにくいというメリットもあるようです。

飼う前に知っておきたいビションフリーゼの情報

性格のほかにも飼う前に知っておきたいビションフリーゼの情報はたくさんあります。飼いやすい犬種とは言っても、パートナーとして長く生活するからこそ、しっかりと理解しておくことも大切です。
ここでは、特徴や飼育方法などを詳しく紹介します。

ビションフリーゼ

photo by Akaporn Bhothisuwan

突然走り出す?ビションブリッツに注意

ビションフリーゼには「ビションブリッツ」「ビションスイッチ」と呼ばれる、独特な行動をします。
普段穏やかに生活をしているのに、突然何かの拍子で走り出したり吠えたりすることがあるようです。その原因は分かっていませんが、運動不足やストレスが理由とも言われています。
飼い主の間ではビションブリッツの様子がかわいいと話題ですが、興奮しすぎるとケガや事故につながることがあるので注意が必要です。
ビションブリッツは疲れると自然におさまるので、落ち着くまで注意しながら見守りましょう。

ビションフリーゼが向いている人は?

①愛犬と過ごす時間を十分に確保できる人

ビションフリーゼは愛情深く、家族に甘えたがります。活発に遊ぶことも好むので、一緒に遊ぶ時間を十分に確保できる人が飼い主に向いていると言えるでしょう。
また、特徴的な白いふわふわとした被毛をキープするためには毎日のお手入れが必要です。定期的なトリミングも必要となってくるので、手間暇を惜しまず対応できる人が向いています。

②飼育環境を整えてあげられる人

ビションフリーゼは被毛が多く暑すぎると熱中症になってしまうので、エアコンで気温を調節する必要があります。また、足の裏の被毛が伸び、滑りやすい床のままにしていると膝の疾患につながるので、伸びた足の裏の被毛はカットし、滑りにくい床に変えましょう。

③家にいる時間が多い人

ビションフリーゼはマイペースな一面もあり一匹だけで遊ぶことができますが、留守番には向いていません。
長時間一匹だけにしていると寂しくてストレスになってしまうので、家にいる時間が多い人の方が向いているでしょう。

ビションフリーゼは室内で飼育を

ビションフリーゼは抜け毛や体臭が少ないので、室内での飼育に適している犬種です。アレルギー体質の人がワンちゃんを飼う際におすすめの犬種とも言えるでしょう。

前述した通り、室内で飼育する際には、環境を整えてあげる必要があります。暑さが苦手なので、部屋の温度や湿度が高くなり過ぎないよう、室温管理に気を付けなければなりません。
また、不安を感じやすい性格から留守番が苦手です。長時間部屋を空ける際は、ペットホテルの利用も検討した方が良いでしょう。

必要不可欠!散歩以外の運動も大切

小型犬だからと言って、室内の運動だけでは足りません。活発な性格で比較的運動量が多い犬種なので、毎日の散歩は欠かせません。1日10~20分程度の散歩を1日1~2回行うようにしましょう。
また、散歩以外にもドッグランやボール遊びなど、遊びながら運動させる方法もあります。ストレスが溜まらないよう、十分な運動をさせてあげてください。その際は、夏の暑さなど体調管理にも注意しましょう。

ここが大切!ビションフリーゼのしつけのポイント

ビションフリーゼはしつけがしやすく、無駄吠えも少ないので初心者でも飼いやすいと言われていますが、甘やかしすぎてはいけません。
しつけする際は大きな声で叱ると怖いと思われてしまうので、「褒めるしつけ」を心がけて主従関係を築くことがポイントです。
具体的にどのようにしつけるといいのか、トイレや吠え癖などしつけの方法を確認してみましょう。

トイレのしつけは根気強く

ワンちゃんの最初のしつけは、トイレトレーニングと言っても良いでしょう。
ビションフリーゼへのしつけは叱ると怯える傾向があるので、褒めながら根気よく教え込むことが大切です。
以下は具体的なトイレトレーニングの一例です。

①ケージの中に休むスペースと分けてトイレのスペースを作る

最初はトイレシーツのみにし、少しおしっこを染み込ませたトイレシーツと一緒に設置するとより効果的です。

②トイレが成功したときは思い切り褒める

失敗しても叱ってはいけません。叱ってしまうと隠れて排泄をしてしまうようになる場合があります。

また、トイレをするたびに「ワン・ツー」などサインを言うのも効果があります。迷ってしまわないよう、トイレのサインは家族で統一してトレーニングを行ってくださいね。

ストレスは無駄吠えの原因に

ビションフリーゼは比較的無駄吠えが少ない犬種ですが、ストレスが溜まりやすくイライラすることによって吠えてしまうこともあるようです。
無駄吠えを防ぐためには以下のポイントに注意しましょう。

ストレスを溜めさせない

しっかりと運動を行い、おもちゃなども使って一緒に遊んであげましょう。

興奮させ過ぎない

ビションブリッツが始まると吠え続けることがあります。急に始まるので防ぐことが難しいかもしれませんが、「おすわり」や「待て」などのしつけをしておくことも大切です。

社会性を身につける

社会化トレーニングをしておくことで、物や音に対してストレスを感じにくくなり無駄吠え防止につながります。

気を散らす

吠え癖がつくと少しのことでも吠えてしまいます。吠えた際は大きな音を出すなどしてワンちゃんの気を散らして吠えるのを止めるといったことを繰り返すと無駄吠えが減っていくでしょう。

甘やかせ過ぎると噛み癖の原因に

ビションフリーゼは温厚で社交的な性格なので、相手を攻撃しようと噛むといったことは少ないです。
しかし、子犬の時期にあまりしつけなかったり甘やかせ過ぎたりすると、ストレスを溜め込んだ際に噛み癖が出るようになってしまいます。
子犬の時期の対応に気を付け、噛んだ場合は「叱らずに痛いことははっきり伝える」「噛んで良いものを与える」などして噛み癖が付かないように工夫しましょう。

※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。