ベドリントンテリア

日本ではほとんど目にすることがないベドリントンテリアってどんな犬?人気のカラーや性別は?安くお迎えできる地域はあるの?

ベドリントンテリア

photo by Kaz

日本ではまだまだ認知度の低い、レアな犬種「ベドリントンテリア」。この犬種はコッペパンのような細長い顔をしており、そのユニークなルックスは一度見たら忘れることができないほど強烈なインパクトがあります。ここではそんなベドリントンテリアの歴史や魅力をご紹介しています。

ベドリントンテリアってどんな犬?

ベドリントンテリア

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ベドリントンテリアの魅力

  • 見れば見るほど愛着が湧く魅惑のルックス
  • 抜群の運動神経
  • 様々なカットスタイルを楽しむことができる被毛

細長い楕円形の頭部に離れた目、ネズミのように細いしっぽなど非常にユニークな容姿をしたベドリントンテリア。一度見ると頭から離れないほど、印象的な見た目をしている犬種です。最初はその独特な姿に驚いてしまう方もいるかもしれませんが、不思議なことに見れば見るほど愛着が湧き、一度家にお迎えするとその魅力にハマって離れられなくなるのだとか。

また、ベドリントンテリアは高い運動神経を備えています。この犬種はテリアグループに属しているものの、俊足の犬種として有名なハウンド種の血も混ざっています。そのため、風のように素早く走ることができます。筋肉質な体を活かせるドッグスポーツやアウトドアにはもってこいでしょう。

そんなベドリントンテリアは、子羊のようなふんわりとした被毛を持っています。この被毛はほとんど抜けることがなく伸び続けるため、様々なカットを楽しめます。スタイルを変えるとベドリントンテリアの雰囲気もガラリと変わり、愛犬の色々な表情が見られるでしょう。ただ、ベドリントンテリアのカットを行えるトリマーが少ないため、カットをしてもらえるかどうか、前もってお店へ連絡しておく必要があります。

ベドリントンテリアの歴史

イギリス原産のベドリントンテリアは、イギリス北東部にいた「ロスベリー・テリア」という犬種から派生したと言われていますが、その真偽は未だに謎のままとなっています。

ちなみに、このロスベリー・テリアはカワウソやイタチなどの動物を狩る狩猟犬として活躍していたそうで、そのDNAを受け継いでか、ベドリントンテリアも狩猟犬として優秀な働きを見せていました。

また、確証はないものの、どこかの段階でウィペットやオッターハウンドなどのハウンド種と掛け合わされたと言われています。そのおかげで、ベドリントンテリアはテリア種にしては珍しい長い脚を手に入れたのです。

その後、1825年に現在のベドリントンテリアの原型となる個体が誕生したと言われています。当時のベドリントンテリアは狩猟犬としてではなく、ベドリントン市周辺に住む炭鉱労働者たちのペットとして愛されていたそうです。

そして、ペットとしての地位を確立したベドリントンテリアは、ドッグショーへ参加するようになります。このことをきっかけに全世界へと広まっていったベドリントンテリア。日本に紹介されたのは1963年と比較的最近ではありますが、長脚テリアの呼び名で数多くの愛好家を獲得しています。

愛好家は存在しているものの、国内での飼育頭数は非常に少ないです。日本最大級の畜犬団体「ジャパンケネルクラブ」の調査によると、ベドリントンテリアはたったの17頭しか飼育されていないのだとか。(2018年現在)かなりレアな犬種なため、ペットショップに出回ることが皆無に近く、お迎えの際はブリーダーに限定されるでしょう。

ベドリントンテリアの性格・性質

<3つのポイント>

  • 勇敢
  • 活発
  • 従順

ベドリントンテリアは、「子羊の皮を被ったオオカミ」と言われるほど勇敢かつ大胆な性格をしています。もし大切な家族が襲われようものなら、必死になって守ってくれるでしょう。また、自分よりも大きな相手であっても屈することなく、果敢に飛びついていきます。そのため、ベドリントンテリアはペットとしてはもちろん、番犬としても活躍してくれます。

また、ベドリントンテリアは非常に活発です。活発さが取り柄と言っても過言ではないほどで、常にアクティブに動き回ります。とにかく体を動かして遊ぶことが大好きなため、一緒に出かけたり、スポーツを楽しんだりしたい方におすすめです。

そんなベドリントンテリアは、とても従順な性格をしています。この犬種は昔から人間のパートナーとして生活してきたため、リーダーである人物には素直に従ってくれるのです。少々頑固な一面があるものの、飼い主とベドリントンテリアの間で信頼関係を築き上げれば、良きパートナーとなってくれるでしょう。

ベドリントンテリアのお手入れ

ベドリントンテリアの被毛はほとんど抜けませんが、やや絡まりやすい毛質をしているため、毎日のブラッシングが欠かせません。ブラッシングを怠たると体の至る所に毛玉ができてしまい、皮膚や被毛に大きな負担をかけることになりますので、注意しましょう。

また、ベドリントンテリアの被毛は伸び続けるため、月に1回はカットが必要です。この犬種には様々なカットスタイルが存在していますので、どれにしようか考えるのも楽しみのひとつです。愛犬にぴったりのスタイルを選んで、より可愛く変身させてあげましょう。

ブラッシング・カットのほか、垂れ耳のベドリントンテリアには週2~3回ほどの耳掃除が必須です。実は垂れ耳は通気性が悪く、耳掃除を行わなければニオイや汚れなどが蓄積してしまいます。その結果、外耳炎や中耳炎などの疾患にかかることもありますので、定期的な耳掃除で病気を未然に防ぎましょう。

ベドリントンテリアの飼い方の注意点

ベドリントンテリアはスタミナがありタフな犬種ですので、毎日の散歩が必要不可欠です。散歩は1日2回、各40~60分が理想とされています。やや散歩時間が長いため、忙しくて時間を空けられない方や長時間歩くことが苦手な方には、ベドリントンテリアの飼育は不向きだと言えるでしょう。

また、体力が十分に発散されていないと、ベドリントンテリアは大きなストレスを抱えてしまい、自傷行為や破壊行為を引き起こすことも。健康的な生活を送らせてあげるためにも、必ず十分な運動時間を設けてくださいね。

かつて狩猟犬として活躍していたベドリントンテリアですが、ペットとして飼育されている現在も血気盛んな性格が残っています。そのため、見知らぬワンちゃんに対しては攻撃的になってしまったり、興奮するとなかなかスイッチが切れなかったりするようです。相手とのトラブルを回避するためにも、不特定多数のワンちゃんがいるドッグランへは行かない方が良いでしょう。

また、狩猟犬だった頃の名残として、猫や鳥などの小動物を見かけると追いかける習性があります。一度ターゲットに狙いを定めると捕まえるまで執拗に追いかけますので、猫や鳥などの小動物とは同居させないことをおすすめします。

ベドリントンテリアにまつわる噂

★成犬になるにつれて毛の色が変わるって本当?

この噂は本当です。子犬の頃は真っ黒であっても徐々に色が抜け、成犬になる頃には真っ白になるのです。他の毛色も同じように成犬になるにつれて色素が薄くなり、最終的には淡いカラーになります。ここまで大きく毛色が変化するのは全犬種で見ても非常に珍しく、ベドリントンテリアならではの特徴だと言えます。

★初心者向きの犬種ではないって本当?

ベドリントンテリアには狩猟犬だった頃の血気盛んな性格や、闘争心の強さが残っているため、ワンちゃんを初めて飼う方にはコントロールが難しいかもしれません。また、トリミングにも手間とお金がかかるため、あまり初心者向きの犬種だとは言えないのです。ただ、ドッグトレーナーやブリーダーなどワンちゃんのプロフェッショナルたちに力を貸してもらえば、ワンちゃんを初めて飼う方でも十分にベドリントンテリアとの生活を楽しむことができるでしょう。

★吠える声がうるさいって本当?

ベドリントンテリアの鳴き声はマシンガンのようだと例えられるほど、鋭い声をしています。そのため、吠え癖がついてしまうと、ご近所と騒音トラブルに発展する恐れがあります。吠え癖がつかないようにするためにも、子犬の頃からきちんとしつけをしておきましょう。しつけに加えて窓に防音シートを貼る、近所の方に「吠える声がうるさいかもしれない」ということを事前にアナウンスしておく、などの工夫をしておくと安心です。

ベドリントンテリアをお迎えしよう!

ベドリントンテリア

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ベドリントンテリアの基本データ

ベドリントンテリアの大きさ40~43cm
ベドリントンテリアの体重8~10kg
平均寿命14~15年
原産国イギリス

ベドリントンテリアのカラー

  • ブルー
  • レバー
  • サンド
  • レバー&タン

ベドリントンテリアの毛色は全部で6種類ほど存在しているそうですが、日本ではブルー、レバー、レバー&タンが多いようです。そこで今回は、この3色をご紹介していきます。

まず、ブルーは名前の通り青色をしているわけではなく、実際はシルバーのような色をしています。中には白寄りの子も存在しており、色の濃淡は個体によって変わってくるようです。ただ、子犬のときは真っ黒の被毛をしています。それが徐々に薄くなっていき、1歳頃には白に近い青みがかったカラーになるのです。

次にレバーは、やや赤みがかった茶色をしています。生まれてくるときはかなり濃い茶色でありますが、1歳前後になるとクリームのような薄い茶色へと変化します。

そして、レバー&タンは赤みがかった薄茶色に「タン」と呼ばれるオレンジ寄りの茶色が入ったカラーです。こちらも生まれたときは濃い茶色をしています。

ミックス犬はどう?

現在日本では純血統犬種同士を掛け合わせた「ミックス犬」が人気です。

ミックス犬は世界のどこを探しても同じ容姿、同じ性格の子がいないため、特別感を味わうことができます。さらに、成長するまでどんな姿になるのか予想ができませんので、成長段階から楽しめることもミックス犬の大きな魅力です。

ただ、ベドリントンテリアのミックス犬は見当たりませんでした。もう少しベドリントンテリア自体の飼育頭数が増えれば、ミックス犬が誕生するかもしれません。

女の子と男の子どちらが人気?

女の子・・・83% 男の子・・17%

ブリーダーナビの犬種別検索数より

ベドリントンテリアは女の子の方が圧倒的に人気です。女の子は落ち着きがあって比較的飼育しやすいため、高い人気があるのも納得できます。一方男の子は甘えん坊な子が多く、家族にベッタリ甘えることも珍しくありません。

ブリーダーからお迎え!ベドリントンテリアの子犬が安い地域トップ3

1位兵庫県33万7666円
2位
3位
全国平均33万7666円

ブリーダーナビしらべ

ベドリントンテリアをお迎えする際はブリーダーからのお迎えをおすすめします。

ただ、ベドリントンテリアをブリーディングしている方自体が少ないため、お迎えする場所はかなり限られてしまいます。その中でも兵庫県のブリーダーは全国平均価格と同額でお迎えできるため、ベドリントンテリアを家族にする際は兵庫県のブリーダーを訪ねてみてはいかがでしょうか?