バセットハウンド

長い垂れ耳が特徴のバセットハウンドってどんな犬?人気のカラーは?安く迎えられる地域は?

バセットハウンド

photo by AlbanyColley

ダランと垂れた長い耳とアンニュイな表情が特徴のバセットハウンドは、かつて狩猟犬として活躍していたパワフルな犬種です。日本ではあまり見かけませんが、アメリカやイギリスでは人気を博しています。ここではそんなバセットハウンドの歴史や魅力、安く迎えられる地域をご紹介します。

バセットハウンドってどんな犬?

バセットハウンド

photo by bastianmb

バセットハウンドの魅力

  • ユーモアのある表情
  • 胴長短足の体型
  • 争いを好まない穏やかな性格

バセットハウンド最大の魅力といえば、やはりユーモア溢れる顔でしょう。常に気だるそうな表情をしていますが、どこか愛嬌があって憎めない顔つきをしています。顔の皮膚は全体的に垂れ下がっており、穏やかで優しい印象を受けます。

また、キュートな胴長短足体型もバセットハウンドのチャームポイントです。四肢は非常に短く、その短い脚を使って一生懸命歩く姿に魅了されてしまいます。ただ、体重が重くなりすぎると腰に負担がかかってヘルニアになってしまいますので、体重管理は気をつけてあげましょう。

そして、穏やかでのんびりとした性格もバセットハウンドの大きな魅力として挙げられます。元々狩猟犬として活躍していた犬種ではありますが、攻撃性もなければ血気盛んな面も見られません。また、バセットハウンドは喧嘩を好まない性格をしていますので、できるだけ相手と良い関係を築こうとします。

バセットハウンドの歴史

バセットハウンドはフランス原産の犬種で、祖先犬は16世紀のフランスでシカ狩りをしていた狩猟犬だとされています。その狩猟犬の中でも脚が短い犬種同士を掛け合わせ、胴長短足の個体を作り出しました。これらの犬種たちはフランス語で脚が短いことを意味する「バセー」という名前が付けられたそうです。

その後も犬種改良が進められ、1892年にようやく今日のバセットハウンドが完成しました。当時のバセットハウンドはウサギやキツネを狩る狩猟犬として活躍しており、かなり優秀な働きをしていたといいます。狩りをするときは自慢の嗅覚を使って獲物を追い詰め、ハンターが到着するまで獲物を逃さないようにするという作業を行っていたそうです。

現在は狩猟犬としてではなく、ペットとして飼育されています。特にアメリカやイギリスでの人気が高いようですが、日本ではあまり見かけることがありません。

日本最大級の畜犬団体「一般社団法人ジャパンケネルクラブ」の調査によると、現在日本で飼育されているバセットハウンドの頭数は約190頭しかいないのだとか。現段階ではかなりレアな犬種ですが、バセットハウンドの魅力が多くの人に伝わればきっと日本でも人気犬種になれるはずです。

バセットハウンドの性格・性質

<3つのポイント>

  • 優しい
  • 愛情豊か
  • マイペースで頑固

バセットハウンドは誰にでも優しく接することができます。ワンちゃんが苦手とする小さな子どもにも優しくすることが可能ですので、家庭に赤ちゃんがいる場合でも気兼ねなく飼育できます。

また、バセットハウンドは愛情豊かな性格をしています。特に飼い主や家族には深い愛情を示してくれ、献身的な行動を見せてくれることもあります。静かに家族へ寄り添ってくれる犬種ですので、ペットとしては最適だといえます。

ただ、バセットハウンドにはマイペースで頑固な一面があります。そのため、自分の世界に入ってしまうと飼い主の言うことを無視したり、好き勝手に行動したりします。また、バセットハウンドはマイルールを持っているようで、ルールに反することは断固として拒否するのだとか。やや扱いの難しい犬種のため、ワンちゃんを初めて飼う人には不向きかもしれません。

バセットハウンドのお手入れ

バセットハウンドは短毛ですので、毛玉ができたり毛が絡まったりすることはありません。ただ、抜け毛が多い犬種のため、週に3~4回はブラッシングを行ってください。ブラッシングの際はラバーブラシや獣毛ブラシなどの短毛種用を使って、丁寧に毛をときましょう。

また、バセットハウンドには耳掃除が欠かせません。バセットハウンドのような垂れ耳の犬種は汚れ・ニオイ・雑菌が耳の中に溜まりやすくなっているため、耳の疾患にかかるリスクが高いのです。

この耳の疾患にはやっかいなものが多く、完治するまでが長い傾向にあります。長期的な通院は飼い主にとってもバセットハウンドにとっても苦痛となりますので、定期的な耳掃除をして未然に病気を防ぎましょう。

バセットハウンドの飼い方の注意点

バセットハウンド

photo by bastianmb

バセットハウンドは吠える声が大きくてよく響きますので、集合住宅では注意が必要です。吠える声への対策を怠ってしまうと、お隣との距離が近いマンションでは騒音トラブルに発展してしまう可能性があります。トラブルを引き起こさないためにも、子犬の頃から無駄吠えのしつけをしたり、窓に防音シートを張ったりして工夫をしましょう。

また、バセットハウンドと猫や小動物は一緒に住まわせないようにしましょう。昔、バセットハウンドはウサギやキツネなどの動物を狩る狩猟犬として活躍していました。その名残から、動くものを見ると興奮して執拗に追いかける習性があります。時には甘噛みをしてちょっかいをかけることもありますので、できるだけ単独飼いをしてください。

バセットハウンドにまつわる噂

★バセットハウンドは体臭がキツイって本当?

バセットハウンドは体臭がキツくなりやすい傾向にあります。もちろん、まったくニオイのない子もいますが、大抵は何かしらのニオイを発してしまうようです。臭くなる原因として考えられるのは耳の中が蒸れているか、たるんだ皮膚に汚れが溜まっているかの2つでしょう。できるだけニオイを抑えるためにも、耳や皮膚はこまめに掃除をし、清潔を保ってあげてください。

★バセットハウンドは気難しい性格をしているって本当?

バセットハウンドは自分の世界観を持っている上に独立心の強い犬種です。そのため、空気を読まずに自分の好きな行動をしたり、飼い主の指示が気に入らなければ無視したりしてしまうことがあります。このような行動が気難しいといわれる大きな理由でしょう。

気難しい性格はバセットハウンドが本来持っている性質のため、そう簡単に変えられるものではありません。これもバセットハウンドの魅力だと思って受け入れてあげましょう。

★嗅覚が優れているって本当?

バセットハウンドは嗅覚を使って狩りをする「嗅覚ハウンド」というグループに所属しています。それゆえ嗅覚の良さは全犬種の中でもトップクラス。かつては様々なニオイを嗅ぎ分けて、優秀な狩猟犬として活躍していました。

※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。