バセンジー

バセンジーは吠えない?性格や飼い方、ブリーダーからの購入価格などもご紹介

スマートな体型に小さな顔を持つバセンジー。紀元前から存在していたとされており、数千年という長い歴史を持ちます。また、「吠えない犬」としても有名な犬種です。そんなバセンジーの性格や飼い方、歴史や魅力、購入価格などをご紹介いたします。

バセンジー

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目次

バセンジーの基本データ

バセンジーの大きさ40~43cm
バセンジーの体重10~11kg
平均寿命10年以上
原産国コンゴ共和国

ピンと立った大きな耳と、額にできるシワが特徴のバセンジー。この犬種の大きな魅力は、筋肉で引き締まったスタイリッシュな体型でしょう。また、スラリと伸びた細い足に小さな顔が、非常に凛々しいです。
適正体重は10~11kgとされているので、太り過ぎないように体重管理をすることも大切です。

数千年もの長い歴史を持つバセンジー

バセンジーは長い歴史を持ち、なんと数千年に渡って純血が保たれてきたといわれています。

古代遺跡から発掘された美術品や絵画にもバセンジーに似た犬種が描かれており、紀元前7000年頃にはすでに存在していたという説もあります。また、当時同じ地域に古代犬のファラオハウンドが生息していたとされ、外見が似ていることから、バセンジーはこの犬種から派生したのではないかという話もあるようです。

当時のバセンジーは狩猟犬として活躍し、コンゴ共和国にいたピグミー族の良きパートナーとして生活していました。

そんなバセンジーはアフリカの限られた地域でしか繁殖されていなかったため、19世紀頃までは世界にその名を知られることなく過ごしていました。しかし、19世紀後半にイギリスの探検家がアフリカにてバセンジーを発見し、ようやく世界へと渡ることになるのです。

そして、1937年以後はアメリカを始めとする各国で飼育されるようになり、「吠えない犬」として有名になりました。

猫に似てマイペース?バセンジーの性格

バセンジー

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バセンジーは落ち着きがあり、愛情深いのでそっと家族に寄りそう犬種です。慎重でマイペースなところもあるので猫に似ているといわれています。
他にはどんな一面をもっているのか、詳しく見ていきましょう。

聡明で飼い主には愛情深い

飼い主や家族に対しては深い愛情を注ぎ、家族の隣にそっと寄り添う姿がよく見られます。心を許すと甘えん坊な一面も見せてくれますよ。

また、もともと猟犬だっただけに、利口でしつけしやすい犬種です。ワンちゃんを初めて飼う人でもスムーズにしつけが行えるでしょう。

さらに、バセンジーは「吠えない犬」としても有名です。まったく吠えないわけではありませんが、吠えたとしても年に1回~2回ほどなのだとか。それに加え、一般的なワンちゃんの吠え声とは違って、ヨーデルのような独特の声を出すのもバセンジーの特徴です。

活気もあるが基本的には大人しい

バセンジーは非常に落ち着いた性格をしています。家中を走り回ったり、はしゃいだりすることがほとんどありませんので、他の家との距離が近いマンションでも気兼ねなく飼育できます。

一方で、元狩猟犬だったこともあって、好奇心旺盛で活発な一面もみられます。本能から他のワンちゃんに対して攻撃してしまうことがあるようです。そのため、単体で飼うことをおすすめします。

マイペースで警戒心が強い一面も

バセンジーは猫のような性格と例えられるほど、マイペースで独立心が強い犬種です。一人で行動することを好みますので、人間にベタベタと甘えたり、媚を売ったりすることは少ないです。

また、とても用心深い性格をしています。そのため、知らない人や生き物には警戒心を示し、距離を置きます。吠えて威嚇することはありませんが、トラブルを引き起こさないようにするためにも、初対面の相手と触れ合わせることは控えましょう。

毛色・抜け毛は?バセンジーの被毛に必要なお手入れ

バセンジーは短毛で柔らかい毛質をしています。比較的に被毛のお手入れは楽ですが、綺麗に保つためには定期的に被毛をお手入れしなければなりません。
ここでは、バセンジーの被毛の特徴やお手入れ方法など詳しくご紹介します。

バセンジーの毛色は5種類

  • ブラック&ホワイト
  • レッド&ホワイト
  • ブラック&タン(黄褐色)&ホワイト
  • タン&ホワイト
  • ブリンドル(地色はレッドでブラックの縞が入る)

バセンジーの毛色はさまざまな組み合わせがあります。どの毛色であっても、足や胸、尾の先にはホワイトが入っています。
特徴でもあるくるりと巻いた尾の先がホワイトというのも可愛らしいところですね。

バセンジーはオーバーコート(上毛)のみのシングルコートの犬種です。シングルコートは抜け毛が少なく、バセンジーの場合は短毛なので特に抜け毛は気にならないでしょう。

バセンジーは綺麗好きでもあり、猫のように体を舐めて綺麗にする様子も見られます。
臭いも少ないので、ブラッシングは週に1~2回行い、汚れが気になったときに濡れタオルで拭いてあげると良いでしょう。シャンプーは月に1回程度で十分です。

また、短毛なのでトリミングは必要ありません。比較的お手入れが楽な犬種でしょう。

飼いやすい?バセンジーの飼い方

バセンジー

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バセンジーは寒さが苦手な犬種です。冬になるとしっかり防寒対策をしなければなりません。また、運動量も豊富なので毎日体力を発散させてあげる必要があります。
飼育するうえで何に気を付けなければならないのか、バセンジーにとって最適な飼い方を確認しましょう。

しつけについてはこちらから

抜け毛についてはこちらから

温度管理ができる室内で飼育を

バセンジーは暑いアフリカ出身の犬種なため、寒さには弱いです。そのため、冬場は暖かい室内で飼育するようにしましょう。

体を冷やしてしまうと下痢になったり、体に不調が起こったりしてしまいますので、室温管理には注意してくださいね。暖かい部屋で飼育しているにも関わらず体が震えているときは、服を着せて防寒対策してあげましょう。

夏の蒸し暑さも得意ではないので、冷房をきかせた室内で生活する必要があります。
なお、バセンジーは身体を動かすことを好むので、室内で飼育する場合はケガをしないよう注意しましょう。

散歩以外の運動も取り入れる

バセンジーはスタミナがありタフな犬種ですので、毎日散歩を行って体力を発散させてあげましょう。散歩は1日2回、各30分が理想です。ただ、若い時期は体力が有り余っているため、状況に合わせて調節してくださいね。

日々に刺激がないとストレスとなってしまうので散歩に加えてドッグランで走らせたり、プールで泳がせたりする時間を設けるのも良いかもしれません。でも、バセンジーは警戒心が強い一面があるので、初めて会うワンちゃんと一緒にならないよう飼い主と一緒に走るなどする方が向いているでしょう。

ワンちゃんを飼ううえでしつけは必要不可欠です。バセンジーの場合は強い独立心とマイペースな性格から、しつけには根気が必要になるでしょう。ただし、綺麗好きなのでトイレは覚えやすいようです。
また、あまり吠えない犬種ではあるので、無駄吠え対策は必要ありませんが気が強い性格をしているので噛み癖には気を付けましょう。
ここではトイレと噛み癖の方法をご紹介します。

トイレのしつけは比較的簡単

バセンジーは賢く、綺麗好きなのでトイレのしつけは比較的簡単でしょう。汚したくないことから外でしか排泄をしなくなることもあるようです。でも雨の日など外出できないときは室内でするようになるので、室内でもトイレができるようにしつけておくことは大切です。

トイレのしつけはまず、排泄時に「ワンツー」といったコマンドで声をかけてトイレシーツに排泄させます。成功したら褒めることを繰り返してください。
失敗しても決して叱ってはいけません。排泄したことを怒られていると感じてしまうので、黙って片付けることがトイレトレーニング成功の近道です。

甘噛みのときからしっかりとしつけを

バセンジーは甘噛みが多い傾向があり、噛み癖で悩んでいる飼い主も多いようです。
子犬の時期の甘噛みは仕方ないと思うかもしれませんが、しつけをせずに放っておくと成長したときに噛み癖となって破壊行動やケガに繋がってしまいます。そのため、子犬の頃からしっかりとしつけをする必要があります。

噛んで良いおもちゃを与えたり、噛んだときは「痛い」を言った後に無視をしたりするなど噛んで良いものと悪いものを教えましょう。

バセンジーのお手入れって何が必要?

バセンジー

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ブラッシングやシャンプーなどの抜け毛対策のケアや、トイレや噛み癖などのしつけなどの他に、定期的に行わなければならないことがあります。
こまめにしておくことで病気防止にも繋がります。子犬のうちから慣れさせておくと簡単に行うことができますよ。
ここでは、爪切りや歯磨き、耳掃除の方法について詳しくご紹介します。

爪切りの頻度とやり方

爪が伸びすぎてしまうと肉球をケガしたり、その痛みから不自然に歩き骨格がゆがんだりするので定期的な爪切りが必要です。

歩いたときに爪が地面に当たって音が鳴り始めたら爪を切るタイミングです。だいたい月1回が目安となるでしょう。

ワンちゃん専用の爪切りを使い、深爪をしないように気を付けて爪を切ってください。
上手くできない場合はサロンや動物病院に依頼するのもおすすめです。

歯磨きの頻度とやり方

ワンちゃんの歯は虫歯になりにくいですが、歯垢や歯石が付いていると歯周病などの病気を発症してしまいます。病気を防ぐためにも、できるだけ毎日歯磨きを行いましょう。

歯磨きに慣れるまでは歯磨きシートを使い、慣れてきてからは歯ブラシを使って丁寧に磨いてあげてください。歯磨きを嫌いにならないよう、無理やり行わないようにすることが大切です。

嫌がる場合は、デンタルガムやデンタルケアのおもちゃを使うと良いでしょう。

耳掃除の頻度とやり方

バセンジーは立ち耳で垂れ耳の犬種と比べると通気性は良いですが、定期的な耳掃除は欠かせません。耳の中に汚れや細菌が増えると外耳炎などを発症してしまいます。

ただし、耳掃除をし過ぎると炎症を起こす場合があるので、2週間に1回を目安にコットンにイヤーローションなどを染み込ませて優しくマッサージしましょう。

耳の中から臭いがしたり、耳をかゆがったりするなどの様子がみられる場合は病気を発症している可能性があります。おかしいと感じたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

気を付けたいバセンジーの病気

バセンジーはファンコーニ症候群をはじめ、遺伝的に発症しやすい病気がいくつかあります。
どんな病気が発症しやすいのか、飼う前に事前に確認しておきましょう。
早期発見・早期治療が重要なので、症状を把握しておくことも飼い主の役目です。

トイレの様子も気にかけて!「尿石症」

尿に含まれているマグネシウムやカルシウムといった成分が、膀胱や尿道に結晶化し結石となる泌尿器疾患です。結石によって炎症や感染などを起こす他、尿道を塞ぎ排尿をできなくなる場合もあります。

なお、ワンちゃんではストラバイト結石がよくみられます。何度もトイレに行くなどの様子がみられると要注意です。

尿石症は遺伝が原因の場合もありますが、食事の種類や飲料水・排尿回数が少ないことも関わるといわれているので、管理してあげることが予防に繋がるでしょう。

治療は結晶成分によって異なり、食事療法や場合によっては手術で結石を取り出すこともあります。

慢性的な消化器疾患「炎症性腸疾患(IBD)」

胃や腸の粘膜に慢性的な炎症がみられる消化器疾患です。リンパ球プラズマ細胞性腸炎や肉芽腫性腸炎など、種類や部位によって分類されます。バセンジーでは免疫増殖性腸炎がよくみられます。

症状は慢性的な下痢や嘔吐、食欲不振などさまざまです。
原因は明らかになっておらず、遺伝的な素因や免疫反応が関わっていると考えられています。そのため、予防は難しく早期発見・早期治療が重要となります。

症状が軽度であれば食事療法で治療を行いますが、症状が芳しくない場合は消炎剤などを投薬します。

遺伝的素因のある「股関節形成不全」

発育中に股関節の骨が変形し、上手くかみ合わなくなり関節に炎症が起きる病気です。横座りをする、腰を左右に振って歩く(モンローウォーク)、運動を嫌がるなどの症状がみられますが、ほとんど症状が現れない場合もあります。

原因は遺伝が考えられますが、その他にも偏った食事や運動も関係しているといわれているので、体重や運動量の管理が大切です。

治療は症状や関節の状態によって、鎮痛剤などの内科治療と外科治療があります。

重症化する前に治療を!「免疫介在性溶血性貧血(IMHA)」

免疫に異常が起こることによって赤血球を破壊してしまい、食欲不振や元気消失といった貧血の症状を引き起こす病気です。赤い尿や黄疸の症状もみられます。

明確な原因は分かっておらず、感染や遺伝が関与しているといわれています。そのため、早期発見・早期治療によって重要化を防ぎましょう。

赤血球を破壊されないよう免疫を抑制する治療が行われます。治療は長引くことが多く、再発することもあります。

バセンジーの遺伝性疾患「ファンコーニ症候群」

多飲多尿や体重減少などの症状が現れ、進行すると代謝性アシドーシスや蛋白喪失性筋萎縮などを伴います。

原因は鉛などの中毒や抗生物質の副作用などが挙げられますが、バセンジーの場合は遺伝疾患であることが多いようです。治療をせずに放っておくと腎機能がさらに悪化し死に至る場合があるので、早期発見・早期治療を心がけましょう。

治療はリン酸やビタミンDの投与などです。二次的に発症した場合は、基礎疾患の治療を行います。

最終的に失明してしまう「進行性網膜萎縮」

網膜に異常が起き、徐々に視力が低下し最終的には失明する病気です。初期段階では暗い場所でぶつかるなどの様子があり、進行するにつれて見えなくなっていくので動きが鈍くなります。

遺伝が原因なので、予防は難しいでしょう。ただし、繁殖の前に遺伝子検査を行って、進行性網膜萎縮を発症する可能性のある子犬が産まれないようにすることはできます。

完治させる治療法は見つかっていません。点眼薬や内服薬などで発症を遅らせる方法が取られます。

バセンジーのミックス犬って?

バセンジー

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現在日本では、純血統同士を掛け合わせた「ミックス犬」が大人気です。バセンジーにもミックス犬が存在しています。

例えば、バセンジーとジャックラッセルテリアを掛け合わせたワンちゃん。似たような容姿をしている犬種同士ですが、ジャックラッセルテリアが小型犬なので、バセンジーより小さくなる可能性があります。どちらの犬種も賢いので、利口に成長するかもしれませんね。

バセンジーをブリーダーから購入した場合の価格は?

バセンジーの子犬が安い地域ランキングベスト3

1位広島県21万5000円
2位
3位
全国平均21万5000円

※記事執筆時点のデータ
ブリーダーナビしらべ

ブリーダーからお迎えするメリット

①健康的で社交性の高い子犬を迎えやすい

十分に衛生管理がなされているブリーダーのもとで生まれ育った健康的な子犬を探すことができます。また、他にも子犬がいる環境で生まれ育っているため、社会性が身に付いた状態で迎えやすくなります。さらに、基本的なしつけを受けていたり、適切な血統管理がなされていたりするケースが多いです。

②購入後のサポートも安心できる

子犬の見学を通してブリーダーの顔がわかり、信頼関係を築くことができます。子犬の購入後も分からないことがあれば質問しやすくなり、安心してサポートを受けられます。

③購入金額を抑えられる

流通の中間マージンがかからないため、ペットショップから購入する場合にくらべて子犬の購入金額は安くなります。バセンジーの子犬をブリーダーからお迎えしたい方は、こちらのボタンから最新情報をチェック!優良ブリーダー情報も詳しく掲載しています。

※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。