バセンジー

スタイリッシュな見た目が特徴のバセンジーってどんな犬?人気のカラーや性別は?安くお迎えできる地域はあるの?

バセンジー

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スマートな体型に小さな顔を持つ「バセンジー」。この犬種は紀元前から存在していたとされ、数千年という長い歴史を持っています。かつては狩猟犬として活躍していたものの、狩猟犬らしからぬ落ち着いた性格で、海外では人気を博しています。ここではそんなバセンジーの歴史や魅力などをご紹介いたします。

バセンジーってどんな犬?

バセンジー

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バセンジーの魅力

  • バランスの取れた美しい体型
  • 家族や飼い主に対しては愛情深い
  • 利口でしつけがしやすい
  • ほとんど吠えない

ピンと立った大きな耳と、額にできるシワが特徴のバセンジー。この犬種の大きな魅力は、筋肉で引き締まったスタイリッシュな体型でしょう。また、スラリと伸びた細い足と小顔を持っており、非常に凛々しい出で立ちをしています。体は細いものの、かつては狩猟犬として活躍していたため、抜群のスタミナを備えています。そのため、アウトドアのお供にはもってこいです。

とてもクールなルックスをしているバセンジーですが、飼い主や家族に対しては、その見た目からは想像できないほど深い愛情を注いでくれます。なんと海外では「人類にとって理想の犬」だとも言われるほど愛情深く、家族の隣にそっと寄り添う姿がよく見られます。お迎えすれば、きっと良きパートナーになってくれることでしょう。

また、バセンジーの魅力として利口でしつけしやすいことも挙げられます。ワンちゃんを初めて飼う人でもスムーズにしつけが行えるでしょう。さらに、バセンジーは「吠えない犬」としても有名です。まったく吠えないわけではありませんが、吠えたとしても年に1回~2回ほどなのだとか。それに加え、一般的なワンちゃんの吠え声とは違って、ヨーデルのような独特の声を出すのもバセンジーの特徴です。

バセンジーの歴史

バセンジー

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中央アフリカにあるコンゴ共和国で誕生したバセンジー。最も古い犬種のひとつだと言われるほど長い歴史を持ち、なんと数千年に渡って純血が保たれてきたと言われています。

古代遺跡から発掘された美術品や絵画にもバセンジーに似たワンちゃんが描かれており、紀元前7000年頃にはすでに存在していたという説も上がっています。また、当時同じ地域に古代犬のファラオハウンドが生息していたとされ、外見が似ていることから、バセンジーはこの犬種から派生したのではないかという話もあるようです。

当時のバセンジーは狩猟犬として活躍し、コンゴ共和国にいたピグミー族の良きパートナーとして生活していました。

そんなバセンジーはアフリカの限られた地域でしか繁殖されていなかったため、19世紀頃までは世界にその名を知られることなく過ごしていました。しかし、19世紀後半にイギリスの探検家がアフリカにてバセンジーを発見し、ようやく世界へと渡ることになるのです。

そして、1937年以後はアメリカを始めとする各国で飼育されるようになり、「吠えない犬」として有名になりました。

ちなみに、バセンジーが日本にやってきたのは1895年。上陸からまだ120年ほどしか経っておらず、ペットとしての歴史は非常に浅いです。それゆえ飼育頭数もとても少なく、日本最大級の畜犬団体「ジャパンケネル」の調査によると、現在国内で飼育されているバセンジーはたった26頭しかいないのだとか。(2018年現在)

ただ、バセンジーはほとんど吠えませんし、しつけもしやすいため、ペットとしてお迎えするには最高の犬種だと言えるでしょう。

バセンジーの性格・性質

<3つのポイント>

  • 落ち着きがある
  • 猫のようにマイペースで独立心が強い
  • 用心深い

バセンジーは非常に落ち着いた性格をしています。家中を走り回ったり、はしゃいだりすることがほとんどありませんので、他の家との距離が近いマンションでも気兼ねなく飼育できます。また、落ち着きのあるパートナーをお探しの方にもおすすめです。

そんなバセンジーは猫のような性格だと例えられるほど、マイペースで独立心が強いです。一人で行動することを好みますので、人間にベタベタと甘えたり、媚を売ったりすることがありません。飼い主に依存することもないので、長時間の留守番も平気でこなしてくれます。

また、バセンジーはとても用心深い性格をしています。そのため、知らない人には警戒心を示し、距離を置きます。誰にでも愛想の良い犬種ではありませんし、相手にいきなり距離を詰められると攻撃的になってしまうことも。トラブルを引き起こさないようにするためにも、初対面の相手と触れ合わせることは控えましょう。

バセンジーのお手入れ

バセンジー

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バセンジーは短毛な上にあまり毛が抜けないため、ブラッシングは週に3~4回ほどで十分でしょう。しかし、毛の生え変わり時期である「換毛期」には大量の抜け毛が発生するため、この期間のみ毎日ブラッシングをしてあげてください。こまめにケアしてあげることで、艶のある健康的な被毛を維持できます。

また、ブラッシングだけでなく、歯磨きも週に2~3回ほど行ってあげましょう。人間と同じようにワンちゃんも生きるためには「歯」が必要不可欠です。なんと3歳以上のワンちゃんの8割は歯周病にかかっていると言われているため、入念にケアをしてあげてください。

ちなみに、歯周病は放置していると目の下や顎の下に腫れ物ができ、それが破裂して穴が空くこともあります。愛犬に辛い思いをさせないためにも、定期的な歯磨きを忘れないようにしましょう。

バセンジーの飼い方の注意点

バセンジーはスタミナがありタフな犬種ですので、毎日散歩を行って体力を発散させてあげましょう。散歩は1日2回、各60分が理想です。ただ、若い時期は体力が有り余っているため、60分の散歩だけでは物足りないこともあります。

そのため、若齢期には散歩に加えてドッグランで走らせたり、プールで泳がせたりする時間を設けましょう。このとき、リードは離さないようにしてください。ノーリードにしてしまうと、驚くほどのスピードで遥か遠くまで行ってしまいますので、通常より長いリード「ロングリード」をつけてバセンジーを管理しておきましょう。

また、バセンジーはかつて狩猟犬として活躍していた犬種なため、小動物を見かけると追いかける習性があります。そのため、猫や鳥などの小動物とは同居させない方が良いでしょう。先住動物として猫や鳥などがいる場合は、お互いが顔を合わせなくて済むように居住スペースを完全に分けてくださいね。

バセンジーにまつわる噂

★バセンジーはよく毛づくろいするって本当?

バセンジーにはやや神経質な一面があり、少しでも毛が汚れると猫のように念入りに毛づくろいを始めます。ワンちゃんにしては珍しい綺麗好きな性格をしているため、常に自分の体を清潔に保とうとします。

★バセンジーは寒さに弱いって本当?

バセンジーは暑いアフリカ出身の犬種なため、寒さには弱いです。そのため、冬場は暖かい室内で飼育するようにしましょう。体を冷やしてしまうと下痢になったり、体に不調が起こったりしてしまいますので、室温管理には注意してくださいね。暖かい部屋で飼育しているにも関わらず体が震えているときは、服を着せて防寒対策してあげましょう。

★バセンジーは繁殖が難しいって本当?

通常犬には年2回の発情期があるのですが、バセンジーには発情期が1回しかありません。そのため、他の犬種と比べると繁殖が難しい犬種です。また、発情期が来ると男の子は匂いに敏感になり、常に地面を嗅いでいる状態になります。散歩中は飼い主を引きずってでも匂いのする方向へ行こうとしますので、リードを離さないように注意してください。

バセンジーをお迎えしよう!

バセンジー

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バセンジーの基本データ

バセンジーの大きさ40~43cm
バセンジーの体重10~11kg
平均寿命10年以上
原産国コンゴ共和国

バセンジーのカラー

  • ブラック&ホワイト
  • レッド&ホワイト
  • タン&ホワイト
  • ブリンドル
  • ブラック&タン&ホワイト

バセンジーのカラーとしてポピュラーなのは、レッド&ホワイトもしくはブラック&タン&ホワイトでしょう。

レッド&ホワイトは、オレンジ寄りの明るい茶色と白の2色で構成されています。遠目から見るとキツネのようにも見え、キリっとした凛々しい出で立ちをしています。

ブラック&タン&ホワイトは、黒と白、そして「タン」と呼ばれる赤みがかった茶色の3色で構成されています。先ほどのレッド&ホワイトとは違い、上品で落ち着いた印象を受けます。また、目の上にマロ眉のような模様があるのもブラック&タン&ホワイトの大きな特徴です。

ミックス犬はどう?

現在日本では純血統犬種同士を掛け合わせた「ミックス犬」が人気です。基本的にはチワワやトイプードルなどの人気小型犬種を掛け合わせており、ぬいぐるみのようなルックスをした子が次々と誕生しています。

また、ミックス犬は世界のどこを探しても同じ容姿・性格をした子がいないため、特別感を味わうことができます。さらに、成長するまでどんな姿になるのか予想ができませんので、成長段階から楽しめることもミックス犬が人気である理由のひとつです。

ただ、バセンジーのミックス犬は見当たりませんでした。もう少しバセンジー自体の飼育頭数が増えれば、ミックス犬が誕生するかもしれません。

女の子と男の子どちらが人気?

女の子・・・50% 男の子・・50%

ブリーダーナビの犬種別検索数より

バセンジーは性別による人気の差がまったくありません。そのため、どちらを選ぶかは飼い主の好みになるでしょう。ただ、一般的には女の子の方が大人しくて飼育しやすいと言われています。

ブリーダーからお迎え!バセンジーの子犬が安い地域トップ3

バセンジー

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1位広島県21万5000円
2位
3位
全国平均21万5000円

ブリーダーナビしらべ

バセンジーをお迎えする際はブリーダーをおすすめします。

そもそもバセンジーは流通数が少なく、ペットショップにもほとんど出回りません。さらに、バセンジーを繁殖しているブリーダーも数少ないため、お迎えする場所は限られてしまうでしょう。中でも広島県のブリーダーは全国平均価格と同額でお迎えすることができますので、候補に入れてみてはいかがでしょうか?