オーストラリアンキャトルドッグ

映画でも大活躍!オーストラリアンキャトルドッグの性格・飼い方・病気などをご紹介

日本ではあまり見かけることがないオーストラリアンキャトルドッグですが、映画『マッドマックス2』の中で見た人もいるのではないでしょうか。あまり知られていないオーストラリアンキャトルドッグについて、歴史や性格、飼い方、かかりやすい病気などをご紹介します。

オーストラリアンキャトルドッグ

photo by marion802105

オーストラリアンキャトルドッグの基本データ

オーストラリアンキャトルドッグの大きさ43~51cm
オーストラリアンキャトルドッグの体重14~18kg
平均寿命10年以上
原産国オーストラリア

オーストラリアンキャトルドッグは年齢のギネス記録を持っています。「ブルーイー」という名前のオーストラリアンキャトルドッグは29歳160日まで生き、ギネス記録2位にランクインしています。

ヒーラーとして重宝したオーストラリアンキャトルドッグの歴史

1800年代、開拓地のオーストラリアで牧畜の規模が拡大したことで半野生化してしまった牛を管理できる能力を持った牧畜犬として作出されたのがオーストラリアンキャトルドッグです。

イギリスから持ち込まれた牧羊犬に、賢い「ブルーマール」や強い肉体を持つ「ディンゴ」、高い忠誠心を誇る「ダルメシアン」などが交配されました。オーストラリアンキャトルドッグはそれらの能力を受け継いだ犬種といわれており、ヒーラー(牛を寄せ集め、移動させる犬)として重宝されたようです。そのため、オーストラリアンヒーラーやクイーンズランドヒーラーなどとも呼ばれていたこともあります。

その後、アメリカへ渡り、ショードッグや家庭犬として親しまれるようになりました。

飼い主に忠実で従順なオーストラリアンキャトルドッグの性格

  • 用心深い
  • 忠実
  • 保護意識が旺盛
  • 活気がある
  • 従順
  • 勇敢

飼い主に忠実で利口な性格をしているので、飼い主の指示には従順です。保護意識が旺盛なので番犬としても向いており、飼い主に危険が及ぶと勇敢に立ち向かうでしょう。

その反面、用心深く神経質な面もあり、知らない人やワンちゃんに対しては慣れるまでに時間がかかります。

また、もともと牧畜犬として生み出されたオーストラリアンキャトルドッグは運動量が豊富で活気があります。ドッグランに連れて行くと喜ぶでしょう。トレーニングも楽しみながら行うことができますよ。

オーストラリアンキャトルドッグの飼い方としつけのポイント

オーストラリアンキャトルドッグは牧畜犬の気質があるので、適切な飼い方としつけをしていないと攻撃的な性格になってしまいます。
ここでは、オーストラリアンキャトルドッグの飼育方法やしつけのポイントなどご紹介します。

十分な運動量と飼育スペースを用意する

1時間以上の散歩を1日2回

オーストラリアンキャトルドッグは牧畜犬の仕事をこなしていただけあって、体力があり運動量が豊富です。活発な犬種でもあるので、1日に1時間の散歩を2回は行いましょう。散歩だけでは物足りないかもしれないので、ドッグランに連れて行ったりドッグスポーツをしたりすることもおすすめです。

運動量が足りずストレスが溜まっていると攻撃的になる可能性があります。思いっきり体を動かせる環境を用意する他、ドッグランなどを安心して利用できるようにしつけをすることも必要です。そのため、オーストラリアンキャトルドッグと過ごす時間が十分に割け、しつけについて熟知している人が飼い主として向いているでしょう。

飼育はストレスを溜めない環境で

オーストラリアンキャトルドッグを飼育するには、できるだけ広いスペースを用意する必要があります。室内でも問題ないようですが、活発な性格でもあるのでそれなりのスペースがないとストレスとなってしまいます。

そのことから、日本の住宅事情に合わず、あまり飼われてないのかもしれませんね。また、室内・室外どちらであっても日本は高温多湿なので、温度管理にも気を付けましょう。

子犬のころから主従関係を築き社会化を行う

主従関係をはっきりさせる

ワンちゃんを上手くしつけるには、まず主従関係をきちんと築くことが大切です。特にオーストラリアンキャトルドッグは飼い主が頼りないと思うと自分の方が上と主張する傾向があります。ワンちゃんの言いなりになって散歩や遊びなどをするのではなく、飼い主がリーダーシップを取るように心がけましょう。

また、オーストラリアンキャトルドッグは牧畜犬として改良されたので、その名残で噛んでしまう場合があります。家庭犬として一緒に暮らすのであれば、ケガをさせないためにも主従関係を徹底してください。

子犬のころにしつけと社会化を

オーストラリアンキャトルドッグは物覚えが早いので比較的簡単にしつけができる犬種です。ただし、警戒心が強いので成犬になってからしつけを行うと時間がかかる場合があります。そのため、子犬のころからしっかりと教えるようにしましょう。

また、強い警戒心や神経質な性格は人見知りに影響します。家族に対しては忠実なので番犬として活躍できますが、見知らぬ人やワンちゃんに攻撃的になり過ぎてしまうと事故に繋がってしまいます。子犬のころから家族以外と触れ合う機会を作り、社会性を身に付けさせることも重要です。

毛色は何種類?お手入れ方法は?

個体によって違う斑やマーキングも魅力

  • ブルー
  • ブルーの班
  • ブルーの小班
  • レッドの小班

基本的な毛色はブルー系とレッドの小班です。交配に使われたダルメシアンを思わせるような斑模様があるのも特徴です。頭や体にはブラックやブルー、タン(黄褐色)のマーキングが入り、個体それぞれに魅力があります。

抜け毛は多い?定期的にブラッシングを

オーストラリアンキャトルドッグの被毛は短毛で、まっすぐで粗いオーバーコート(上毛)と適度に密集したアンダーコート(下毛)から成るダブルコートです。

ダブルコートは換毛期(春・秋)になると、アンダーコートが抜け、抜け毛が多くなる傾向があります。抜け毛を放置していると皮膚炎の原因となってしまうので定期的にケアをしなければなりません。

通常、ブラッシングは週に1回程度が目安となりますが、換毛期で抜け毛が気になる場合は状態に合わせて行うようにしましょう。ブラシは硬めの獣毛ブラシがおすすめです。

かかりやすい病気(眼・耳・関節)

ギネス記録を持つ個体がいたとはいえ、病気には気を付けなければなりません。遺伝的にかかりやすい病気がいくつかあるので、心配な場合は遺伝子検査を受けてみるのも良いでしょう。
どんな病気にかかりやすいのか、事前に確認しておくことも飼い主の役目です。

眼の病気

進行性網膜萎縮症

オーストラリアンキャトルドッグは遺伝性の盲目に注意しなければなりません。
中でも進行性網膜萎縮症は発症しやすい傾向があります。進行性網膜萎縮症は視覚に関わる網膜が変性し、進行するにつれて視覚が低下して、最終的には失明する遺伝性の疾患です。

遺伝性の病気なので予防は難しいですが、変異した遺伝子が持っていないワンちゃんを交配させることで進行性網膜萎縮症を発症する子犬が産まれないようにすることができます。

明確な治療法は見つかっておらず、点眼薬や内服薬などによって発症を遅らせる方法が取られます。

白内障

カメラのレンズの働きをする水晶体が白く濁ることで視覚障害が起こり、ぶつかったり少しの物音に驚いたりするなどの異常な行動が現れます。

一般的に加齢によって発症した老年性が多いですが、遺伝が疑われる若年性もあります。老年性の場合は6歳以上、若年性の場合は2歳くらいまでに発症することが多いようです。

その他にも、糖尿病や外傷といった別の病気やケガが原因となって発症する場合もあるので、それらの傷病にならないよう気を付けることも重要です。

根本的な治療は手術となりますが、初期段階の場合は点眼薬などで進行を遅らせる方法を取られる場合があります。

耳の病気

難聴

オーストラリアンキャトルドッグの遺伝性の病気として難聴もみられます。
難聴には遺伝が原因とされる先天的な場合と、老化・腫瘍・中毒などが原因となる後天的な場合があります。

子犬のことから難聴を発症していると遺伝性が疑われます。遺伝性の難聴は治療法がなく、予防も難しいでしょう。ワンちゃんが安心して過ごせるよう、環境作りの工夫が必要です。

何らかの障害によって発症した後天的な難聴は、その原因を治療することで改善する可能性があります。耳が遠くなったと感じたら、まずは動物病院を受診しましょう。

関節の病気

股関節形成不全

成長段階で股関節に形態的な異常が起き、横座りや腰を振って歩くモンローウォーク、運動を嫌うなどの症状が現れる病気です。これらの症状は生後4~12カ月ごろがよく現れますが、2~3歳でもみられる場合があります。

原因は遺伝性や、成長期の偏った食事や運動などが関わっているといわれています。遺伝性の場合予防は難しいですが、食事や運動、体重管理を注意することは大切です。

治療は関節の状態や症状によって異なり、鎮痛剤や運動制限によって症状を緩和する内科的治療が取られますが、症状が改善されない場合などには手術が行われます。

オーストラリアンキャトルドッグをお迎えしよう!

ブリーダーからお迎えするメリット

①健康的で社交性の高い子犬を迎えやすい

十分に衛生管理がなされているブリーダーのもとで生まれ育った健康的な子犬を探すことができます。
また、他にも子犬がいる環境で生まれ育っているため、社会性が身に付いた状態で迎えやすくなります。
さらに、基本的なしつけを受けていたり、適切な血統管理がなされていたりするケースが多いです。

②購入後のサポートも安心できる

子犬の見学を通してブリーダーの顔がわかり、信頼関係を築くことができます。
子犬の購入後も分からないことがあれば質問しやすくなり、安心してサポートを受けられます。

③購入金額を抑えられる

流通の中間マージンがかからないため、ペットショップから購入する場合にくらべて子犬の購入金額は安くなります。

オーストラリアンキャトルドッグの子犬をブリーダーからお迎えしたい方は、こちらのボタンから最新情報をチェック!優良ブリーダー情報も詳しく掲載しています。

※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。