アメリカンスタッフォードシャーテリア

筋肉質なアメリカンスタッフォードシャーテリアの性格・飼い方などをご紹介

見た目が少し強面で筋肉質な身体つきから怖い印象をお持ちかもしれませんが、実は優しくて愛嬌のある性格をしているアメリカンスタッフォードシャーテリア。そんなアメリカンスタッフォードシャーテリアついて、歴史や性格、飼い方、かかりやすい病気などをご紹介します。

アメリカンスタッフォードシャーテリア

photo by Myriams-Fotos

アメリカンスタッフォードシャーテリアの基本データ

アメリカンスタッフォードシャーテリアの大きさ43~48cm
アメリカンスタッフォードシャーテリアの体重26~30kg
平均寿命10~16年
原産国アメリカ合衆国

“アムスタッフ”と親しまれるアメリカンスタッフォードシャーテリアの歴史

アメリカンスタッフォードシャーテリアは、イギリスから渡ったスタッフォードシャーブルテリアをアメリカで交配し作出された犬種です。

大きな体型の犬を好むアメリカは、マスティフなどの犬種と交配させることで改良し、闘犬として人気となりました。アメリカンスタッフォードシャーテリアよりさらに闘犬向きの力強い犬種として生み出されたのがアメリカンピットブルテリアです。そのため、犬種は違うもののスタッフォードシャーテリアとアメリカンピットブルテリアは見た目がよく似ています。

20世紀になり、闘犬が禁止されたことでアメリカンスタッフォードシャーテリアを家庭犬として穏やかな性格になるよう交配が進みました。現在では「アムスタッフ」の愛称で呼ばれ、家庭犬として親しまれています。

忠実で勇敢なアメリカンスタッフォードシャーテリアの性格

  • 粘り強い
  • 献身的
  • 注意力がある
  • 忠実
  • 友好的
  • 勇敢

アメリカンスタッフォードシャーテリアは忠実注意力がある性格をしています。闘犬として闘って興奮している中でも飼い主の命令があると攻撃を止める必要があったことから、その性質が残っているようです。その他にも粘り強く勇敢な性格も闘犬だったことが影響しているでしょう。

また、献身的な一面もあります。家族に対して従順で甘える姿も見られます。強面と甘える姿のギャップもまた魅力的です。友好的でもあるので、他の人やワンちゃんに落ち着いて接することはできます。

ただし、しつけや社会化がしっかりされていなかったり、防衛本能が働いたりしてトラブルになる可能性もあるので注意しましょう。

アメリカンスタッフォードシャーテリアの飼い方としつけのポイント

アメリカンスタッフォードシャーテリアは元闘犬だけあって、適切な飼い方としつけをしていないとわがままで狂暴な性格になってしまいます。
ここでは、アメリカンスタッフォードシャーテリアの飼育方法やしつけのポイントなどご紹介します。

十分な運動量とケガなどのトラブルに注意

1回あたり1時間以上の散歩を

アメリカンスタッフォードシャーテリアは運動量が豊富なので、毎日十分な運動をさせる必要があります。散歩は1回あたり1時間以上行い、その他にもドッグスポーツなどに取り組み刺激を与えてあげると喜ぶでしょう。

運動量が不足しているとストレスになってしまい、問題行動を起こす恐れがあります。そのため、運動する時間が割けない人にはアメリカンスタッフォードシャーテリアは向いていません。

また、きちんとしつけがされていてもトラブルはいつ起こるか分かりません。他のワンちゃんからからかわれるなどして興奮し、思わぬ事故になる可能性もあるので、散歩中は注意しましょう。

ストレスを溜めない環境で飼育する

飼い主に忠実でスキンシップを求める性格をしているので、いつも家族の存在を感じられる室内飼いが向いています。

ただし、アメリカンスタッフォードシャーテリアは噛む力がとても強く、遊んでいても興奮すると噛んでしまってケガをする恐れがあります。攻撃的になるような遊びは避け、ストレスも溜めないよう気を付けましょう。

また、室内で飼育する際は、温度管理にも注意してくださいね。

子犬のころから服従訓練と社会化を

服従訓練を行う

闘犬から家庭犬向きの犬種として交配が進められたものの、体力があり制御できないと事故などのトラブルになる場合があります。しっかりと服従訓練をしなければならないので、ワンちゃんを初めて飼う人には向いていないでしょう。

アメリカンスタッフォードシャーテリアは忠実で服従心もあるので、十分にトレーニングをしているととても飼いやすい犬種です。甘やかすだけではなく、威厳を持って接し、褒めて育てるようにしましょう。もし、しつけが難しい場合はプロのアドバイスを受けることも検討してみてもいいかもしれません。

子犬のころにしつけと社会化を

服従訓練を含めたしつけは子犬のころから行うと効果的です。子犬のころの方が覚えやすく、成犬に比べて力が弱いのですぐに制止できます。

また、他の人やワンちゃん、外の刺激との社会化が不足していると狂暴で神経質な性格になってしまいます。子犬のころから積極的に家族以外と触れ合う機会を設け、成犬になってトラブルが起きないよう社会性を身に付けさせましょう。

毛色は何種類?お手入れ方法は?

毛色は単色やパーティカラーまで種類豊富

  • ブラック
  • ブルー
  • ブリンドル
  • ブラック&ホワイト
  • タン(黄褐色)&ホワイトなど

アメリカンスタッフォードシャーテリアの毛色は種類豊富で上記以外でも全ての毛色が認められており、単色や2色から成るパーティカラーまたはパッチなどさまざまです。

ただし、ホワイトが組み合わさるカラーはホワイトが80%以上の場合やブラック&タン、レバーは好ましくないとされています。

意外と抜け毛が多い!定期的にブラッシングとシャンプーを

アメリカンスタッフォードシャーテリアの被毛は短毛なので、そこまで抜け毛は目立ちませんが意外と抜け毛が多い犬種です。短毛だからこそ抜け毛が洋服やクッションに刺さりやすいので、普段は週に1~2回で大丈夫ですが、被毛が抜け変わる換毛期(春・秋)は頻繁にブラッシングが必要になります。

ブラッシングは豚毛などで作られた獣毛ブラシで優しく行いましょう。抜け毛のケアだけでなく、血行促進の効果もあります。

また、シャンプーは月に1回を目安に行うことをおすすめします。換毛期にシャンプーをすると抜け毛も一緒に洗い流せます。その他、汚れが気になるところは濡れタオルで拭く方法もあります。

かかりやすい病気(皮膚・眼・関節・循環器・その他)

アメリカンスタッフォードシャーテリア

photo by domeckopol

アメリカンスタッフォードシャーテリアは闘犬として活躍していたこともあり、痛みがあっても我慢する傾向があります。そのため、飼い主が異変はないか普段から注意深く観察しなければなりません。

眼や関節などかかりやすい病気はいくつかあるので、症状や治療などについて事前に確認しておきましょう。

皮膚の病気

アレルギー性皮膚炎

アメリカンスタッフォードシャーテリアは皮膚病にかかりやすい傾向があります。

例えば、ハウスダストやノミ、食べ物などのアレルゲンに過剰に反応して起こる皮膚炎のことをアレルギー性皮膚炎といいます。主に痒みの症状がみられ、進行すると脱毛や発疹が起こります。

予防するためにはまず原因となるアレルゲンを特定することが重要です。ノミが原因の場合は駆虫剤で予防できますが、その他の原因の場合はなるべくアレルゲンを避けることで対処します。

治療は主に抗ヒスタミン剤などで痒みを抑えます。加えてアレルゲンを除去していきます。

眼の病気

白内障

レンズの役割をする水晶体が白く濁り視覚障害が現れることで、つまずく、ぶつかる、暗闇での行動を嫌がるなどの様子がみられます。

一般的に加齢によるものが多く、6歳以上で症状が現れることが多いですが、遺伝が原因で2歳くらいまでに発症することもあります。その他、糖尿病や外傷などが原因となる場合があるので注意が必要です。

初期段階では点眼薬などによって進行を遅らせる方法が取られますが、完治するために手術が選択されることがあります。獣医師とよく相談して治療法を決めましょう。

緑内障

眼球内の液体(房水)によって眼圧を保っていますが、緑内障を発症すると眼圧が高くなり充血や視覚障害などの症状が現れます。進行すると眼球が大きくなり、失明することがあります。

原因は遺伝による形態異常や腫瘍、外傷などです。初期の段階では失明までにならいよう治療ができる可能性があるので、早期発見・早期治療が重要です。

治療には内科治療と外科治療があります。内科治療では眼圧を下げる点眼薬などが用いられます。外科治療ではレーザー手術などが行われます。

関節の病気

股関節形成不全

発育している中で股関節の形態に異常が起きる病気で、大型犬でよくみられるといわれています。発症すると、腰をふるように歩いたり(モンローウォーク)、横座りをしたりする様子がみられます。
遺伝の他、偏った食事や運動も原因になるとされています。過剰な栄養や運動を避け、こまめに体重管理を行いましょう。滑らないように、足の裏の毛をカットすることも大切です。

治療法は関節の状態や症状によって異なります。鎮痛剤などの投薬や運動制限、体重管理などによる内科治療と、手術での外科治療があります。

循環器の病気

動脈管開存症

アメリカンスタッフォードシャーテリアは先天性の心疾患を発症しやすいといわれています。

例えば、動脈管開存症も先天性心疾患です。生まれた後に自然と閉じるはずの動脈管が残ってしまい、心臓の機能が低下します。咳をしたり、下が紫色になるチアノーゼになったりするなどの症状が現れます。

内科治療によって安定した状態になることもありますが死に至るケースもあります。根本的な治療には手術が必要です。

その他の病気

腫瘍

アメリカンスタッフォードシャーテリアは、遺伝的に良性・悪性に関わらず腫瘍ができやすい傾向があるようです。

腫瘍は皮膚や乳腺、口の中などさまざまな場所にできます。腫瘍の種類は数多く、検査によって良性・悪性、特徴、治療方法などが判断されます。

治療には腫瘍部分を切除する方法があります。手術は基本的に効果の高い治療となります。また、抗がん剤による内科治療もあり、血液のがんなどの治療に選択されます。

腫瘍はまず発見することが重要です。日頃から異変がないか、チェックするよう心がけましょう。

アメリカンスタッフォードシャーテリアをブリーダーからお迎えしよう!

ブリーダーからお迎えするメリット

①健康的で社交性の高い子犬を迎えやすい

十分に衛生管理がなされているブリーダーのもとで生まれ育った健康的な子犬を探すことができます。また、他にも子犬がいる環境で生まれ育っているため、社会性が身に付いた状態で迎えやすくなります。さらに、基本的なしつけを受けていたり、適切な血統管理がなされていたりするケースが多いです。

②購入後のサポートも安心できる

子犬の見学を通してブリーダーの顔がわかり、信頼関係を築くことができます。子犬の購入後も分からないことがあれば質問しやすくなり、安心してサポートを受けられます。

③購入金額を抑えられる

流通の中間マージンがかからないため、ペットショップから購入する場合にくらべて子犬の購入金額は安くなります。

アメリカンスタッフォードシャーテリアの子犬をブリーダーからお迎えしたい方は、こちらのボタンから最新情報をチェック!優良ブリーダー情報も詳しく掲載しています。

※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。