ロットワイラー

ロットワイラーはしつけが難しい?性格や価格などを詳しくご紹介

たくましい体型をした威厳のあるロットワイラーは、警察犬として活躍している利口な犬種です。怖そうな見た目からは想像がつきませんが、実は子ども好きという優しい一面を持っています。そんなロットワイラーの魅力や歴史、販売価格などを詳しくご紹介します。

ロットワイラー

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ロットワイラーの基本データ

ロットワイラーの大きさ58~69cm
ロットワイラーの体重38~59kg
平均寿命10~11年
原産国ドイツ

筋肉で引き締まった体、垂れた耳、短い被毛が特徴のロットワイラーは、大型犬に分類されるほど大きな体をしています。肉質で大きな体は、パワフルな動きが可能です。
平均体重は45~50kgほどで、非常に頼りがいがあります。個体差はありますが、生まれてから2ヵ月して約8kg、5ヵ月で約20kgと成長していきます。

古い歴史を持つロットワイラーのルーツ

ロットワイラー

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ロットワイラーは世界最古の犬種の一種と考えられており、その起源はローマ時代にまでさかのぼるといわれています。護衛犬や家畜の追い犬として飼育されていたようです。

数世紀にわたって、南ドイツにあるロットワイルという町で暮らすようになったことをきっかけに、町名からロットワイラーと名付けられたと考えられています。

19世紀後半になると、追い犬が禁止となり活躍の場を失ってしまいます。頭数が減少し絶滅の危機に陥りましたが、愛犬家たちによってロットワイラーのクラブが設立され繁殖されていきました。

20世紀に入ってからはたくましく勇敢な特徴を買われ、警察犬として用いられるようになります。そして、現在も多くのロットワイラーが警察犬として活躍しています。

ロットワイラーの気になる性格や特徴

やや厳つい見た目のロットワイラーですが、実際は素直で愛情深い性格をしています。警戒心が強い一面もあるので、しっかりしつけをすることが大切です。ここでは、ロットワイラーの性格についてご紹介します。

家族に深い愛情を示す

ロットワイラーは愛情深くて子ども好きという優しい一面を持っています。ワンちゃんの多くは子どもと接することが苦手ですが、ロットワイラーの場合は積極的に遊んでくれます。そのため、小さな子どものいる家庭でも気兼ねなく飼育できるでしょう。

また、人懐っこい犬種ではありませんが、ロットワイラーは高い忠誠心を持っています。特に飼い主に対しては献身的な行動を見せてくれるでしょう。それに加え、非常に従順な性格をしているため、しつけはしやすい方といえます。家族を守ろうとする力が非常に強いので番犬としても活躍しますよ。

素直で落ち着きがある

ロットワイラーは、非常に落ち着きのある性格をしています。元気よく走り回るタイプではありませんので、比較的落ち着いたワンちゃんをお迎えしたい人におすすめです。また、自分よりも小さな子どもや、他の動物にも落ち着いて接することができるので、子どもや他のペットがいる家庭にも向いています。

また、警察犬として活躍しているだけあって賢く、素直に飼い主の指示に従います。長時間でも待っていることができるので留守番中も安心でしょう。

強い警戒心には要注意

ロットワイラーは護衛本能の強い犬種です。用心深い一面を覗かせることもあり、番犬としてはかなり優秀ではありますが、しつけをきちんと行わなければ他人に危害を加えてしまう恐れがあります。

自分から挑発的に攻撃をしかけることはありませんが、家族に危害があると判断したり、テリトリー内に侵入者が現れたりしたときは攻撃的になることもあります。制御が効かないこともあるので、小さい頃から警戒心を抱かないようにしつけを行うことが大切です。

飼いやすい?ロットワイラーの飼い方

ロットワイラー

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日本ではあまり見かけないロットワイラーですが、どんなことに気を付けて飼えばいいのでしょうか?
ロットワイラーの飼い方の注意点はいくつかあります。注意するポイントを事前に確認しておくと安心して飼い始めることができますよ。

ロットワイラーのしつけについて詳しくはこちら

ロットワイラーの被毛のお手入れについて詳しくはこちら

室内で飼育を!長時間の散歩でストレス発散

ロットワイラーは暑さや寒さに弱く、外飼いで放っておくと退屈でストレスが溜まってしまい攻撃的になることがあるので室内飼いがおすすめです。室内といっても、体が大きなロットワイラーが自由に動ける広いスペースがある室内でなければなりません。関節の病気にも気を付ける必要があるので、滑りやすいフローリングには絨毯などを敷いて対策をしましょう。

また、ロットワイラーは多くの運動量を必要とする犬種です。そのため、毎日2~3回各60分以上の散歩を行いましょう。暑さに弱いので、暑い季節には低い気温の時間帯に散歩してください。

運動の欲求が満足させていないとストレスが溜まって攻撃的になってしまいます。散歩のほかにも、走ったりドッグランで遊んだりすると喜ぶでしょう。いろいろな人やワンちゃんとの出会いはロットワイラーの社交性を磨くことができます。
ただし、生後10ヵ月までの過度な運動は関節に影響を与えるので避けてくださいね。

ロットワイラー

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ロットワイラーは護衛本能が他の犬種よりも強いため、知らない人に対して攻撃的になってしまうことがあります。過去には咬傷事故が起きたこともあり、そういったトラブルを避けるためにもしっかりとしつけをしなければなりません。

ここでは、ロットワイラーをしつけるポイントを紹介します。子犬の頃から主従関係を築き、社会化を行って過度に警戒しないよう育てていきましょう。

主従関係をはっきりさせる

ロットワイラーは非常に学習能力の高い犬種ですので、しつけは難しくありません。ただ、飼い主がきちんと主導権を握らなければ見下される可能性があります。

ロットワイラーから見下されてしまうと、指示をまったく聞いてくれませんし、好き勝手に行動し始めます。こうなってしまうと、しつけどころではありません。スムーズなしつけを行うためにも、子犬の頃からロットワイラーと飼い主の主従関係をはっきりさせておきましょう。

主従関係を築くにはロットワイラーに飼い主がリーダーであることを認めさせる必要があります。群れで生活するワンちゃんは一緒に過ごす中でリーダーかどうか判断するので、ロットワイラーとの時間を十分に割くよう心掛けてください。

子犬の頃から社会化を

ロットワイラーは家族に危険が及んだりテリトリー内に侵入者が現れたりすると警戒心から攻撃的になってしまうことがあります。

どんな状況でも攻撃的にならないようにするためには、子犬の頃から家族以外の人やワンちゃんをはじめ、景色や音などさまざまなものに触れ合わせる社会化が必要です。

いろんな経験をさせることで、ロットワイラーにとって初めてのものが少なくなり、落ち着きのある子に育つでしょう。

一貫性のあるしつけを

ロットワイラーは賢く、きちんとしつけができればしっかりと覚えてくれます。しつけの際はコマンドを統一させ、良いことと悪いことの基準をはっきりとさせましょう。

一貫性がなく曖昧なしつけをしているとロットワイラーが混乱してしまい、なかなか覚えることができません。特にロットワイラーは噛む力が強い犬種なので、噛み癖が付かないようしつけには気を付けてください。

もし、しつけが難しい場合はプロに依頼することを検討してみてもいいかもしれません。専門的な知識を持った人のアドバイスもしつけに有効です。

ロットワイラーの黒く光沢のある毛質が、より体をたくましく見せているのではないでしょうか。その艶のある被毛を清潔に保つことは、皮膚炎などの病気の予防にも繋がります。
ここでは、ロットワイラーの被毛の特徴やお手入れ方法など詳しくご紹介します。

毛色はブラック&タンのみ

  • ブラック&タン

ブラック&タンは、黒色とオレンジ寄りの茶色の2色で構成されています。
オレンジ寄りの茶色は「タン」と呼ばれており、頬や胸、のど、脚、目の上に入ることが多いです。目の上にあるタンは丸い形をしており、まるでマロ眉のようです。この模様があることによって、若干愛らしい顔つきになっています。

抜け毛が多い?ロットワイラーの被毛の特徴

短毛でストレートな被毛をしているロットワイラーは、ダブルコートなので抜け毛が多い犬種です。

ワンちゃんの被毛には上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の二重構造になったダブルコートと、上毛のみのシングルコートの二種類の生え方があります。換毛期(春・秋)になると、下毛が生え変わるので、ダブルコートの犬種は抜け毛が多いのです。

ロットワイラーの抜け毛対策は、定期的にピンブラシで抜け毛を取り除くことです。抜け毛のケアは皮膚炎予防だけでなく、皮膚のマッサージにも効果がありますよ。

ロットワイラーのお手入れって何が必要?

抜け毛対策以外にも、シャンプーや歯磨き、耳掃除など、定期的に行う必要があるお手入れがあります。子犬の頃からお手入れに慣れさせておくと簡単にケアができますよ。ここでは、シャンプーと歯磨き、爪切りなどの方法について詳しくご紹介します。

シャンプーの頻度とやり方

被毛のケアは抜け毛だけでなく、月に1~2回のシャンプーで汚れを落とすことも必要です。シャンプーをしていないと皮膚炎を引き起こしてしまう恐れがあります。

また、シャンプーを嫌うワンちゃんもいるので、苦手にならないよう注意しながら丁寧に洗ってあげることが大切です。

まず、泡立ちを良くするためにシャンプーの前にブラッシングをしましょう。その後はぬるめのお湯でお尻から濡らしていき、犬用のシャンプーで優しく洗ってしっかりとすすいでください。タオルで水分を拭き取った後は低い温度のドライヤーなどでよく体を乾かしましょう。

歯磨きの頻度とやり方

ワンちゃんも人間と同じように歯磨きは必要です。放っておくと口臭や歯周病の原因になってしまいます。

歯磨きで歯垢を取ってあげると病気を防ぐことができるので、できるだけ毎日歯磨きを行いましょう。難しい場合は2~3日に1回行い、ワンちゃんが歯磨きを嫌がるときは部分的に少しずつ進め、徐々に口に触られることに慣れさせてください。

歯磨きは犬歯、横の歯、前歯の順で行うと磨きやすいです。優しく左右にブラッシングしましょう。

耳掃除の頻度とやり方

ロットワイラーは垂れ耳ですから定期的な耳掃除が欠かせません。垂れ耳は匂いや汚れが溜まりやすくなっており、耳の疾患にかかるリスクが立ち耳よりも断然高くなっています。そのため、週に2~3回は必ず耳掃除を行うようにしましょう。

耳掃除の際はガーゼやコットンを使用し、イヤークリーナーを染み込ませ耳の中を傷つけないように優しく耳(耳介)の汚れを拭き取ってください。自分で行うことが不安な方は、トリミングサロンにて依頼しましょう。

気を付けたいロットワイラーの病気

ロットワイラー

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がっしりとした頑丈な体つきをしていますが、大型犬がかかりやすい関節疾患や消化器疾患などの病気には気を付けなければなりません。病気の治療は早期発見が重要になるので、ロットワイラーがかかりやすい病気を前もって知っておくことも飼い主の役目です。

大型犬に多い「股関節形成不全」

成長する中で股関節が変形することで、骨が噛み合わなくなる病気です。炎症によって痛みがあるので、横座りになったり腰を振って歩いたり(モンローウォーク)する様子がみられます。大型犬で発症することが多いので、ロットワイラーも気を付けなければなりません。

原因は遺伝のほか、偏りのある栄養や過度な運動も関係しているといわれています。そのため、栄養の与えすぎや体重・運動管理に注意が必要です。

治療は状態や症状によって異なり、鎮痛剤などで痛みを管理する内科治療や外科治療が選択されます。

体重管理が重要になる「前十字靭帯断裂」

大腿骨と脛骨を結ぶ前十字靭帯が切れてしまい、痛みから足を着かないように歩く様子がみられます。ワンちゃんの体重が軽いと痛みが和らぐことが多いですが跛行がみられる場合もあり、また体重が重いワンちゃんは慢性的な関節炎などの症状が現れることがあります。

前十字靭帯は加齢によって切れることもありますが、肥満や骨の形態的な異常、過度な運動による負担なども原因となります。そのため、体重管理や運動に気を付けるなどして予防に努めましょう。

治療には鎮痛剤などで痛みを管理する内科治療と外科治療があり、状態や症状などによって治療が異なります。

大型犬が発症しやすい「胃拡張(胃拡張胃捻転)」

胃が膨らみ捻じれることで、呼吸困難などのショック状態になることもある病気です。ロットワイラーのような大型犬に多いといわれているので注意する必要があります。死亡することもあるので、吐きそうにしていても吐けない、大量によだれが出ているなどの様子がないか観察しましょう。

明確な原因は分かっていませんが、早食いや食後の激しい運動などが原因と考えられているので、一度に大量に食事を与えたり食べてすぐに運動をさせたりさせないようにしてください。

治療は膨らんだ胃のガスを抜く減圧とショック状態の処置をし、落ち着いた後に手術を行います。

大型犬は気を付けたい「骨肉腫」

骨や軟骨にできる悪性腫瘍で、転移が速いので死亡率が高い疾患です。足の骨に腫瘍が発生することが多く、痛みがあることが多いので跛行などの様子がみられます。

明確な原因が分からず予防が難しいのですが、大型犬で多くみられるのでロットワイラーも気を付けなければなりません。

治療は骨肉腫の発生部分と転移の有無によって異なります。手術で切り取ることができる部分に発生し転移がない場合は手術を行い、再発予防に努めます。しかし、骨肉腫の切除が困難で転移がある場合は抗がん剤などの治療となり、完治は難しいようです。

ロットワイラーをブリーダーから購入した場合の価格は?

ロットワイラー

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ロットワイラーの子犬が安い地域ランキングベスト3

1位群馬県16万円
2位栃木県23万円
3位愛知県24万1400円
全国平均23万0286円

※記事執筆時点のデータ
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ブリーダーからお迎えするメリット

①健康的で社交性の高い子犬を迎えやすい

十分に衛生管理がなされているブリーダーのもとで生まれ育った健康的な子犬を探すことができます。また、他にも子犬がいる環境で生まれ育っているため、社会性が身に付いた状態で迎えやすくなります。さらに、基本的なしつけを受けていたり、適切な血統管理がなされていたりするケースが多いです。

②購入後のサポートも安心できる

子犬の見学を通してブリーダーの顔がわかり、信頼関係を築くことができます。子犬の購入後も分からないことがあれば質問しやすくなり、安心してサポートを受けられます。

③購入金額を抑えられる

流通の中間マージンがかからないため、ペットショップから購入する場合にくらべて子犬の購入金額は安くなります。ロットワイラーの子犬をブリーダーからお迎えしたい方は、こちらのボタンから最新情報をチェック!優良ブリーダー情報も詳しく掲載しています。

※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。