ミニチュアブルテリア

ミニチュアブルテリアのアイパンチとは?性格・飼い方・しつけを解説

凹凸のないコミカルな顔が印象的なミニチュアブルテリア。正式にスタンダードが作られたのは比較的最近のことで、目をパンチされたような毛色「アイパンチ」は高い人気です。今回はミニチュアブルテリアの性格や子犬の値段など気になる情報を見ていきましょう。

ミニチュアブルテリア

photo by I_Love_Bull_Terriers

目次

ミニチュアブルテリアの基本データ

ミニチュアブルテリアの大きさ最高36㎝
ミニチュアブルテリアの体重11~15kg
平均寿命10~12年
原産国イギリス

「ミニチュア」といえど、中型犬に分類されるミニチュアブルテリアは、筋肉質で骨格もしっかりとしています。体重に制限のないところもこの犬種の特徴ですが、平均体重は11~15kgとされているため、適度な運動や栄養管理で適性体重を保つようにしましょう。

ブルテリアの小型版ミニチュアブルテリアの歴史

19世紀初めの頃に闘犬として作出されたブルテリアの中に、しばしば小さなサイズが生まれていました。この小さな個体同士を交配させて生まれたのが、ミニチュアブルテリアです。
ミニチュアブルテリアはブルテリアの小型版で、もともとは区別されていませんでした。

初期のミニチュアブルテリアは愛玩目的で小型化されたのではなく、より戦いに有利になるよう敏しょう性を高める目的で繁殖された闘犬でしたが、ブルテリアは1835年に闘犬が廃止されてから家庭犬としての改良が進み、1863年にはミニチュアブルテリアが初めてショーに出陳されたといいます。

1939年には、世界的な愛犬団体イギリスケネルクラブでブルテリアとミニチュアブルテリアは別の犬種として区別されるようになりました。

落ち着きがある?ミニチュアブルテリアの詳しい性格

ミニチュアブルテリア

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もともとは闘犬だったミニチュアブルテリアですが、現在は凶暴性も取り除かれ、家庭犬らしく落ち着きがある人懐っこい性格をしています。ただ、勇敢で活気があるところや、頑固なところなど、昔から引き継いできた性質が少し残っています。ここでは、ミニチュアブルテリアの性格について詳しくみていきましょう。

愛情深く人懐っこい!遊び好きで活気がある

愛情深く人懐っこいミニチュアブルテリアはサービス精神旺盛で、いつでも周囲を楽しませようとしてくれます。特に信頼を置く飼い主や家族に対しては、甘えん坊な一面を見せることもあるほど、深い愛情を寄せます。良い信頼関係が築ければ、飼い主に忠実な子に育ってくれますよ。

また、遊び好きで家庭のムードメーカーにもなってくれます。活気がありエネルギーに満ち溢れていますが、基本的には穏やかなため子どもとも仲良く遊ぶことができるでしょう。

マイペースで頑固な一面も

ミニチュアブルテリアは独立心が強く、頑固な一面も持ち合わせています。基本的には飼い主に忠実ですが、マイペースでひょうきんなところもあるため、素直に言うことを聞かないこともあるでしょう。

ただ、子犬期からきちんとしつけておくことで、しつけに悩まされることも少なくなりますよ。

闘犬としての素質はゼロではない!勇敢な心は健在

ミニチュアブルテリアは闘犬の名残から、勇敢で物怖じしない性格です。また、窮地に追い込まれたときには闘犬の荒々しさを覗かせることもあります。

ただ、自分から喧嘩を仕掛けるようなタイプではないため、子犬の頃から飼い主がワンちゃんをコントロールできるようにしつけておけば大きなトラブルも防げるでしょう。

ミニチュアブルテリアの飼い方は?飼育環境・留守番・散歩について

ミニチュアブルテリアを飼うには、室内環境をきちんと整えられるかどうかがカギとなります。ミニチュアブルテリアの気質を考えると、他の動物を飼っていたり、先輩ワンちゃんがいたりする家庭では、問題が出てくるかもしれません。

また、寂しがり屋なところもあり、留守番は苦手です。長時間家を空ける飼い主には、あまり向いていないでしょう。
さらに、活気があり、遊びや運動好きなミニチュアブルテリアには毎日の運動が必須です。

こうしたことも踏まえ、この犬種を飼うにはどんな環境で、どんな暮らしが好ましいのか、飼育環境や運動について確認していきましょう。

理想は室内飼い!散歩は毎日行いましょう

ミニチュアブルテリアは短毛かつ毛量も少ないことから寒さが苦手なため、室内飼いが理想です。家族と遊ぶのが大好きで、甘えん坊で寂しがり屋な一面もあるため、家族と共に生活するのが望ましいでしょう。

ただ、闘犬としての歴史を持つミニチュアブルテリアですので、狩猟本能が強く残っている子もいます。うさぎ、ハムスター、猫などの小動物との共存は注意が必要です。
穏やかな子でも必ずしも攻撃をしないとは言い切れないため、他の小動物と飼うときは飼育環境を分けるなど慎重な工夫が必要となります。

また、ミニチュアブルテリアの運動については、30分以上の散歩が1日2回必要です。
ドッグランや公園なども喜びますが、自分からは攻撃しなくとも、相手から売られたケンカには乗ってしまうこともあるため、子犬の頃から社会性を育み、飼い主がきちんとコントロールできるようになるまでは、ドッグランなどで放すのは控えた方が良いでしょう。

一筋縄ではいかない?ミニチュアブルテリアのしつけ方

フレンドリーで落ち着きがあり、穏やかで愛情深いミニチュアブルテリアですが、マイペースで頑固な一面もあります。それゆえ、飼い主の言う事を聞かないこともしばしば。
信頼した飼い主には忠実に従うため、人と良い関係を築きやすい犬種ではありますが、完全に闘犬の素質が薄れている訳ではないということも頭に入れておきましょう。

ときに気の強さを見せることもありますし、知らない人や他の動物に対して攻撃的になることもあります。運動量があるため、散歩中に突然走り出してしまうことも。
飼い主では手が負えない場合、プロの手を借りてきちんとしつけなければいけません。

ミニチュアブルテリアの良さでもある飼い主への忠誠心を引き立てるためにも、リーダーとしての威厳を保ち、信頼関係や主従関係をきちんと築いていきましょう。

褒めて伸ばそう!トイレのしつけ

室内飼いのミニチュアブルテリアにとって、トイレのしつけは迎えたその日から必要です。床やお尻を嗅ぐ、後ろ足を気にするなど、排泄のそぶりを察したら、トイレシートまで誘導してあげましょう。失敗しても叱らず、成功体験を積ませてあげることが大切です。

少しずつ自分でトイレまで行けるように、家族でサポートしてあげましょう。家族を喜ばせることが好きなミニチュアブルテリアですので、褒めて伸ばしてあげると、早く覚えるでしょう。

吠え癖にはまず原因の究明を!

おやつが欲しい、散歩に出たい、音に警戒しているなど、どのワンちゃんも吠えることには意味があります。何かしら吠える原因があるため、無駄吠えを止めさせるには原因を追究することが大切です。

おやつや散歩を「要求」しているのであれば、吠えるのを止めるまで相手にしないようにします。また、音や人に警戒しているときは、気を反らすなどして安心させてあげましょう。

吠えるのを止めたときにご褒美を与えます。「吠えなければ良いことが起きる」ということを体で覚えさせるのです。

楽しみながら噛み癖を止めさせよう

ミニチュアブルテリアは噛み癖がつきやすい犬種です。子犬の甘噛みを許してしまうと、成犬になってから思わぬトラブルにつながってしまいます。噛んではいけないということを学習させるために、噛まれたときは「痛い」と強く低い声で伝えましょう。

歯の生え変わりでどうしても歯が痒そうなときには、噛んでも良いおもちゃを与えます。
噛むのを止めたときに褒める、ご褒美のおやつを与えるなど、ミッションをクリアしていくようなゲーム感覚で学習させるのも良いでしょう。

ミニチュアブルテリアの被毛について!毛色や抜け毛対策は?

ミニチュアブルテリア

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短毛で毛量も多くないミニチュアブルテリアの被毛は、触ると少しザラッとした質感です。被毛にはどんなカラーがあり、抜け毛はどれくらいなのでしょうか?ミニチュアブルテリアの気になる被毛について確認していきましょう。

個性的な顔によく似合う「アイパンチ」が人気!毛色は何色?

  • ホワイト(真っ白)色素沈着や頭部の斑は認められている
  • ブラック
  • ブリンドル(虎毛)
  • レッド
  • フォーン
  • トライカラー(3色)

ミニチュアブルテリアの愛好家からは、まさに目にパンチを受けたような、目に斑のある「アイパンチ」という毛色が大変人気です。
ブルー、レバー、白毛に小さな斑(ティック)は好ましくないとされています。

抜け毛は少なくケアもしやすい

ミニチュアブルテリアは、換毛期に毛がゴソッと生え変わるダブルコートとは異なり、大量に毛が抜けることのないシングルコートの被毛を持ちます。短毛ということもあり、抜け毛の量は少なめです。

とはいえ、全く抜け毛が無いわけではないため、換毛期には多少の抜け毛があると認識しておきましょう。抜け毛に特に注意するのは換毛期くらいなので、ダブルコートの犬種に比べればお手入れも比較的ラクです。

抜け毛対策で皮膚病を予防しよう

短毛のミニチュアブルテリアには、ピンブラシを使ったブラッシングがおすすめです。抜け毛の多い換毛期にはこまめにブラッシングを行いましょう。ブラッシングは抜け毛を取り除く他、皮膚のマッサージ効果も期待できます。

ミニチュアブルテリアはアレルギー疾患にかかりやすく、若干デリケートな体質でもあるため、日頃のブラッシングで皮膚の新陳代謝を高め、皮膚と被毛の健康促進に努めます。

また、短い毛は抜け落ちるとラグなどに刺さりやすいです。掃除機や毛を絡めるモップを使い、部屋を清潔に保つことも忘れずに行いましょう。

ミニチュアブルテリアに必要な日頃のお手入れは?頻度や方法

ミニチュアブルテリアを飼うなら、抜け毛対策以外にも必要なお手入れがいくつかありますよ。日頃から定期的に行いたいお手入れとその方法、頻度などを確認していきましょう。

シャンプーは2週間に1回が目安

ミニチュアブルテリアのお手入れでは、汚れが目立ったときに濡れタオルで拭き取ること以外に、2週間に1回を目安にシャンプーを行います。

アレルギー性の疾患を発症しやすい犬種のため、適切な頻度で正しいお手入れをしてあげることが大切です。

神経質になる必要はありませんが、できるだけ刺激の少ないシャンプーを選び、頻度を守りましょう。正しいお手入れはアレルギー症状の緩和にもつながります。

また、はじめてワンちゃんを飼う方は、最初はトリマーに依頼し、隣に付き添ってシャンプーのやり方を参考にすると良いでしょう。

子犬期から歯磨きの練習を!

汚れが歯石化しやすいワンちゃんは、歯のトラブルを起こしやすいです。子犬の頃から口周りや歯に触れられることに慣れさせ、歯磨きを習慣化していきましょう。歯磨きは、できれば毎日、難しい場合は3日に1回を目安に行います。

はじめの頃はガーゼやシートでの拭き取り掃除を、慣れてきたら歯ブラシを使います。子犬の頃からスキンシップの一環で、口周りを触ったり、唇をめくったり、抵抗を無くしていくと良いですね。

爪切りを定期的に行う

怪我防止や安全のためにも、定期的な爪切りが必要です。週に1回が目安となりますが、フローリングを歩く際に爪がカチカチと当たる音がしたら、伸びている部分をカットしてあげましょう。

ワンちゃんの爪は独特の形をしているため、専用の爪切りとやすり、止血剤を使用します。また、爪には血管が通っているため、乾燥した部分のみを切るなどコツもいります。初心者の方であれば、はじめはトリマーや獣医師に依頼し、徐々に慣れていくと良いでしょう。

立ち耳のミニチュアブルテリアも耳掃除が大切

基本的には立ち耳で、耳の通気性も悪くないミニチュアブルテリアですが、花粉や砂埃などで汚れてしまいますので、2週に1回、少なくても月に1回は耳掃除を行いましょう。

耳掃除は専用のイヤーローションで汚れをふやかしてから、水気が残らないように優しく拭き取り、強く擦るのは避けましょう。

耳の中の毛が多いと蒸れる原因にもなるため、時折トリマーや獣医師に耳の毛を抜いてもらうと清潔に保ちやすくなりますよ。

分泌液の量には個体差があるが定期的に肛門腺絞りを行おう

ワンちゃんがかつて野犬だった頃は、テリトリーを示したり、外敵から身を守ったりするために、肛門付近にある肛門腺からマーキングに使われる分泌液を噴射していました。

分泌液はもともと自力で排出できるものでしたが、人に飼われるようになってから自力で排出できないワンちゃんが増えています。

そのため月に1回、シャンプーのついでに肛門腺絞りを行い、分泌液を排出してあげましょう。

肛門の4時と8時の位置に指を添え、上に絞り上げるようにすると分泌液が出ますよ。不安な場合、はじめはトリマーに依頼すると良いでしょう。

ミニチュアブルテリアが注意すべき病気

ミニチュアブルテリア

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ミニチュアブルテリアには、注意が必要な遺伝性の病気がいくつかあります。代表的なものでいうと、ホワイトの毛色の遺伝子が関係しているという聴覚障害や、目の水晶体が脱臼してしまう水晶体脱臼などです。
ミニチュアブルテリアを飼ううえで知っておきたい、注意すべき病気について確認していきましょう。

ミニチュアブルテリアが遺伝的に発症しやすい「聴覚障害」

ミニチュアブルテリアは先天的に耳が聴こえない、または後天的に耳が聴こえなくなってしまう聴覚障害を発症しやすいといわれています。ブルテリアが持つ毛色の遺伝子「パイボールド遺伝子(濃い色に白班の毛色)」が関係しているためです。

大きな音や呼びかけに反応しない、しつけをなかなか覚えないなど、おかしいなと感じたときは獣医師に見てもらいましょう。聴覚障害のあるワンちゃんは不安なことが多く、臆病になります。

現在日本にはワンちゃんの聴覚障害を的確に診断できる病院が少ないため、あらかじめ動物病院を調べておくことも大切です。

遺伝や目の病気が原因で続発しやすい「水晶体脱臼」

カメラのレンズのような役目を持つ水晶体を支える組織が断裂し、水晶体が脱臼してしまう病気です。奇形や発育不全が原因の遺伝性疾患といわれています。

緑内障やブドウ膜炎など他の疾患を併発していると、痛みや充血、目の炎症や白濁が見られますが、脱臼のみの場合は症状が出ない場合もあります。

遺伝性の場合は予防が難しいため、毎日目の色や様子をチェックする他、定期的な健康診断で目の病気がないか検査してもらいましょう。
治療は、病状により点眼薬の使用や水晶体の摘出などを行っていきます。

遺伝による発症が多い皮膚の病気「アトピー性皮膚炎」

アレルギー性皮膚炎の一種で、ダニ、花粉、カビ、ハウスダストなどの環境中にあるアレルゲンが直接触れることにより、痒みを主とするアレルギー症状を引き起こします。

6ヶ月〜3歳の頃に発症することが多く、遺伝も関係しているようです。耳や股、足先や口周りなどデリケートな部分が痒くなりやすく、進行すると脱毛や発疹なども現れます。

体質的な問題もあるため予防は難しく、発症後の投薬やシャンプー療法、アレルゲンの除去などによる痒みのコントロールが重要です。

生まれつきまたは外傷などによっても発症する「膝蓋骨脱臼」

膝にあるお皿のような骨(膝蓋骨)が正常な位置からずれてしまう病気です。生まれつき膝関節やその周辺の形成に異常をきたしている場合や、外傷や栄養障害などが原因となります。

無症状から歩行困難まで症状は幅広く、初めはスキップのような動作が見られます。普段とはおかしいと感じたら早めに診てもらいましょう。

肥満や怪我、過度な運動を防止することも大切です。
発症後はレーザー治療や鎮痛剤などを用いた緩和療法や、外科手術が行われます。

肥満や遺伝が関係し、避妊前の女の子にも多い「糖尿病」

エネルギー源として糖の働きを促進させるインスリンの作用が弱くなり、血糖値が高くなってしまう病気です。インスリンの分泌が少ないことや、インスリンが体に働きかけづらい状態になっていることが原因となります。

水を飲む量や尿の回数が増えたり、食べているのに体重が減ったりするのは糖尿病の初期症状です。肥満や運動不足を避け、血液検査や尿検査などの定期健診を定期的に受けましょう。
発症後は食事や運動療法にて血糖値のコントロールをしていきます。

ミニチュアブルテリアをブリーダーから購入した場合の値段は?

ミニチュアブルテリア

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ミニチュアブルテリアの子犬が安い地域ランキングベスト3

1位福岡県26万
2位愛知県35万
3位三重県41万2000円
全国平均32万500円

ブリーダーナビしらべ
※執筆時のデータのため最新状況と異なる場合もございます

ブリーダーからお迎えするメリット

①健康的で社交性の高い子犬を迎えやすい

十分に衛生管理がなされているブリーダーのもとで生まれ育った健康的な子犬を探すことができます。また、他にも子犬がいる環境で生まれ育っているため、社会性が身に付いた状態で迎えやすくなります。さらに、基本的なしつけを受けていたり、適切な血統管理がなされていたりするケースが多いです。

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子犬の見学を通してブリーダーの顔がわかり、信頼関係を築くことができます。子犬の購入後も分からないことがあれば質問しやすくなり、安心してサポートを受けられます。

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※タイミングによってはお迎えできるワンちゃんがいない場合もあります。